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~誘惑。子供。正体。~

飛翔は宝生と対峙し【裁きの剣】を使い宝生を殺すことを宣言してしまったが飛翔は誰も知らぬ影武者を使い【裁きの剣】で殺すことに成功はしたが、驚きの事実を宝生から聞く事になってしまった。

飛翔には『双子の妹が存在する』そしてその妹が許嫁メンバーの中にいるという事実を知らされた……があまり情報は掴めなかった。飛翔は今の今まで知らなかった事実にショックは受けたがとりあえず前に進むために、刹蘭と雪蜂たちが待つ大屋敷へ向かうために神怜を迎えに行くことをにした。


そんな、事が起きているとは露知らずこちらでも大変なことが起きていた・・・・・・・・・・。時はさかのぼること飛翔と朔詠が出逢った時間と同時刻…東のリオンは森を歩いていた・・・・・・。


飛翔が人魚出会いいざこざに巻き込まれ幾多の対戦を繰り広げ・……まではしていないが……、許嫁に喧嘩を売られたりそんな、事が起きているとはリオンは露知らず東側でも大変なことが起きていた・・・・・・・・・・。













時はさかのぼること飛翔と朔詠が出逢った時間と同時刻…東のリオンは森を歩いていた・・・・・・。














「なんなのだ…・・…ココ森ばっかじゃねえかぁ!?・・・・・・・我は、森が嫌いなのに・・・・・特に、虫とか・・・・・・・・・。」












と言うリオンの目の前に蜘蛛がリオンの顔面に落ちてきた・・・・・・・・。










「うぎゃぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」








と大絶叫し森の中を走り蜘蛛が剥がれたときにはリオンは・・・・・・・・・【迷子】になっていた。












「おい・・・・・・えっ・・・・・・・・もしかして・・・・・・・俺様…・…迷子か……?」










とやっと迷子を自覚したリオンは迷子になった自分を不甲斐なく思い頭を抱えた・・・・・・・。













そして、くよくよしてられないと思い森の奥に進もうとすると目の前に一人の男の子がリオンの前に現れた。








「お兄さん?迷子なの?僕が出口まで教えてあげようか?」






とその男の子がリオンに声をかけてきた。

すると、リオンはその男の子に喰いつくように、







「そうかー親切だな少年~!じゃあこの不甲斐ないリオンを出口に連れて行ってくれないか?」











すると笑顔で後ろで手を組みながら少年がリオンに、







「いいよ!リオンっていうんだ~へぇ~!僕はねライっていうの!!よくこの森にはくるんだ~危ないんだけどね・・・・・・でも、動物たちと遊べちゃうでしょ?だから!」






と言いながらライは先頭を歩きリオンを導いて行った・・・・・・・・・。







すると、結構歩いたところでリオンが気付いたのかライに話しかけた。






「おい!少年!!!!森の景色が今一度変わってないのはなんでなんだ・・・・・・・?もしかして………・少年も迷ったのか?!」








と的外れな事を言うリオンに我慢しきれずライが笑い出した。







「ハハハハ!!!!!!!嘘?!本当に気づかないんだ・・・・・・・・?!他の人たちと違うんだね………アニキがお前の事だけ『ポンコツ』って呼ぶ理由がわかったよ!!!!!ハハハ」







と笑い出した…その言葉と少年の先ほどと違う態度にリオンがやっと気づきライに聞いた。






「貴様何者だ?!」







すると、ライはバカにするようにリオンに棒読みで、






「何者だとー!!聞いて驚くなー敵だー。」




と言いまた腹を抱えライは笑い出した。





「なんだと?!」





するとライは、疲れたように肩を回し、








「おじさん疲れるよいちいち・・・・・舞台かってーの!!セリフじゃねーんだからさ~知ってる?おじさんさ~結構・・・・・・・・・ピンチなんだよ?移動しないのは俺の結界の中だからもちろん!!俺に有利~!!ってな訳!!!どうする?」







と言うライの言葉はリオンには意外と効いてはなくリオンは冷静に攻撃準備に備えて力を貯めていた。

そんなリオンを見てライはリオンに相手されないのを怒り本気を出そうとしていた。






「おい!おっさん?聞いてる?!・・・・・・・・・・ありえねぇ。俺、無視られんのがいっちゃん嫌いなんだけど・・・・・・・・?!聞いてんの?はぁ・・・・・・・・・しかたねぇ。許嫁No.15霧炎むえん ライ 刹蘭実の息子であり左腕に置かれるほど刹蘭からは高く評価はしていただいている俺はアニキと呼んでるがな……ハハハ。」






と言うとリオンが力をため終えやっと動き出した。







「へー俺らが探してた敵がノコノコそちらから来たというのは意外とそっちも『バカ』だな・・・。」





と言われたライは怒り幻覚を使いリオンの脳の中の作用を使い物にならないものにしたが、リオンには幻覚系の攻撃自体が効かなかった・・・・・・・。






「効かないよ。俺、それ得意だしね。よくレイルにやられたよ~死んじゃうかと思ったね~」





すると、幻覚系が効かないと思うとライは腰に隠していたミニガンを2丁出しリオンに向けるとリオンは見えない速さで黒い翼でミニガンを切り刻んだ。






「子供が持つものじゃないだろ?これは・・・・・・・・処分だな。」






すると、ライは怒りだしライが反転すると急に別人のように成長した・・・・・・・・。







「これが・・・・・・・・・俺の本当の姿だよ・・・・・・お前も悪魔になったらどうだ?」







すると、リオンがライに、









「いや、遠慮なく最初から悪魔だけど・・・・・・・・翼生えてたの見えなかったの?まぁ覚醒ぐらいなら見せてあげるけどぉ………でもなぁ…・…ホントに見たい?」








と、リオンが先ほどおちょくられた仕返しをし始めた・・・・・・。

ライは呑気なリオンを見ていてさらに腹が立ってきた……。




「早くしろ!!!!」





せかすライに対しリオンは仕返しを含め伸ばせるだけ焦らした・・・・・・。





「えぇ~ホントに見せるの?わかったよ~【覚醒】」





リオンが覚醒を見せたときにはライはもう何のことで怒っていたのかよくわからなくなっていた。






「あぁ~そうですか・・・・。リオンさんもう攻撃しちゃっていいですか?」





ライのやる気までとことんなくなっていた・・・・・・・・。

リオンは、それを狙っていたらしく、ライ本体を狙わず、外壁を貯めていた力の光の玉を散りばめて幻覚ごと爆発させた。





(バーン!!!!バァーン!!!バババァーン!!!!!)








「うぉ!!!!!なんだよ!!!!」





ライのびっくりする声と共に巨大な光がライを包みリオンが見えなくなった。


そして光が消えると幻覚は消え覚醒状態の消えたリオンがライの前に立っていた。






「まだまだ子供ってことだなライ。………もったいないな~。」







と言うリオンにライは少し惹かれてしまった・・・・・・・・・・。







「リオン!!!俺!お前について行くよ!!!」









すると、リオンは慌てたようにライに断りを入れた。





「やめてくれ・・・・・・俺は飛翔の家みたいに弟子なんか雇ってなのだから!!!ライは出口さえ教えてくれてくれたらいいのだ!!!!!」







すると、ライはおねだりするような目でリオンに交渉した。






「それじゃあね、僕が出口を教える代わりにリオンは僕にあの光の玉の出し方教えてくれない?そして、新しい弟にしてくれない?」








という言葉に少し引き気味の顔でリオンがライに悩みながら、







「弟は無理だが、本当はあの術も無理だけど、今回だけ弟子として………ついて来いよ………なんか心配だよお前……。」















と言いリオンは飛翔たちの仲間を勝手に増やし大屋敷に向かうために森の出口にライに案内してもらうために歩き出したが、また・・・・・・・迷いそうだ…。















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