執筆後記
こんにちわ。ご愛読くださり、誠にありがとうございます。猫舌サツキと申す者です。
今作「言の葉のコドク」は、私の大学における夏休みの時間の暇を活用して執筆されました。
祖父母と群馬・福島の「尾瀬国立公園」へ旅行に行った夏の空の下、尾瀬沼の綺麗な水の上に、白鷺が立っていました。その緑の景色の一点の白の美しさをボーッと眺めていて、この物語を思いつきました。緑の中に佇む美少女が最初に思い浮かんで、私の不安と結びつき、物語の結末を考えて、主人公が生まれたという具合に。
私も主人公である羽田夏輝くんと同じく、「この綺麗な景色が失われるのが怖いなぁ」と思っていたんですよ……綺麗な景色を、どうしても純粋に楽しめない私の悩みが滲み出た作品になったかと振り返ります。
また、この作品は私が初めて完結させることができた作品でもあります。
……飽きっぽいんですよねー!!本当に何をするのも向いていないと思います。
処女作は『レッドローズライン』という異世界ファンタジーものだったんですけど、二章を書き終えて、急速にやる気が失われてしまいました……燃え尽き症もあって、さらに大学生という身でもあり、様々な価値観にさらされる時期なので、考えがコロコロと変わってしまいます。
この世の不条理を描いたバッドエンドの残酷な話が書きたいと思う時もあれば、ミリタリーとヒストリーの知識をバリバリ活用したロボットものを書きたいと思うこともあります。
で、その流れで、現代日本における高校生男女の甘酸っぱい恋愛ものを書きたいと辿りついたわけです。
ちなみに、羽田くんは最後、早瀬のことを「大切な友達」という認識です。しかし、早瀬さんから見た羽田くん、は、「かなり気になる人」あるいは「最も大切な人」なのです。完璧なハッピーエンドと思いきや、またもやすれ違っている……まあ、その後二人がどのような人生を辿り、どのように関係を築くかは、皆さまのご想像にお任せした方が、おもしろいでしょう☆
こんな感じで、執筆に疲れたら、今作の後記を書きに戻ってきたいと思います。
では、また。




