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インフェルノワールド  作者: 笹野風我
1/1

プロローグ

最初からは、熱くなかったこの世界。

今は冬だった。

それなのに。空は黒く、灰が舞っていて、

熱い、いや熱すぎる。

今では見渡す限り、動物はいないし、

海もない。

自然の水は無いが浄水場に残っている

水がある。だが、それも持って1ヶ月という

ところだろう。

こうなってからもう何週間たったのだろう。

辛い。それしか思わない。

こうなったのは、

全てあいつのせいだ、

あいつさえいなければ。

あの魔法使いさえいなければ。

いや、魔法使いと呼ぶには迫力が

足りなかった。 俺の知っている魔法使いは

怪物だって倒せる。 だがやつのあれは、

一発じゃ、人を殺せない。

こうなったのだってあいつ一人の力じゃない。あいつと同じぐらいの強さのやつが

10人ぐらいいたのを覚えている。

許さない。許さない。許さない。

もう目の前で人が死ぬのは嫌だ。

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