013 第2層へ
第1層をあらかた探索し終えた僕たちは、それぞれのステータスを確認しなおした。
ーーーーーーーーーー
基本情報
氏名 :中村 剣斗
年齢 :35歳
職業 :無職
称号 :無職
ステータス
レベル :4(2UP)
EXP : 0/ 8
HP : 82/103(2UP)
SP : 10/ 10
体力 :32(2UP)(+5)
力 :23(2UP)(+1)
知力 :15
精神力 :11
魅力 : 5
幸運 :20
任意ステータス振り分けポイント残:30
スキル
スキル名:世界共通言語 レベル無し
インベントリ レベル1
スキルクリエイター レベル1
剣 レベル1
剣術 レベル1
盾 レベル1
装備
頭 :なし
胴体 :プロテクター(体力+1)
腕 :プロテクター(体力+1)
腰 :プロテクター(体力+1)
下半身 :プロテクター(体力+1)
足 :ブーツ
右手 :ショートソード(力+2)
左手 :ラウンドシールド(体力+1)
装飾品 :なし
ーーーーーーーーーー
第1層である程度モンスターを倒した。
EXPはパーティーで等分されるらしく、しかも切り上げでもらえた。
スライムを6人で倒すとEXPが1上昇したのだ。
その後、ゴブリンと遭遇戦を行って、経験時上昇を見たら…EXP1.
一ノ瀬さんに確認したら、ゴブリンのEXPは観測上2らしく、2を6で割ったら結果1になるということだった。
それと、一ノ瀬さんの経験上振り分けポイントは基本残しておいたほうがいいそうだ。振り分けをし直すことができないので、必要な時振ったほうが効率的だというのが、今自衛隊内での常識らしい。
その為僕たちは振り分けずに残してある。
第2層に降りた僕たちはさすがに驚いた。
スライムが4~6匹固まって移動していた。
僕たちに気が付いたのか、いきなり襲い掛かってきた。どうやら、第1層に比べてかなり攻撃的になってきている。
慌てた僕たちは一ノ瀬さんの喝のおかげで、体制を立て直し迎撃した。
龍之介君が前方でスライムを食い止めると、後ろから、桃子ちゃん・遠藤君・由貴乃さんが遠距離攻撃を開始し、3匹のスライムが霧に変わった。
僕も龍之介君の脇をすり抜けて、スライム1匹を撃破。
龍之介君も自分が跳ね返したスライムを切り捨てたので、残り1…
と思ったら、いつの間にか現れた福田君が倒していた…。いつの間に?
出だしが怪しかったけど、何とかなったので一安心だ。
ステータスを確認すると
ーーーーーーーーーー
EXP:1/8
ーーーーーーーーーー
スライム6匹を6人で倒したから結果EXP1。
確かにこれは大変な作業になりそうな予感がした。
スライム討伐の後、時間的にあと1戦くらいだと一ノ瀬さんに告げられ、洞窟を探していた。
すると、斥候に出ていた福田君が進行停止の合図を送ってきた。
ハンドサインで『角右折後、10m先、モンスター確認、数4、ゴブリン」と教えてくれた。
福田君はそのまま気配を消して行動を開始した。
僕たちも慎重に行動を開始し、先制攻撃を仕掛けた。
スライムの時と同じく、龍之介君が最前線に陣取り防御を固めた。
次に魔法・弓での遠距離攻撃。後に僕と福田君、龍之介君で接近戦を行い難なく討伐完了できた。
これで、今日のダンジョン体験は終了となった。
僕たちは、そのまま第1層を抜け地上へと帰還したのだった。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
斥候役からのハンドサインってなんだかかっこいいですよね。
しゅぱぱぱぱっ!!って感じで。
仲間もすぐに理解して作戦行動をとるとか、まじかっこいい。
そんなこんなで今回の探索は終了です。
あくまでも、体験なのでこれで終わりにしました。
誤字・脱字等ございましたらご報告いただけると幸いです。
感想・評価・ブクマいただけると作者は頑張れます。
では、次回をお楽しみください。
※ほかにもちょい読みシリーズ他作品掲載中です。頑張って毎日掲載しています。




