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~増すものと減るものと不可解な刺客~

朔詠さくよみの生い立ちを聞き自分が望まれて生まれてきていないという気持ちと朔詠に双子の弟がいることが分かった。


すると、盗み聞きするかのようにその双子の弟 敦詠あつよみが朔詠の事を捕まえに来た…………。


何か事情がありそうだけど……雲行きが怪しくなってきた……本当に無事に飛翔と朔詠は神怜達と落ち合えるのか?

そして、刹蘭と雪蜂の屋敷までたどり着き2人と対峙できるのだろうか………。






「わかっていて【神崩れ】などしたのか!?!」



すごい形相で怒る朔詠を後ろから見ていた飛翔はどこか怒っているだけではなく弟を心配する暖かさも見えたそれはもちろんだ血を分けた弟が父親と同じ【禁忌タブー】を犯してしまったのだから。




すると、敦詠は朔詠に叫び始めた。


「だって俺がどれだけ陰で罵倒されていたかなんてねぇちゃん知んないだろ?!」


朔詠は理由を聞けてホッとしたのか怖く怒っていた顔から優しい元の顔に戻り敦詠に伝えた。





「そんなの知ってたわよ。でもね敦詠、あんたはそんなことで屈する子じゃないって思っていたから放っておいたのよもちろん、後で鉄拳制裁ぐらいはしておいたけれど……そんなことであなたは【神崩れ】に誘導されたの?」




すると、飛翔が気になり朔詠に聞いた、


「誘導?誰かに誘導されたのか?あいつ・・・・・・・。」



すると、朔詠が推測するように話し出した。


「こうやって人の心の隙間に入り込み人を動かしたりできるのは雪蜂の部下に一人だけいる……それは・・・・・・・・・」


すると敦詠の隣に突然見知らぬ猫の面をつけた細身の忍者服の男が浮いていた。






「それは僕の事かな・・・・・?」





その場に突然現れた男に飛翔も朔詠も敦詠でさえ驚いていた。

すると朔詠が、


「貴様は雪蜂の影武者!!」



すると、飛翔は驚いたように



「影武者?!許嫁に影武者なんかいるのかよ・・・・・・・むちゃくちゃだな。」






すると猫面の男が、朔詠に向かって誘うように訂正した。






「違うよ。影武者もしているけど、本職はね【雪蜂の右腕】なんだよぉ~まぁ今回は遊びに来ただけだけど………」





すると、飛翔は猫面の男に聞いた。





「おめぇも『許嫁』なのか?」






少しの疑問を払拭するように猫面の男は飛翔に丁寧にあいさつした。






「ええ。私めも許嫁でございます。ですが、お頭様とのお手合わせはまたのちの屋敷でたっぷりといたしたいのでございますので自己紹介だけさせていただきます。

許嫁No.25 網霧雪蜂の右腕こと【宝生ほうしょう】と申します。どうか、お見知りおきを…。」







すると、飛翔は許嫁の宝生に自己紹介され、




「今日のお前の相手は俺じゃなかったら誰なんだよ?」



そうすると宝生が掌を開いて朔詠を指した。





「指を指してしまうと無礼ですので掌でご指名さしていただきましょう………今回は【姉弟げんか】が私の頭首はご所望ですので見せて頂きますか?『最高の茶番劇』・・・・・・・・を。」





題名通りの不可解な刺客登場!!!www




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