第6話 代償
気分で書くので遅いです
〜ストーキング大作戦から数十日後〜
あれからと言うもの土佐野は林部のことを付き纏いねっとりしっとりストーカーをしていた。
だが最近少しおかしいところがある。前までは普通に話してくれた林部が最近土佐野を避けるように動いている。
例えば、授業の時間は西尾の近くにずっといい西尾がいなくなったらずっと生徒と喋っている、さらに部活の時は今までは一人で来ていたのに最近は阿部と一緒に来ている土佐野が話しかけようとしても、反応は薄くすぐにどっかに行ってしまう。
これに気づいた土佐野は、早急に対応する必要があったが舞い上がっている土佐野は完全に気づかず、改善もせずストーカー作戦を続行するのだった。
〜職員室〜
林部と西尾が話している。
林部『西尾先生さいきん陸上部の土佐野先生にずっと付き纏われている気がするんですよねー』
と林部は冗談混じりに西尾にいった
西尾『まじっすか?!まあしばらくは私の近くとかにいて様子見ましょうか』
西尾は林部を安心させるような言葉をかけ林部の心を掻っ攫っていく。圧倒的強者それが西尾なのだ。
だがこの話は土佐野も聞いていた。
〜学校終了後〜
土佐野は西尾と林部の会話が頭から離れず頭の中で葛藤しながら、どうにか言い訳をできないかと頭を回転させ考えるだが土佐野は過度なストーキングをしていたためどの言い訳を考えても、全てただの言い訳に過ぎないことしか出てこない。そんなことを考えまた職員室に戻ろうとすると。
林部と古野の話が聞こえてきた
林部『最近土佐野先生にストーカーされてるんですよねー笑』
古野『ほんとですか?!やばいですよ!笑、どうにかした方がいいんじゃないですか?』
林部『でも証拠とかがないんで、1から集めないとなんですよねー』
古野『私も協力しますよ!』
林部『ほんとですか?!ありがとうございます♪』
そんな会話が土佐野耳に入る
土佐野[やばい、そろそろ本当にまずいひっひっひっ、どうにかしないと取り返しのつかないことになるひっひっひっ]
土佐野は明らかに動揺しながら職員室に入った。
土佐野は罪悪感や焦燥感、不安な気持ちが胸いっぱいに広がり、西尾、古野、林部の視線が痛く怖い。まるで昔の日本がアヘン戦争で勝ったイギリスを見るかのように怖い
そんな、緊張感の中土佐野は自分のデスクに座りさっさと、帰りの支度をする。
〜帰り道〜
土佐野[やっぱりまずい、完全に見られているひっひっひっ。どうやって回避するかどうやったらあの視線が無くなるんだひっひっひっ]
そう考えながら帰路を辿る土佐野
そこで一つの案を思いついた
土佐野[そうだ、あの人に聞けばいいんだひっひっ。あの東西南北中学校で1番きもく、口が臭く、声がうるさく、変態で女子のことしか頭になく、動きがキモいあの男に]
そうして土佐野は作戦を練るために颯爽と帰るのだった。
この作品の登場人物、組織団体は実在の人物にはほとんど関係ありまへん。