物語の登場人物について 主なストーリー
この小説はフィクションで登場する地名や人物は一切の空想の者です。
これはまだ作成中です。
ご了承下さい。
この章は第一部の主要人物紹介を簡潔にする物です。
よって物語は次から始まります。
大変申し訳ありませんでした。
主要人物
ラトス・アルカヌム
=第一部の主人公兼ヒロイン。
記憶を失っており記憶を探すために旅をしている女性で上位魔法「トランス」の使い手。
ラウド・アミークス
=第一部のもう一人の主人公。
ラトスの記憶探しの旅に世間を知ることもかねて共に旅をする波動族の青年。
カノン・コンキリアット
=箒に乗って世界中を旅するハーフエルフの少女でラトスの古代魔法に興味を持つ。
グレン・スピリア
=スピリアカンパニーの若き社長でラトスの持つ魔力吸収増幅装置を狙う。
シルバ・ユニフォース
=ラファーガ族の生き残りで人間という種族への復讐のために魔力吸収増幅装置を狙う。
ストーリー
記憶を失っている女剣士ラトスは記憶を取り戻すべく波動族の青年ラウドと旅をしていた。そして自身の記憶に関わっているであろう地を巡る。そして自身が敵対したとされる闇の組織「ナイトメア」との対立が深まっていく中ナイトメアによって隠された真実が明るみとなっていく。
お詫びの本来出るはずだった設定です。
ラトス
彼女はこの作品のヒロインであり、キーパーソンである。
彼女は「今の世界」が作り出される前に存在していた「幻想世界」と呼ばれる太古の人間であり、とある理由から封印され長き時の中で記憶を失いました。
基本的に記憶を失っている為か基本的には大人しいですが、内面ではかなり感情的で物事の良い悪いをはっきりと主張するために芯はしっかりしている。やや男勝りであるも、記憶がない不安から繊細な一面もある。
護符の力と共鳴する力を持ち、桃色の刀剣を持つ剣士であります。本来は魔法を使うこともできますが、封印の中で力を失い封印の中で生命力の代用品として魔力を消費し続けたため。魔力吸収増幅装置も封印とともに現れたもの。
物語の終盤にはルアノとは友情以上恋人未満の強い信頼関係を結ぶ事となるも、お互いに進む道を選び「夢の終わり」を選択したラトスは、「今の世界」から去る。
彼女は「前と過去が見えない人」をイメージして書いていました。
ラウド
彼は今作品の主人公であり「波動族」と呼ばれる人のオーラを操る一族の出。
兄が一人おり、一族での居心地が悪いこととラトスの体から発せられる波長に興味を持ち彼女の旅に勝手に同行する。
ラトスとは対照的にお調子者で明るい性格で行動的。何に対してもさっぱりした念を持ち、武術以外に対してはあまり執着的ではない。一方で何かと比較されると非常に不機嫌になりその為か兄弟絡みの事件になると特に行動的になる。
武術を武器としており、オーラを自在に操ることで攻撃力と防御力を自在に変化させることができる。ただしオーラを操れる量には限界がありオーラを許容範囲以上に使うと精神と肉体への負担が恐ろしいほど高い。
彼の兄については後述にて。
物語の終盤では兄に代わり波動族の長になるべくラトスを見送った後里へと帰還した。
彼のテーマは「過去に起こった間違いにとらわれた人」をイメージして書いていました。
カノン
雷の魔法を得意とする箒に乗った魔法使いの少女。
教科書に載っている方程式以外の術式を独自で開発するためにあちこち放浪していたところラトスの異常なほどの魔力の少なさに疑問を持ち、旅についてくる。
何に対してもためらわずに物事をはっきりと言い元気いっぱいな少女そのものであるも、魔法学園での生活から人の親切を素直に甘受することを苦手となっている。魔法に関して非常に博識であり「魔法病」という病気について非常に貪欲的な好奇心とは違った感急伸を見せる。
箒に乗って空中を移動し空気中の静電気に干渉して磁力や雷を発生させる。接近戦では非常に分が悪く打たれ弱い。
物語の終盤では「魔法病」の正体を突き止めその治療薬を作り出す過程が明かされていくはずであった。
彼女は「未知なるものを探る人」をテーマにして書いていました。
グレン
スピリアカンパニーの若社長であり魔力吸収増幅装置を使って半永久エネルギーを作り出そうとしていた。
部下の裏切りから会社を乗っ取られ成り行きからラトス達とともに行動する。
自分のやるべきことにはしっかりとした目標と理念を持っており、いつまでも迷いを断ち切れない輩に対してはぶっちゃけかなり辛辣です。ただし自分が認めたものや子供には優しい姿勢を見せ寛大な態度を持つ。品がないもの嫌いラウドとシルバとは同じ男性陣でありながら仲が悪い。
武器は己の会社で開発し、さらに独自の改造を加えた改造の銃であり達人としての腕前を持っており、護身術としても合気道や空手、コテンドーなどの武術も持ちており、魔法にはあまり頼るのを嫌う。
物語の終盤では魔法の存在をある程度認めた発言をしており「魔法病」の治療のための投資を行っている。
彼は「ヒトとして達観していても現実と理想を両方を併せ持った人」をテーマにして書いていました。
シルバ
ラファーガ族という強靭な身体を持ち、生まれながらにしての魔法を扱う一族の生き残り。
グレンの部下を唆してラトスの魔力吸収増幅装置を奪い陰でスピリアカンパニーを牛耳った敵側として登場した。
ラファーガ族以外の特に「人族」を毛嫌いしている。妹を差別により亡くしており冷酷かつ狂暴であるが理不尽を嫌う独自の正義感を持っています。黒鋼玉という禁忌の技によって同族からも忌み嫌われた過去があるため、言い訳を振りかざす相手を特に嫌います。嫌悪の塊ともいえる性格ですが男らしく割り切ったキャラクターでした。
魔法を使うことはなく、ほかの男性陣同様にほとんど武術である。また体内の血を操ることで剣や槍、盾などを生成できる。ラファーガ族の身体的特徴からも打たれ強い。
物語終盤では定期的に妹の墓参りをしながら各地を放浪している。
彼は「かつて深い傷を負い、感情と理性の果てに感情を選んだ人」をイメージして書いていた。
サブキャラ
個々の主要人物の中に登場しているヒトだけ
ルアノ
魔界の次期国王の魔族の青年。
この作品における「魔界」は「この世界」と完全リンクしている為、のちの作品とは設定が異なります。
数十年前に魔界の門が閉じてしまったことで魔界へ帰れなくなり、魔界の門が開いたことによって魔界への帰還の際にラトス達が巻き込まれたことで、彼との冒険が始まる。
いかなる時も冷静かつ最適な判断を下す一種の冷酷さを秘めた人物。ラトスからは「懐かしい匂いがする」らしく、これがのちの重要な伏線を持つ。
大売りの体験を振り回し「黒魔術師」としての素質を持つ。「魔界編」おいて本来の姿に戻ったが、数十年の間に玉座を留守にしていた形によって、家臣に国を乗っ取られこの騒ぎにラトス達は巻き込まれる。
ラトスとは途中で恋仲ともいえるほどに心を通わせるもお互いの目的と生きている世界の違いから彼女に思いを告げずに、魔界へと去る。
ラウドの兄
ラウドの兄であり、波動族の中でも5本指に入る実力者である。
幼き頃にその才能と器量から周囲から期待されていたが、それがラウドの劣等感を生み出すきっかけとなる。
幼いころに獣に襲われたラウドを救うために獣と交戦しその両目の視力を失う。一命はとりとめたものの、これがラウドが一部の同族から疎遠されてしまうきっかけとなる。しかし本人は視力を失った後も弟を気にかけており、彼のもつ己以上の潜在的な才能に気づきそれをいつも見守っている。基本的には温厚で人当たりもよく芯のある人物であるが、ラウド曰く「おこると誰にも手が付けられん」。らしい。
シルバの妹
物語開始時には既に故人になっており、シルバが定期的に彼女の墓参りに訪れている。
シルバ曰く「いつも笑って、太陽みたいにあったかい子供」であるらしい。いつも兄を気に掛けるよき妹であったらしく彼女の死が、彼の冷酷さを確定的なものとなった。