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とある男女の恋模様  作者: はから
第三章 とある男女の恋納め
40/85

とある女の盆休みの実家

初レビューいただきました!

驚いて眠気が吹き飛びました…( 。゜Д゜。)


まさかレビューをいただけるとは思ってもいませんでした。

この場を借りてお礼申し上げます。


レビュー、感想、ブックマークいただけると非常に力になります。

最近はポチポチと番外編を書いています。


皆様の応援が力になります!

折り返し地点ですが、最後まで宜しくお願い致します。


 休み!

 待ちに待った長期休み!

 お盆休み万歳!

 

 私は実家でごろごろしてる。

 紅葉も実家に帰ると言っていたので、私も実家でのんびり。

 

 社会人になると、長期休みなんてないから、お盆休みのような長期休暇は最高。

 去年まではひたすら家でごろごろだらだらしてたけど…。

 今年は紅葉がいるから楽しみ。


 一緒に来る?って言われなくてよかった…。

 この前お義母さんとお会いしちゃったけど、紅葉の実家に行ったらまた会うわけで…。

 嫌いとか苦手っていう感情はないけど、緊張するから無理ぃ…。

 

 「ナーゴは悩みなんてなさそうでいいねー」


 私のベットで寝ているナーゴは無反応。

 エアコンをつけているから、夏はナーゴがよく来るんだよね。

 撫でるとふわふわの毛が柔らかくて気持ちいい。


 「そのうち挨拶に行かなきゃダメだよねぇ…」


 婚約してるわけじゃないし、紅葉は家族に紹介したいと言ったわけじゃない。

 でも、このまま順調にいけばそうなるよねぇ…。

 そうなると紅葉もうちに挨拶にくるわけかぁ…。

 …不安しかない。

 










 「――海!」


 うるさいなぁ…。

 

 「愛海!」


 うるさい…。


 「起きなさい!」


 「……おはよ」


 「和香と小海ちゃん来たから下に降りてきなさい」


 「……うん」


 いつの間にか寝ちゃってたみたい。

 足元ではナーゴが丸まっている。

 昼寝は気持ち良いよね、ナーゴ。


 「……眠いけど起きなきゃ」


 和香と小海ちゃんが来たなら、兄と弟も帰ってきてるはずだ。

 和香が来てるとなると甥っ子と姪っ子も来てるはず。

 寝起きにパワフルちびっこの相手をするのは疲れそう…。

 二度寝したらお母さんに怒られるだろうし…。

 下に降りよっか。






 「あ!愛海ちゃん!」

 「なーご!」


 「蓮司、陽菜。こんにちは。相変わらず元気ね」


 ナーゴを抱いて降りると、一階には甥っ子と姪っ子の蓮司と陽菜がいた。

 こんな暑いのに子供は元気だなぁ…。

 おばさんはついていけないよ。


 「こら、暴れるなっていったでしょ。愛海ちゃん久しぶりー」


 「久しぶり」


 弟の嫁である和香。

 弟と中学の頃から、うちに来ているから女友達といった感じ。

 あとは小海ちゃんがどこにいるかな。


 「あ、愛海さん。お邪魔してます」


 「小海ちゃん久しぶりね」


 台所でお土産を冷蔵庫に閉まっている最中だったみたい。

 小海ちゃんは兄の彼女。

 なんであんな兄と小海ちゃんみたいな可愛い娘が付き合ってるのか…。

 一回りくらい離れてなかったっけ?


 「何か飲まれますか?」

 

 「大丈夫大丈夫。自分でやるわよー」


 小海ちゃんも帰ってきたばっかりなんだから、そんなに働かなくてもいいのに。

 小さい体で頑張るなぁ…。

 紅葉のとこの梅ちゃんみたいね。


 「おにーは?」


 「大輝さんはお義父さんたちと楽しんでます」


 兄よ…。

 可愛い彼女放置しお父さんたちと遊んでるのか…。

 久しぶりに集まって楽しめるのはわかるけどさぁ…。

 そうなると勇悟も一緒ね。

 

 「あー…疲れた。私もお茶ちょーだい」


 「はいっ!」


 「小海ちゃんありがとー」


 和香が台所にやってきた。

 甥っ子と姪っ子はお昼寝タイムみたい。

 ママは大変だねー。


 「あら、3人ともここのいたのね」


 「ここ涼しいし」


 だって台所エアコン聞いてるから涼しいし。

 リビングはお父さんたちが遊んでると思うから、行くと巻き込まれそうだし。


 「愛海ちゃん、彼氏できたんだって?」


 「…どこでそれを」


 「大輝くんが言ってたし」


 「あんにゃろう…」


 思わずお茶を噴きそうになった。

 兄よ、何を言ってくれてるんだい?

 そりゃ、兄も一緒に実家にいるけどさ…。


 「私も大輝さんからお聞きしました。最近愛海さんが外泊ばっかりしてるって」


 「そうなの?ついに愛海ちゃんにも春がきたかー!」


 「毎週金曜日はお泊りしてるわよねぇ」


 「………」


 ちょっと!私のプライバシーは!?

 うちの男どもは何を言ってるのよ!

 お母さんも言わないでよ…。


 「どうなのどうなの?」


 「和香あんたねぇ…」


 「だって、ママになるとそういう話に疎くなるじゃん。愛海ちゃんのそういった話聞きたいし」


 あんた私のこと色々知ってるでしょ。

 私が実家に帰ってきたときだって色々手伝ってもらったんだから。

 

 「愛海が彼氏を連れてきたら4人の男が集まるわけね」


 「ああ…、アレね」


 「彼氏はできるの?」


 「どうだろ。聞いたことない」


 紅葉を連れてきたら、絶対にお父さんたちの遊びに付き合わされる。

 これで4人だー!なんて喜んで迎え入れそう。

 私たちも相手できるけど、女は女でのんびりしたいのよねぇ。


 「で?で?どうなの?」


 「わーかー。食いつくわねぇ」


 「私も愛海さんのお話聞きたいです!」


 「小海ちゃんも…」


 えーい!こうなったら自棄よ!

 隠す年でもないしね。

 悪いことは言わないから安心してね、紅葉。


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