第3話 都合の悪い世界
実際の人物組織にはほとんど関係していません
自己満なので不定期投稿です飽きたらやめます
4時間目、給食、5時間目、6時間目と共に終わり。
陸上部の午後練習が始まる。土佐野はギリギリまで林部と話すために、部活に行くのは少し遅い
だが今宵の季節は冬
冬はバスケ部が外周をするのだ。
だからこそ土佐野はいつもの何十倍も早い速度で外に向かい、話のネタや林部の顔を思い出し興奮しながらも昇降口でまつ。
〜5分後〜
生徒たちの声が聞こえてきた。土佐野はバスケ部か?などを思い嬉しく思い、いつもの訳のわからないその場でジャンプをする行動を練りだす。
はっきりいって意味がわからない。
そんなことはさておき、生徒が一通り外に出た後校舎からは2人と人影が
土佐野[またあいつかっひっひっ]
そうこの2人の人影は一人は林部、そうしてもう一人は土佐野の良きライバルであり圧倒的貫禄を持った阿部なのである。
土佐野は二人を見るや否や嫉妬、憤怒などの感情に駆られ暴力に走ろうとしたが、心の中で押さえ一人寂しく朝練と同じようにひな壇を降り今度は長距離のペース走の面倒を見るのだった。
20分くらい経ったからか、長距離のペース走も終わり筋トレにうつろうとして、土佐野は階段を登る。するとさっきまで林部と笑いながら話していたライバル(阿部)の姿がないのだ!
土佐野[?!いないだとっひっひっチャンス到来!ひっひっひっ]
土佐野はそう思や否やスタタタとさっきまでのゆったりのペースとは違い爆速で階段を上がってみせた。
その時、土佐野耳に一人の部員の声が聞こえたのである。
『土佐野って絶対林部のことすきだよなぁーwwww』
図星である
さらに畳み掛けるようにそれを聞いていた部員4.5人が鼻で笑い土佐野は顔お真っ赤にし林部の方をみて気づかれていないか、確認する
土佐野[よかった、林部先生には書かれてないひっひっひっそれにしても太田また余計なこと言いやがってひっ]
この土佐野好きな人を先ほど言っていたのは太田という部員であり、うるさく、部活はやるにはやるがやる気がない部員なので土佐野は日頃の怒りが爆発しそうになるが、林部にも聞かれてないし、今ここでやるの林部にかっこいい姿をみせれないので、深呼吸をして心を落ち着かせ、林部の方に歩み寄る。
土佐野『林部先生、バスケ部はまた外周ですか?ひっ』
林部『そうですよー 陸上部は今から何するんですか?』
土佐野『今からですね』
回答しようとした刹那先ほどの太田という部員が話に割り込むかのようにいう
太田『今からくっそみたいな体感ですよーまったくもうー、まじう○こ』
林部『そうなんだ、真面目にやらなよー』
完全に話の流れを太田に持っていかれた土佐野はまたイライラが溜まった、だが後少しの辛抱だ、こいつらが体幹をやり始めれば上手いこと林部と会話ができるはず、などを考えながら土佐野は自分を何回目かわからないが落ち着かせタイマーを手に取り体感を始めさせ林部と喋るのであった。
が、またそこに横槍が入るかのように太田が体感中に叫んだりして邪魔をしてくる、もはやわざとやっているかのレベルで話すたびに叫んだり変なーポーズをとったり喋りかけてくるのである。
それに対して林部は怒ることもせず笑って『ちゃんとやらなよー』などの声をかけているため、土佐野は怒るに怒らなく完全に太田に場を持っていかれているのである
だがこの場はさらに激変する校舎の奥から男二人の喋りが聞こえてくる
そう、阿部と西尾が来たのだった。
西尾がくるや否や太田は静かになったが、林部を阿部に取られ、土佐野は顧問の西尾があるので長距離を見ているふりをしなければならない。
土佐野は林部と喋れれば何でもいいので陸上などどうでもいいのだが西尾がある限りそうゆう行為をする事はできない。この状況、この学校、この邪魔者の配置、土佐野はひどくこの現実を憎みなぜかトイレに行く。
でもまだ明日明後日何日もあるのでまだ焦ることではないと土佐野は胸に言い聞かせ今日1日を終わらせるのでした
さしすせそです