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~狂おしき大決戦!いざ出陣!!~

飛翔がいた浜辺に自然と引き寄せられるように戻ってきたリオンと弓咲これも刹蘭たちの術中の策なのか?その中には神怜はいなかった・・・・・・・・。

飛翔たちは刹蘭の実の弟であるライの先導で大屋敷まで案内してもらいやっと屋敷に辿り着いた・・・・・・・。その屋敷の周りには厳重に警備を配置しておりとても人魚を連れて入るのは死ににいくのと同じだとライに言われた飛翔は、ある作戦を思いついた・・・・・・・・・その名も【捕虜に気を付けて❤】大作戦!!















飛翔が考えた作戦はこうだ!





「まず、ライが籠に人魚と俺を乗せて弓咲とリオンが運ぶ。それで、ライが、見張り番に『捕虜を捕まえて来たから刹蘭殿に処分を考えてもらう・・・・・・・。』と言い中に入る。もし籠の中を見られそうになったら俺が籠の中から攻撃する。もし間に合わなかったら手を貸してくれ……中に入るまでが勝負だ。中に入れたら俺と朔詠は真っ先に刹蘭の所に向かって神怜のいる所を聞きに行くからリオンと弓咲とライは雪蜂の本館に向かってくれそっちに神怜がいたら助けてくれお願いだ・・・・・・・。そんな手はずだからみんな無事を祈ろう!!!」


















と言ったはずなのに・・・・・・・・・・・・・。














「なんで今俺は大ピンチなんだよ・・・・・・・・・。」





すると、飛翔の隣には切れ味のよさそうな刀が刺さっていた・・・・・・・・。

















時はさかのぼること…………・・2時間前。




















悠々と門番をかわし飛翔は弓咲やリオンたちと別れ朔詠と2人で刹蘭の所に向かっていると飛翔の目の前に現れたのは・・・・・・・・・・・
















「おばんどす・・・・・・。初めましてどす・・・・・・。わてこそあんたはんのお耳にしっかり凝縮して残りはるう思います。網霧 雪蜂ゆうんどすえ・・・・・・・覚えといておくれやす・・・・・。刹蘭はんが出てくるんや思うとったんやろうあんた・・・・・・・甘いなぁ~まだまだ子供やわぁ~作戦は敵地でするもんやぁ~無いでぇ?」
















と言って飛翔の前に立ちはだかった……・朔詠は一歩後ろに引くと雪蜂が、
















「あら?人魚はんホンマおおきにです……・・あんたのおかげでこの人らの情報筒抜けやわ・・・・・・・・まぁ宝生にも感謝せんとあかんけど……あの子は深手負うてもうてるしなぁ~まぁトントンかぁ~」




















と、雪蜂が朔詠に言うと朔詠は飛翔を見て涙目で、









「ごめんなさい・・・・・・。敦詠を助けるためなの・・・・・・・。」









飛翔は朔詠を見ながら、






「知ってたよ・・・・・・。だから、何も言わなかったんだ。あえて・・・・・。」





すると、雪蜂が、








「ほおう。エライヒーロー気取りですなぁ~でも、あんたはん今の状況わかってます?敵地・アウェー・裏切り・囚われ。やられっぱなしのオンパレードあんたのヒーローはいつ来るんやろうな?神怜はんはなぁ?まぁ~埋めてもうたから来うへん思うけど~」










すると、飛翔が雪蜂に刀を向けた・・・・・・・・・。











「貴様ぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!神怜を埋めただとぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」















怒った飛翔は【裁きの剣】を剣術の型にそぐわないような無茶苦茶な振るい方で雪蜂に向かいかかった!!!!!!











すると、雪蜂は飛翔を投げ飛ばした!!!








「怒りに狂った頭首はおもろないわぁ~この屋敷は狂うとる奴らばっかやからな……そういやあんたらのお仲間のリオン・弓咲・ライあの子らも結局ははみ出しもんやねんで・・・・・・・?普通人からは認められん『狂人』やあんたとはどうせ釣り合わんのやあんたには神怜とかいう餌をあげたら普通に群がる鯉がお似合いや・・・・・・・・・・・。」
















すると、雪蜂に投げ飛ばされ自分の【裁きの剣】が顏の横に刺さったまま大の字で寝転がったまま雪蜂に言った。











「俺は普通人ねぇし、餌に群がる鯉でもねぇ・・・・・・・それは神怜もそうだ。俺はあいつらとおんなじ普通じゃないお前が言う『狂人』ってやつかな?俺と神怜の場合半端者だけど・・・・・・・。」









すると、雪蜂は飛翔の顔の横に刺さった裁きの剣を抜き雪蜂が握った。










「なら、あんたが斬られても………消えるっちゅうわけやんね?頭首さーん?どうする?消えたら大事なあんな人やこんな人にも何も言われへんようなるけど・・・・・・・・今ゆうとく?」










雪蜂が飛翔に聞くと、飛翔が雪蜂にこう答えた。










「やめとく~俺…迎え来たし…。」










すると、朔詠が雪蜂に声をかけようとするとそれはもう遅かった。

雪蜂は、後ろから首を一撃されて刀を取られた。








「ぐっ・・・・・・・・・誰だ・・・・・・。」










見ると意外な人物だった・・・・・・。













「神怜?!なんで!!!!お前つかまってんじゃねぇ~の?」












すると、神怜が飛翔に、







「誰がそんなの言いました?それより通信システムつかってくださいよ!!」









すると飛翔が神怜に、







「あれつながんねーんだよ!!」







すると神怜が、





「あれ地下でも繋がるんですよ?親方様に作ってもらったから確かです・・・・・・・・もしかして電源入れました?飛翔・・・・・・・?」








すると、飛翔がもう一度リングを見ると、電源が入っていないのを見て額から大量の汗が出てきた・・・・・・・・・・。

すると神怜が無表情で飛翔に、








「飛翔この戦いが終わったら・・・・・・・・・切り裂いていいですか?」











飛翔が神怜に必死に土下座をした。

そんな光景を見ていて放置された雪蜂はなぜか腹が立ってきた・・・・・・。









「何放置してはるわけ?あんたらの喧嘩に仲裁しに来てるんちゃいますえ?うちは、それに・・・・・・・・頭首殿・・・・・・聞かんでよろしいんかいな?妃叶殿の事・・・・・・・・。うちは知っとりますえ?ただ、あんたはんの妹言うんわこれが始まってから明かしましたがなぁ~それにしても皮肉どすなぁ~兄ちゃんと妹はんが殺し合いかいなぁ~皮肉な血筋やなぁ~まぁ~あんたわまだ私を殺されへんやろうに・・・・・・・刹蘭は殺せてもうちは生きかしとかなあかん義務がある・・・・・・・・・妹の為に・・・・・・・・ハハハ。」











飛翔は主導権を雪蜂に握られたこの闘いに失望し力を失くし膝から崩れ落ちた・・・・・・・・・。


それを見た神怜が、飛翔に、








「いつもの飛翔じゃないですね・・・・・・・。見知らぬ妹にときめいているわけですか。」







すると、そんな神怜の言葉に、








「そんなんじゃねぇよ!!ただ・・・・・・・。」








飛翔の迷う姿を初めて見た神怜は、







「ただなんですか?あなたが迷ったら嵐がくるんで止めてくださいこんなところで風邪ひきたくないんで・・・・・・・・・ね。そのままの意味ですよ飛翔。妹は妹・雪蜂は雪蜂本当の事はいもうとからきけばいいんじゃないんですか?それまで知らなくても別にだって今まで知らなかったんだから・・・・・・・・・・。」











飛翔は神怜の言葉で踏ん切りがついたのか飛翔は腰に刺してあったもう一つの剣を抜き雪蜂に剣先を向けて宣言した!!

















「俺はお前を裁いてやる・・・・・・・・・・・徹底的に!!!!!!」
















と言い雪蜂が神怜に刀を落とされた【裁きの剣】を再び持ち直し飛翔が持つもう一つの剣での長期にわたる大死闘が始まった・・・・・・・・・。













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