012 成長するステータス
基本情報
氏名 :中村 剣斗
年齢 :35歳
職業 :無職
称号 :無職
ステータス
レベル :2(1UP)
EXP : 0/ 2
HP :100/101(1UP)
SP : 10/ 10
体力 :30(+5)
力 :21(1UP)(+2)
知力 :15
精神力 :11(1UP)
魅力 : 5
幸運 :20
任意ステータス振り分けポイント残:10
スキル
スキル名:世界共通言語 レベル無し
インベントリ レベル1
スキルクリエイター レベル1
剣 レベル1(NEW)
剣術 レベル1(NEW)
盾 レベル1(NEW)
装備
頭 :なし
胴体 :プロテクター(体力+1)
腕 :プロテクター(体力+1)
腰 :プロテクター(体力+1)
下半身 :プロテクター(体力+1)
足 :ブーツ
右手 :ショートソード(力+2)
左手 :ラウンドシールド(体力+1)
装飾品 :なし
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ステータス画面を確認すると、数値が上がっていた。
そして見覚えのない項目が増えていた。EXPと任意ステータス振り分けポイント残:10だ。
「一ノ瀬さん。レベルが1上がりました。そして、EXPって項目が増えたんですが、これって何ですか?」
「おめでとうございます。EXPとは経験値のようなものと思ってください。それが一定値たまるとレベルが上がる仕組みのようです。モンスターを倒すともらえます。ただし、これはまだ観測中ですが1レベル上がる事に必要経験値が二倍で増えていきます。レベル1から2へはEXP1で上がります。ただ2から3だとEXPが2。3から4だとEXPが4。4から5だとEXPが8という風な具合です。」
それを聞いたみんなは、「それならすぐに上がるんじゃないか」と考えた。しかし、ここでふと桃子さんが気が付いた。
「あの~これって…かなり厄介じゃないんでしょうか…。あくまで私が覚えてる範囲ですが…レベル20から21に上がるのに必要な経験値って104万8576ってことになりますよ?」
そうか、最初は小さいからいいけど、後になればなるほど、経験値がバク上がりしていくのか。
「それについてはレベル10までは2倍で増えていくことは確認できています。11以降はおそらく1.75倍程度だと思います。それについても現在研究中です。」
「ちなみに、スライムってEXPはいくつなんですか?」
「EXPは計測上1です。」
一ノ瀬さんの言葉に全員が絶句した…
つまり、レベルを上げるのは途中から至難の業なのだ。
「中村さん。EXP以外にポイントありませんでしたか?」
「任意ステータス振り分けポイント残:10っていうのですか?」
一ノ瀬さんの質問に慌てて答えると、一ノ瀬さんは説明をしてくれた。
「そのポイントは自分のステータスに任意で振り分けが可能です。レベルアップごとに10もらえるというのが共通認識です。つまりはですね。レベルアップの時に強制で上がるステータスのほかに、自分で上げられるステータスが10ポイントあるということです。」
なるほど、それなら何とかなるかもしれない。
後は僕のスキルがこれにどう作用するのか…。それが一番の問題だったりする。
「それじゃあ、みなさん。気を取り直して、スライム討伐を続けましょう。」
一ノ瀬さんに促された僕たちはさらに探索を続けた。
途中ゴブリンにも出会い、そのドロップアイテム【腰布】についてどうするか議論が交わされたが、満場一致で放置となった。
どこからともなく吹いた一陣の風にその腰布はダンジョンを舞ってどこかへ行ってしまったようだ…
ここまでお読みいただきありがとうございます。
必要経験値を設定するのに少し悩んで
「あ、2の乗数でやればいいじゃん」なんて安易に考えた過去の作者を懲らしめたい…
考えてみると、後半戦ってかレベル100に必要経験値がえぐいwwww
計算すると…
63穣3825杼3001垓1411京4700兆7483億5160万2688
うん、意味わからん…
とりあえず、人間やめるレベルの経験値でした。
まあ、無理だって設定で押し通そうかな…
というわけで設定を変更
レベル1〜10まではその前の必要経験値×2
11〜20までは必要経験値1.75倍
21〜30までは必要経験値1.5倍
31〜50までは必要経験値1.25倍
51〜70までは必要経験値1.15倍
71以降必要経験値1.1倍
こんな感じですかね?
誤字・脱字等ございましたらご報告いただけると幸いです。
感想・評価・ブクマいただけると作者は頑張れます。
では、次回をお楽しみください。
※ほかにもちょい読みシリーズ他作品掲載中です。頑張って毎日掲載しています。




