017 初めてのソロ探索
スキルクリエイターのおかげでレベルが1に戻ってしまった。
とりあえず、残っているポイントはあえて振らないでそのままにしておこう。
ライセンス到着から二日後僕はついにダンジョンへと足を踏み入れた。
場所は前回講習で使用したダンジョンだ。
理由はレベル1に戻ってしまったので、わかっているダンジョンのほうがいいという判断からだ。
僕は受付を済ませそのままダンジョン第一層へと向かった。
ちなみに、受付で一度止められてしまった。ソロで潜るのはおすすめしないとのことだ。
僕は第一層のみに入ることを告げると、しぶしぶ了承してもらったのだった。
第一層でスライムを探して歩いた。さすが講習会で使用しているだけあってあまり数はいなかった。
とりあえず一匹。それさえ倒せばすべてがわかる。
そう自分に言い聞かせて探索を続けていた。
前方にぷよぷよとしたモンスターが現れた。
やった。やっと見つけた。
僕は急いでスライムに飛び掛かり、剣を一振りした。
最初とは違いきちんと腰を入れて斬り、地面まで切らないように気を付けた。
スライムは真っ二つに分かれ、魔石を残して消えていった。
ピコーン
スマホから聞こえたのは待望の音だった。
そしてそれは僕にとって福音だった。
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基本情報
氏名 :中村 剣斗
年齢 :35歳
職業 :探索者G
称号 :駆け出し
ステータス
レベル :2(1UP)
EXP : 0/ 2
HP :100/101(1UP)
SP : 10/ 11(1UP
体力 :31(1UP)(+5)
力 :21(1UP)(+1)
知力 :15
精神力 :11(1UP)
魅力 : 5
幸運 :20
任意ステータス振り分けポイント残:40
スキル
スキル名:世界共通言語 レベル無し
インベントリ レベル1
スキルクリエイター レベル1
スキルアップグレード レベル1
剣 レベル1
剣術 レベル1
盾 レベル1
身体強化 レベル1(レベル3以下の為封印)
装備
頭 :なし
胴体 :プロテクター(体力+1)
腕 :プロテクター(体力+1)
腰 :プロテクター(体力+1)
下半身 :プロテクター(体力+1)
足 :ブーツ
右手 :ショートソード(力+2)
左手 :ラウンドシールド(体力+1)
装飾品 :なし
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よし!!
これで確定した。僕は強くなれる。
レベルとしては強くなれないけど、ポイントを振り分けて成長できる。
さて、今のうちにポイントを振り分けよう。
あ、まて、どれに振ったらいいんだ?
振り分けるにしても、どの項目を挙げていけばいいんだ?
困った…
そうか、ここでレベルを上げて自衛官に確認すればいいのか。
もしかしたらヒントをもらえるかもしれないし。
そうと決まればスライムとゴブリンを倒しまくろう。
この一戦の後、僕はスライム3匹とゴブリン3匹を倒したところで夕方になってしまった。
今日の探索はこれで終わっていったん帰ろう。
ダンジョンを出た僕は、訓練施設を目指した。
中に入るとちょうど一ノ瀬さんがいたので、話を聞いてみた。
ステータスについてわかっていることはこうなる。
HP :ヒットポイント。これが0になると死亡。
SP :スキルポイント。アクティブスキルを使用するたびに減少。不足するとスキル使用不可
体力 :HP成長率。物理防御力に関与。身体能力に関与。詳細は検証中。
力 :物理攻撃力に関与。物理属性に関するダメージが上昇。詳細は検証中。
知力 :SP成長率。魔法防御力に関与。知識系能力に関与。詳細は検証中。
精神力:魔法攻撃力に関与。魔法属性に関するダメージが上昇。詳細は検証中。
魅力 :詳細は検証中。
幸運 :クリティカルヒットと呼ばれる現象が発生。ドロップアイテムの品質向上。詳細は検証中。
だそうだ。
うん、どれを上げればソロで生き残れるんだろうな…
ここまでお読みいただきありがとうございます。
RPG系で結構迷うのはステ振りですよね。ゲームだった再振りアイテムとかあったりするからいいんですが…
この物語には今はまだ存在が確認できておりません。
あるかもしれないし、ないかもしれない。
あれば主人公最強なんですけどね(;^ω^)
誤字・脱字等ございましたらご報告いただけると幸いです。
感想・評価・ブクマいただけると作者は頑張れます。
では、次回をお楽しみください。
※ほかにもちょい読みシリーズ他作品掲載中です。頑張って毎日掲載しています。




