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無限に続いた転生世界  作者: 立谷蒼
転生開始編
7/9

第6話 魔法

更新が遅れてしまいました。

明日は頑張って更新します。

魔導書を使って、転移魔法を試してみようとしたが、ジニムの魔力反応が薄まっていることに気づいた。

俺の魔力感知は完全ではないが、魔力反応が薄まることにすら気付けない程、不便ではない。

俺がそれに気づくより先に、ジニムが言う。


「そろそろ、私、魔力切れよ、ルリス」


「分かった、使っていいよ」


「よしっ!」


ジニムが魔力の粒子となり、俺へと、吸収される。

そう、収納魔法「吸収空間」だ。


そのままでは、吸収空間に収納できないため、体を魔力の粒子に分解したのだ。安心してほしい、ジニムはいつでも、元の姿に戻れる。

だが、それは、ジニムが”別空間″で生まれたからこそ、できることだ。

勿論、他の生物が行えば、死に至る。


別空間の生物が、他の世界にいる時、体を維持するため、常に微量ながら、魔力を消耗し続けている。

もし、魔力切れとなってしまったら、元の生まれた、空間へと戻ってしまうのだ。そしたら、ジニムを別空間から、召喚しなければならなくなる。


魔力の消耗を防ぐためには、俺がやったように、魔法で、一時的に異空間へ隔離するしかない。

その間、ジニムと、話すこともできるが、精神伝達テレパシーを使用しなければならないので、しばらくは、話せないだろう。


今のジニムには、精神伝達(テレパシー)を使うための魔力も残っていないのだ。


それで、話し相手もいなくなって、暇になったので

転移魔法を、使ってみることにする。


魔法を覚えるため、魔導書の中を見ると、魔法陣がびっしりと描かれている。これに魔力を流し込む。


そうすると、魔導書は消滅してしまったが、俺に、魔力が流れる。ジニムからスキルを授与された時と、同じように。


早速、転移魔法「魔法移動(マジックムーブ)」を使ってみよう。


まずは、移動先を決める。

今回は何処でもいい。遠い場所である程、使う魔力が多くなる。近い所が良い、とりあえず、カウタ平原にでも行ってみることにする。


一瞬にして、移動が完了する。


おっと!


転移した反動で、倒れそうになった。転移魔法に、慣れる必要がある。転移魔法が使えることが、確認できたので、戻ってもいいが、この辺を眺めてから行こう。


今、いるのは、俺がこの世界に転生した時にいた所。

あの時は見れなかったから、じっくり見ておきたい。


イアムはまだ、テムガルア平原に居るだろう。場所は大体分かっているが、イアムに会う気はない。

再会には、まだ早い。会っても、話す事がない。


俺は辺りを眺めた後、ドルムグラ魔導国に戻った。

気づけば、夜になっている。


すると、大勢の人々が逃げている。

魔力感知に強大な、魔力の反応がある。


その先には、剣を携えている。鎧を身につけている、長身の男。顔は鎧で見えない。


その男は、真っ直ぐに此方へ向かってくる。


住民が言った。


「あ、アイツ、カヤムドだ…珍しいスキルをもった奴を殺すのが趣味の…技術殺し(スキルキラー)、カヤムド!!」


スキルキラー、カヤムド、その名を知らぬ者は少なくない。レアスキルを所有する者を何人も殺している。危険な人物である。



スキルキラー!?

やばいな、俺も逃げないと。

そう思ったが、男はどうやら、俺に用があるらしい。


「貴様、ルリス=リペゼストだな」


「!?」


なんと、カヤムドは俺の名前を知っていた。



         ◇◇◇


カルボから、報告を受けた、リルテムは、精神伝達(テレパシー)を使い、連絡をする。


(総統リルテム、いきなり、精神伝達(テレパシー)とは、どうしたのですか?)


(カヤムド、其方は確か、スキルキラーと呼ばれていたよな?)


カヤムドはリルテムの目的を察した。


(はい……情報を頂いても?)


(ああ、今、情報を送る、この者を始末して、もらいたいのだが、どうかね?報酬は金貨50枚だ)


(…報酬など無くとも、受けますよ、この件、私にお任せください)



         ◇◇◇



さて、どうするか、カヤムドは俺のスキルを知っている可能性があるが、俺は相手のスキルを知らない。

これだけでも、かなり不利な状況だ。

理性がほぼ無い魔物なら、簡単にスキルを使ってくれるが、理性のある相手なら、そうはいかない。


このまま、敵のスキルが分からないのは、不利でしかない。

何とかしてスキルを使わせなければ。


その時、カヤムドが剣を抜いた。


「喰らえ!灯撃斬(トウゲキザン)!!」


斬撃で、周りの建物が倒壊する。

カヤムドが攻撃してきた。

速い、カルボの倍以上の速さだ。それだけではない、この威力は凄まじいものである。


ギリギリ見えた、あと、少し速かったら、魔力で攻撃を相殺するのが、間に合わなかっただろう。


スキルとかの問題じゃない、一刻も早く決着をつけなければ。


「流闇!!」


俺の周りから、流闇が出現し、敵を襲う。

カヤムドは全てを捌くことができず、攻撃を受けるが、それでも、頑なにスキルを使おうとしない。


「何故、スキルを使わない?」


いや、この魔力の感じ。使おうとしない訳ではない。


「貴様、何故、オレがスキルを所有していると、決めつけている……」


そう言い、奴は不敵に笑った。


カヤムドはスキルを所有していない。

この世界の殆どの者は何かしらのスキルを所有しているが、カヤムドは違う。


カヤムドがもっているものは―――

魔力感知は練度によっては、相手が何の魔法を使えるかを把握できます。でも、そこまで、魔力感知の練度が高いのは僅かしかいません。

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