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~狂気な許嫁の足音。~

狂気な許嫁たちを倒すべく旅に出た飛翔と神怜が最初に向かったのは【絵ノ上】という街。

その街に行く途中で見つけた武器屋には親父?!

そして、飛翔と神怜の初めての敵に遭遇?!


飛翔と神怜が探していた【絵ノ上】街は別の街だった?!


そして、ついに、最初の許嫁に遭遇したのに戦わないだって?!


一体どうゆうことですか?!


僕と狂気な許嫁たち~100人の許嫁と1人の妹。本文から始まります・・・。




飛翔つばさ神怜じんれい大藤家おおふじけの門から外につまみ出された・・・・・・・・。





すると飛翔は覚悟を決めたように、



「はぁ~しょうがねぇ行くっきゃねぇか~」


と言い先を歩き出すと、神怜は大藤家の門にまだしがみつき門を揺らしていた。


「親方様!!これは何かの間違いでございます……!!もう一度ご勝負を……。」

と大きく門を揺らす神怜に飛翔が、





「かっこ悪いぞ……いい加減覚悟決めろよな!このナルシスト剣士!!親父は初めから多分仕組んでたんだと思うから旅しねぇと入れてもらえねぇな……だから………そんな恥ずかしい格好止めてくれ……恥ずかしい。」

と、門にしがみつく神怜に言い放った。




すると、神怜は周りを気にし始め少し赤ら顔になり服を整え飛翔に言った。



「今日の所は……止めて貴様のたびに付き合ってやろう……私も追い出されてしまった身行くところも身を寄せるところもないのでな……それに貴様みたいな弱っちい人間放っておけんからな!!!」

と、少し嫌味ったらしく飛翔の許嫁の旅について行くといって見せた。









          ――――――――――――― そして2人の旅は始まった ―――――――――――――






 2人は大藤家から出発し1つ目の街【絵ノえのうえ】という街を目指していた。

そこまでの有名な街道の上を通っていたのだが神怜か何かの気配を察知し、





「なにか・・・・・・・・・見られてるような気がするのだが・・・・・・・・。」



と神怜が飛翔に言うと飛翔が、



「気のせいじゃないか?もしかしてナルシストパワーでこの世のものじゃないものまでも見えちゃったんじゃねぇ~の?」

と飛翔は神怜に言い先を歩き出し飛翔は何かを探し始めだした。




「それより武器屋とか無いのかな?ここらへん……」



すると、目の前に突然屋台の武器屋が出てきた!飛翔はまさに胡散臭うさんくさそうな武器屋に仕方なく入ることにしたそこには、



「おっ・・・・・・!」



と言いかけると『シー』と動作で伝えてきた。そう、レジにいるのは紛れもなく親父だったが、神怜は気づくことなく武器を見ていた。飛翔はレジの方に行き小声で親父に話しかけた。


「親父!なんでここにいるんだよ……ってロボット!!」




すると、親父ロボットは飛翔に、

「いやぁ~渡し忘れたものがあってな……お前に…」



「俺に?」



飛翔が不思議そうな顔をしているとロボットのの腹の中から1つの長刀を出した。

それは、大藤家の大広間に飾られていた長刀だったので飛翔は見覚えはあった。




「それは、【裁きの剣】と言って本当に悪いと思ったやつだけこの剣で斬るといい。その時お前の本当の力が引き出される。もし、それ以外の奴を切ると自分が斬られるぞ……だからそいつの扱いには気をつけろよ……。」




と言い親父ロボットの親父の声は消えまた普通のロボットの声に戻った。




「親父って……何者なにもんだよ……それにしても……【裁きの剣】……。」



とポツリと呟くと真剣に刀を選んでいた神怜が刀選びを辞め飛翔がつぶやいた言葉を聞いていたのか急に親父の話をし始めた。




「あなたは親方様のことを知らないでしょうけれどあのお方はあらゆる術の師範ですよ?まぁ言いましても暗躍の師範と言いましょうか……まだやることがあの方にはありますのですべての師範代を弟子の皆様にお分けになったのです……。

今でも弟子の皆様方は親方様に弁をこうお方も少なからずいますしね……私もその一人ですし、あのお方は凄過ぎたのですよ……。

もちろんあのお方の血を引いているあなたはもっとすごいと思いますよ……でも、期待されたいですか?羨ましがられたいですか?なら…………私に嫌味を言われた方がまだましじゃないですか?」





と神怜が言い出した少し考えようとしたことが神怜のバカバカしい言葉に少し気が楽になり考えることを止めた。



「なんだよ………!!どれも嫌だろ……普通…フッ……!ハハハ!!神怜ここ出るよ~!!」



といいお店を出ると武器屋の屋根から人が降りてきて飛翔たちを行かせない様にした。





「オオフジ…………コロス……イイナズケ……ソトデレル……ムジツ……ヌシサマノタメ………。」






よく見るとロボットというよりからくり人形が飛翔たちの行く手を阻んでいたが、このからくり人形誰かの命令を聞いているようで中々簡単には退いてくれそうには見えなかったので神怜が動き出した。





「飛翔。私が行きます!・・・・・・・・・・・からくり人形…というより操り人形だな……哀れな……その主様といううのが今回の許嫁の正体ですかぁ……無粋な真似を!!主様にお伝えくださいませ……闘いというのは挑戦状を出した方から自分で顔を出すものですよ?………っと。」



とペラペラ喋るたった数秒の間に透明の糸で切り裂きからくり人形の核を取り解体してしまった・・・・・。





だが、からくり人形は核の部分を取り除いてもバラバラになった体たちを元通りにして見せた!!

それを見た飛翔が神怜の後ろで驚いていた。





「お・・・・・・・おい!!元に・・・・・・戻ったぞ……人間じゃありえないだろ~!!って人形か…でも、体がみんな引き寄せあって……おかしいよな……もしかして!!」




飛翔は何か思いついたように神怜の耳元でひそひそ話をした。

神怜は飛翔に、



「ほぉ~いいアイディアです。なるほどですね・・・・・・・そうゆう仕組みですか……。」

と言い透明の糸から腰に差していた刀を手に取りからくり人形に向けた。




「さっき言った格好を付けたセリフは忘れてください……もうなんと恥ずかしいものか……。それよりあなたのトリックわかりましたから、先ほどのセリフの分も謝罪してくださいね!!!!!!!!!!」




と言いからくり人形のド真ん中目がけて上から真っ直ぐ切りつけたすると、からくり人形の中枢にあった『磁石』が半分に割れ体が離れていきその磁石の中に埋め込まれていた人形のデータチップごと壊してしまったので再生できなくなってしまいその場にぐちゃぐちゃに崩れた。




それを後ろから見ていた飛翔は、

「それにしても……最後にあのセリフはないよね……。」

と嫌味っぽく神怜に言うと神怜は拗ねた……。




「いやね……あそこで倒れてくれるってのが僕の予想だったんですよぉ~……そんなよそうしちゃぁダメですか?」

と床に向かってもじもじしている神怜をよそ目に敵が現れた。




「神怜……もじもじしてる場合じゃなさそうだよ……。お出迎えだってさ!」



飛翔は神怜の腕を持ち上げ屋根の方へ向かせると神怜が見たのは木の上に何千といるからくり人形たちが飛翔と神怜の方を向いて睨みつけて何か言っていた。





「オデムカエ・・・・・・シノマチ・・・・・【エノウエ】・・・・・ニ・・・・・・」



「ヌシサマ・・・・・オマチ・・・・・・ハヤク・・・・・・・・・コイ・・・・・・・」



「ココ・・・・・・・・イリグチ・・・・・・・・・」



とからくり人形なりの片言で飛翔と神怜に伝えた。



すると、飛翔が、

「【絵ノ上】ってこの先の街じゃないの?」




と神怜に聞くと地図を見ながら神怜は、

「一応そうなっていますけれど・・・・・・・。」





するとからくり人形が、


「チガウ・・・・・・・・アレ・・・・・・カミキリ・・・・・・マチ」




その言葉を聞いて飛翔が、

「この子達ホントのこと言ってそうだぜ?ちょっとついて行こうぜ!神怜~ほら~」

と言いからくり人形たちが開けた空間に入ってみた。




すると、とても街とは思えない誰も人も何も住んでいなさそうな滅びた街に空間の穴が通じていた。

からくり人形たちも後からずるずると飛翔と神怜の上にいっぱい落ちてきた!!

すると、この滅びた街の奥から女の声がし女がこちらに向かい歩いてくる姿が見えた。




「本日は誠にご機嫌麗しゅう……まぁ天気はわかりませんがね……それにしてもド偉い大惨事ですなぁ~うちの子らが申し訳ないなぁ~どもあんたさん方が来たっちゅうたらうちの麗玲りれいもさぞ喜ぶやろうに……あっ申し遅れました私、あなたの許嫁ですの………No.22 No.1 特攻隊長 麗玲りれいのお付をしております如月きさらぎと申します以後お見知りおきを・・・・・・・・。」


というと飛翔が戦闘態勢に入ろうとすると如月が、

「いやいやぁ~そんな節操かいてどうしますのん?ここに来たばかりなんですし少し遊んで行きなはれ……ほんで私らの主に会うて闘いはそれからにしやおまへんか?この子らと遊んで疲れとりやしますやろ?部屋…貸したります境に・・・・・・・・。」


と如月の少しのんびりした口調に飲まれ如月に2人ともとりあえずついて行くことにした。



簡単な名前紹介


大藤飛翔おおふじつばさ


神怜じんれい


麗玲りれい許嫁No.1


如月きさらぎ許嫁No.22


親父・親方様

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