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【完結】スキルクリエイター 〜レベルを犠牲にスキルを創る。でも、レベルが低くて使えないってどう言う事ぉ〜〜⁉〜  作者: 華音 楓
第2章 万年Gランク確定→頑張ってFランク。

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055 これじゃない…からのマジ話

 半月ぶりにダンジョンの外に出てきたら…

 そこは見知らぬ世界だった…

 なぜこんなことになったんだ…

 何故だ~~~~!!








 ってなるはずもなく、普通にみんな生活していました。

 食糧系ダンジョンから自宅に戻った僕は、母さんから開口一番…


「くさっ!!」


 って言われました。

 しかも、家に入れてもらえませんでした。

 外の水場で全身を洗い、着ていた物をすべて手洗い。

 着替えも終わり、何とか家に入れてもらえました。


「ずっとダンジョンにいるっていうから、まだ潜ってるかと思ったよ。」


 妹が二階から降りてきた。

 今日は休養日だったらしく、一日ダラダラしていたそうだ。

 父さんは相変わらずの引っ張りだこのようで、今度近くの神社の建直しも請け負ったそうだ。

 すでに父さんのスキルレベルは10にまで到達してしまったそうだ。

 妹に聞いたところ、スキルレベルが二桁の人は結構な数現れているみたいだった。


 そして頭角を現してきた集団もいた。

 『スミスクラン』という職人集団だ。

 鍛冶や製薬、ブラックスミスなどのクラフト系スキルを持った人が集まって作ったクランらしい。

 正式には認定されてはいないが、周知の事実として扱われていた。

 現在法人化を目指して動いているそうだ。

 何を隠そう…父さんもそこに参加していた。

 そこでは木工師の副棟梁だとか。

 父さん…実はすごかったんだ…


 そして、妹に今現在僕に起こっていることを説明した。

 ボーナスポイントの総獲得数が、200ポイント毎にボーナスポイントが減少していくという現象を。

 おそらく20レベルを超えてきている人はいると思う。

 しかしそれはほとんどが自衛官や警察官などに限られているだろう。

 つまり、外にはまだ発表されることはないかもしれない。

 僕は妹に、事の詳細を記録した手紙を一ノ瀬さんに届けてくれるよう頼んだ。

 そして、僕はまたダンジョンに潜ることにした。

 今のままではまだまだ力不足だと思ったからだ。



 食料と調味料の買い出しの為街中をぶらつくと、以前とは違う光景が目についた。

 鍛冶屋や道具屋などの店が増えていた。

 父さん同様に、どこかに所属していたり、個人だったりいろいろだった。


 僕はお目当ての食料などを買い足していく。

 そろそろ装備も心もとなくなってきた。

 できれば新調したいけれども、食料買い足しで元手が不足気味だった。

 さすがに装備品代を父さんに出してもらうわけにもいかない…


 一度ちゃんと金を稼いで装備を新調しようと心に誓ったのだった。



 準備が終わり、そろそろ食糧系ダンジョンへ戻ろうと思った時だった。

 懐かしい声が聞こえてきた。

 いつぶりだろうか…






「せんぱ~~~~い!!お久しぶりです!!今どこ潜ってるんですか?今度一緒にいきません?あ、なな姉ちゃんにも聞かないと。あそうだ、先輩。俺前のパーティー抜けました。今度いろいろ相談に乗ってもらえませんか?ソロの探索者の先輩ですから。」

「こら!!またすぐにどっか行くんだから!!って、あれ?ケントさんじゃないですか?お久しぶりです。最近訓練施設のダンジョンでお見掛けしないので心配してたんですよ?」


 うん、一瞬お前じゃない感が漂ってしまった。

 虹花さんもいるからよしとしておこう。


 ん?そういえば何か重要なこと言ってなかったかな?


「谷浦、なんかさらっと重要なこと言ってなかったか?」

「ん?あぁ、あれっすね。パーティー抜けました。理由はなな姉ちゃんには話して納得してもらいました。で、先輩にも聞いてほしいんです。時間作れませんか?」


 いつになく真剣気味な言葉に少し驚いてしまった。

 近くにいる虹花さんも聞いてほしいといっていた。


「それは構わないよ。今からでもいいかい?」

「もちろんっす!!近くの喫茶店にでも入りましょう。」

ここまでお読みいただきありがとうございます。


ほんと、タイミング的にはカイリと思いきや後輩でしたww

谷浦は今後どうなるのでしょうかね。

まだまだスキルについては知らないことだらけです。

むしろ改変された世界そのものがすでに知らない世界なのかもしれませんね。

今ある常識すら常識ではないのかも…


では、次回をお楽しみください。


※ほかにもちょい読みシリーズ他作品掲載中です。頑張って毎日掲載しています。

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