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~選択の余地は皆無~

茶番を見せると言い出した許嫁No.25宝生ほうしょうに対し飛翔は怒り出したがそんな飛翔に対してもゴロツキの様にあしらわれさらに飛翔は奴隷にしたいと懇願されてさらに飛翔のい顏煽る始末。


すると、宝生にキレた飛翔は禁忌である【裁きの剣】で人を殺めることを選んでしまった・・・・・・・・。










            「それではお頭様!その剣で私を刺してくださいませ!!!」
















宝生は飛翔に向かって大声で叫ぶと、飛翔は裁きの剣を腰から抜き宝生の顔面のスレスレで飛翔は刀を止めた。

飛翔の額からは大量の汗が流れていた・・・・・・・・・。

宝生は自分の顔面で刀を止めた臆病者の飛翔の左腕を一瞬で持ちあらぬ方向へとひねり空中で腕一つで飛翔の体ごと反転させ刀を持つ左腕の関節の骨ごと折ってしまった・・・・・・・・・・・・。




すると、宝生が飛翔に、




「闘いに迷いは禁物でございましょう?お頭様?迷う時間がもったいないですわ・・・・・・・フフッ。」









というと飛翔が自分の勝利を確信し高笑いしている宝生の背中から刀の先をツンと刺し宝生に一言言った。










「俺はいつ何時も迷うことはない・・・・・・・・・殺すと言ったら貴様を・・・・・・・・・殺す。」










背中を取られた宝生は後ろを振り向こうとしたが飛翔の圧倒的な威圧感を感じ後ろを振り向く事さえできなかった・・・・・・・・・・・。

ので、その場で振り向くことなく飛翔に質問した。










「なぜ…・・…先ほどまで私の目の前にいたはず・・・・・・・・のお頭様がお後ろに・・・・・・・?」









と飛翔に宝生が聞くと、










「それは簡単なことだよ。貴様が人形の様に遊んでいるのは俺の・・・・・・・・『影武者』だからな・・・・。」
















すると、宝生は驚いたように飛翔に早口で喋りだした。









「影武者?!お頭様は唯一大藤家で影武者を使わないお方だと・・・・・・・・親方様が?!。」








すると飛翔が笑いながら宝生に言った。









「はっ・・・・。そんな訳ないじゃん!!こんな便利なもんめんどくさがりな俺が使わないわけないでしょ?!まぁ・・・・・・・知られてないのも無理ないよね・・・・・・・親父も知らないぐらい俺の影武者は『危険』だからあまり使わないだけなんだよ…………ね。」








と言って影武者が持つ【裁きの剣】で左から右へと腹部を切り裂いた・・・・・・・・・。






(ザーシュッ‼‼‼‼‼‼‼‼)






宝生を切り裂く音はその場にいる誰もに響き渡った・・・・・・・・。




が、飛翔自身が斬りつけたのではない【裁きの剣】は宝生を傷つけるだけのダメージで腹部からの出血で収まっていた・・・・・・・・・・。








すると、影武者は飛翔に向かい返事をした。



「はい。少々……残酷と危険と周りに呼ばれているだけです。私、はくは何一つ『危険』など思ったことは一度もありませんよ?」




と血が滴り落ちる刀を左手で握りながら飛翔の方を珀は笑いながら振り向いたその顔には宝生の血が飛び散っていた。





空中に浮いていた宝生は地面に真っ逆さまに落ちていった!!!






「そ・・・・・・・・そんな・・・・・・・。」







宝生は浜辺の砂の上にうつ伏せに叩きつけられた宝生は砂を握りしめるように無理に体を動かそうとすると飛翔が宝生の前に立ち、




「無理に動くな!!!貴様にはまだ聞きたいことがあるからな・・・・・・・・・・。」






すると宝生が飛翔を睨みつけるように、




「私も…・・・・・・ハァ……お頭…・…様に・・・・・・・・聞きたいことがありま・・・・・・す!」







と宝生が力を振り絞りながら言った。

飛翔は大概の事は検討はついていたが飛翔は話すつもりはなかった・・・・・・・・。






「それについては、断る。今、これ以上の事を知ればお前を存在ごと消すことになるがいいのか?」








その飛翔の怖い顔に宝生はそれ以上の事は聞けず宝生は飛翔の聞きたいことを聞くことにした。





「お頭様が・・・・・・・・はぁ・・・・・私に聞きたいこと・・・・・・・とは?・・・・・・・はぁ・・・・はっぁ・・・・・」








すると、飛翔は宝生に屋敷の事について聞いた。






「屋敷について聞きたい・・・・・・。大屋敷と言うが雪蜂と刹蘭は屋敷のどこにいる?」






するとまたまた宝生は驚いた顔を見せた見当違いなことを聞かれ呆気ない顔をしていた・・・・・・・・。

そんな宝生の顔に飛翔は戸惑った・・・・・・。





「なんだその顔?!」






すると、宝生は飛翔に、





「いや……てっきり【妹の妃叶ひなの行方】を聞いてくると思ってましたよ……。」





その言葉に飛翔は硬直した・・・・・それを見て宝生が察したのか、






「ハハハハ…・・…その様子じゃぁ…・・・まだ知らされてませんね……お頭様に『双子の妹がいた。』という事実そして、その双子の妹が許嫁メンバーの中にいるという事実を・・・・・・・・・ふふふっ。」








それを聞いて飛翔は宝生に飛びついた!!けが人の宝生に遠慮なしに飛びつき飛翔が知らない双子の妹の事について問いただした!!






「なんだよそれ!!・・・・・・・・・なんだよ・・・・・妹って・・・・・・。」





すると宝生が苦しそうに、飛翔に





「どちらにしろこの状態じゃお頭様の妹の事も話せそうにありませんね・・・・・・・・・それに私もこの話も極秘機密ですのでお頭様の話と同じくここまでです・・・・・・・。」







と言い宝生が退散しようとすると言い忘れたように飛翔に一言残していった。







「お頭様?今度は正々堂々私を相手してくださいね・・・・・・・・。」











と言い苦し紛れに左手で指をパチッと鳴らすと宝生は消えてしまった・・・・・・・・。















敦詠は飛翔にお礼をしに飛翔の前に立ち




「ほんとうにありがとうございます!!!!!」




と、何回もお辞儀をしていた。

そんな敦詠を見て朔詠は敦詠に近づき、




「もう、お礼はいいから……今すぐ天界に帰りなさい!!天界には私から言っておくから……。」






と言い敦詠の背中を押しぐちゃぐちゃいう敦詠を朔詠は無理やり天界へと返した。








「これでいいのよ・・・・・・・・これで・・・・・・・・。」







すると、飛翔は朔詠に、





「まるで『間違ってる』って言って欲しそうだな?俺は言わない主義だから言わねえぞ~自分が決めたことなら迷うんじゃねーよ!!神様!!」






朔詠は楽天的な飛翔に心救われたのか迷うことなく飛翔と一緒に大屋敷に向かうため神怜を探しに向かいまた歩き始めた・・・・・・・・・。









「よし!行くかー!!神怜!!どこだー!!!」






と言いながら飛翔は浜辺を走りだしたそれに続いて朔詠も海を泳ぎ始めた・・・・・・・・・・・。


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