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悪がいるからダメなんだ  作者: 神共 歩(しんとも あゆむ)
【二章(天国②)】 テスの教え1 (完了済)
23/64

2-3 【現在の、地球の状態は、人が作り出したものである】

「現在の、地球の『状態』は、人が作り出したものである。

 厳密には、地球の『状態』を作ることに、人以外の原因も関係しているが、地球の『状態』を作る原因の多くは、人が作り出したものである。

 現在の、人が、人生で体験する、自分の周辺の状態、地球の環境、世界の問題などの状態は、自分達を含めた人類が、作り出したものである。

 神が、現在の地球の『状態』を作ったのではない。

 神は、『地球のある宇宙』を作り出した時点の、『地球のある宇宙』の始まりに、『地球のある宇宙』に、【地球がある宇宙の法則】である、因果の法則などを設定しただけである。

 神は、人が幸せになる世界を作った。

 地球は、人が幸せになることが可能である世界である。

 だが、現在の地球の『状態』は、神が意図した、神が理想としている、神が人に与えたいと望んでいる、地球の『状態』ではない。

 つまり、現在の、人は、神が作った世界を生きているのではなく、人の作った世界を生きているのである。


 神の意向である世界は、幸せな世界であり、良い状態である、【正しい地球の状態】に作られる。

 神の意向ではない世界は、不幸な世界であり、悪い状態である、【間違っている地球の状態】に作られる。


 神が、『地球のある宇宙』の始まりに、『地球のある宇宙』に因果の法則などを設定した後に、最初の原因の発生があり、そこから、自動的に因果(原因と結果)が続き、その自動的な因果から『地球のある宇宙』が徐々に形成されて、地球も作り出された。

 地球が作り出された後も、自動的に因果が続き、地球上に生物が作り出されて、生物である人も作り出された。

 地球上の生物の発生後、生物が生きる過程で、判断して、行ったことからも、因果が作られ、その因果からも、地球は影響を受けて、現在の、地球の『状態』が作り出された。

 もちろん、地球が作り出されてからの、地球に発生した全ての因果には、生物以外からのものも含まれている。

 それも含めた、地球が作り出されてからの、地球に発生した全ての因果の、それぞれの歴史が、現在の、地球の『状態』を作り出している。

 だが、その現在の地球の状態が形成されたことの、大きな要因は、人の作った因果である。


 地球の生物は、地球の状態を『意図的に変化させることが可能であるもの』として存在している。

 地球の生物は、神の因果の法則の範囲の中で、地球の状態を作り出すことが出来て、地球の状態を選ぶことが出来る。

 地球の生物の物体が、生物の物体の外部にある世界からの、刺激を『原因』として受けて、判断をして、変化させて、作り出した反応を『結果』として、生物の物体の外部にある世界に返している。

 この反応は、生物の物体の全体からの反応であり、生物が『原因』から『結果』を作り出して、生物の物体の外部にある世界に、影響を与えて、状態を作り出しているものである。

 この生物の反応は、地球の生物が、過去から受け取った全ての因果と、その因果から自分に与えられたものの、全て(全身の物質)を使ったものからの反応である。

 さらに、地球の生物には、『判断』や、『意向』があるので、生物から作り出される因果(反応)は、単純で簡素な因果の発生ではない。

 地球の生物には、『判断』や、『意向』があるので、地球の状態をどのようなものにするのか、『判断』して、『行動』することが可能であり、最善の状態を作ることも可能である。

 つまり、地球の生物が、地球の状態(『結果』)を作る為の、影響(『原因』)を作り出していて、地球の生物からの影響によって、作られる世界の状態は変わる。

 そして、地球の状態を作り出すことに、地球の生物の中で、『最も影響力を持つ生物が、人』である。


 過去に、地球に存在した生物の、全ての個体が、何を選び、何を行ったか、その全ての『結果』の集合体としての『地球の状態』を、現在が引き継いでいる。

 この過去から引き継いだ『地球の状態』は、具体的には、過去の、〈宗教、法律などの、人の作った『社会の規則』〉や、人のそれぞれが、〈どのような『心と思考』から、『判断』と『行動』を行った〉か、などから影響を受けた、歴史から作られている。

 この過去から引き継いだ『地球の状態』に、現在に、地球に存在している、全ての生物が作り出した、全ての『結果』も、追加されて、『現在の地球の状態』を作っている。

 自分と、自分以外の、他の個体が判断して行ったことの『結果』が、自分が生きている『現在の地球の状態』を作っている。

 なぜなら、自分以外の、現在に存在する他の個体も、過去に存在していた他の個体も、同じ世界である地球を、共有しているから。

 そして、他の個体である他人も、自分と同じように、自分以外の、他の個体が判断して行ったことの『結果』も使われている、『現在の地球の状態』を生きている。

 過去の全ての『原因』が、現在の世界に『結果』として、表現されている。そして、現在の全ての『原因』が、未来の世界に『結果』として、表現される。

 何を削除し、何を残したか、何を減らし、何を増やしたか、何を選んだのかなどで、世界の状態が作られる。


 神は、人に『自由』をくれた。神は、人が何を選び、人が何を行うのかを強制しない。ただ、『因果の法則』があるだけである。

 人は刃物を『自由』に使えるが、善悪の判断が無く、どのように刃物を使うことが適切かを無視した使い方をすれば、正しくない(幸せではない)結果になる。

 使い方に『自由』はあるが、正しい結果になる為の、『正しい使い方』は、ある。

 つまり、人は自由に生きることを神から許可されているが、善悪の判断が無く、どのように生きることが適切かを無視した生き方をすれば、正しくない(幸せではない)結果になると、いうことである。


 それから、重要なことであるが、どのようなものでも自由に変えて構わないと、いうわけではない。

 神の、世界への設定である、『変えることが出来ないこと』は、変えようとするべきではない。変えないままの方が、幸せな状態になる。

 なぜなら、神は、人を幸せにする為に、世界への設定を作ったから。

 これは、人が生きることや、変化させることの、前提条件である。


 前提条件の追加として、地球の因果や、地球の状態は、『地球のある宇宙』の全体に影響を与えるものである。

 『地球のある宇宙』の全体からの因果や、『地球のある宇宙』の全体の状態は、地球に影響を与えるものである。

 地球は宇宙の中に存在するものなので、地球と宇宙は、因果の全てを共有している関係である。

 つまり、地球の状態は、地球以外から発生した因果からも、影響を受けて作られるものである。

 そして、『地球のある宇宙』に、地球で発生した因果から、悪い影響を与えないようにするべきである。

 なぜなら、神の作った『地球のある宇宙』は、神の目的の為に必要なものであり、神の目的を邪魔することは、いけないことであるから。


 話を、現状の世界の状態に戻して続ける。

 人が不幸であることは、人が判断して行ったことが『原因』の、『結果』である。

 神が、人が不幸に生きるように、世界を作ったのではない。人が作った『原因』の、『結果』としての、世界の状態である。

 不幸な『結果』になる、『原因』を、人が作った。だから、人が不幸になっているだけである。人の、自業自得である。人が不幸になることは、神様が『原因』ではない。

 なぜなら、因果の法則とは、人が幸福になることが可能である法則だから。

 人が作り出した、現在の、【間違っている地球の状態】から、発生する不幸(苦痛)は、神から人へ与えられた試練ではない。人が作り出して、人が無意味に体感しているだけの不幸(苦痛)である。

 神からの試練ではない不幸は、必要が無い不幸(苦痛)である。

 神は、人が、必要が無い不幸を体感することを、望まない。


 人の不幸な状態を直すのは、もちろん人である。

 神は、現在の、【間違っている地球の状態】を、人が直すことが可能であると思っている。

 人が行ったことが原因で、結果として、【間違っている地球の状態】があるから、人が現在の【間違っている地球の状態】を直すことが、正当な道理であり、正当な原因と結果の繋がりである。

 もしも、神が直したら、人が、直す方法を知らない状態となり、人が、直す方法を出来ない状態となり、【間違っている地球の状態】が再発することになる。

 再発するなら、『直した』ことは、完了していないことであり、成立しないことであり、無意味である。

 再発する度に、神が直すと、いう状態は間違っている。

 もしも、神が直したら、全てが完治する。

 だが、その場合、あれも、これも、修理することになるので、地球全体の、かなり大規模な修理となる。

 神は、そんなに色々と直すならば、地球(地球のある宇宙)を壊して、最初から作り直す。

 神は全自動で機能するように、因果の法則を作り、地球のある宇宙を作った。

 神が、自分が直すという必要が無いのに、労力をかけて、自分が直すということは、神の失敗を意味する。神の、自分の作った因果の法則や、自分の作った世界の失敗である。

 神が直すとは、人には直せないということであり、人の無能を表す。

 神は、有能(必要、有益)なものを手に入れる為に、地球(地球のある宇宙)を作った。

 神は、有能なものがほしい。

 人が、出来ることなのに、神に「出来ないから助けてほしい」と言うのならば、神は、人の絶滅を望む。

 人は、有能になることを諦めた場合、生きる目的(意味、理由)が無い。

 人が直すことが可能なのに、何故、神に頼むのか?

 人は、怠け者だろうか?

 人は、直す方法が分からない、直すことが出来ない、無能だろうか?

 神の為に役に立つべきである人が、人の為に、神に役に立ってほしいのだろうか?

 人は、神に使われるものとして作られた。

 人は、神の上位の存在ではない。

 人が、神に使ってもらえることは、喜びである。人は、神に使ってもらえると、喜びが発生するように作られた。神は、酷い使い方をしないし、褒美や満足もくれる。

 神は、現状の【間違っている地球の状態】を直せる。

 だが、神に、現状の【間違っている地球の状態】を直す意向は無い。

 神は、現状の【間違っている地球の状態】を直す意味(理由)を持たない。

 人は、神に、お願いをすることは可能である。

 だが、願いを叶えるか、叶えないかは、神の自由であり、神が決めることである。

 神にお願いをすることで、神へ指示を与えることは出来ない。

 神にお願いをすることは、神への、自分の気持ちの表現でしかない。

 神の行動は、神が決める。

 人が、正しいことを行うならば、神は、助力してくれる可能性がある。神は、正しいことを望んでいて、助力することが可能である存在だから。

 人が、現実を認識して、真面目に、人が行ったことが原因である、現状の【間違っている地球の状態】を直すならば、神は、助力してくれる可能性がある」

「やはり、テスも、現状の地球の世界は、間違っている状態であり、悪い状態であると考えているのですね。

 俺も、現状の地球の世界が、正しい状態であるとは、思えなかったんです」

「うむ。俺は、とても悪い状態であると思っている。

 現状の地球の世界が、このままで正しいと考えることは、神を誤解しているか、現実逃避や、善悪の判断が出来ないことからだろう。

 神は、苦しんでいる人がいる世界を、正しい状態であると考えるような、悪人ではない。

 見たくない現実から目をそらして、現実を一部分しか捉えない考え方は、現実の、真実を認識している状態ではない。

 現実を正しく認識すれば、とても沢山の苦しんでいる人が存在すると分かるだろう。

 人は、苦しんでいる人が、何で苦しんでいるのか、根本的な原因を知り、その原因を解決する為に行動するべきである。

 原因(問題)の解決は、行える人が行うことである。

 だが、『自分が行える人であること』、『自分が行う担当であること』に、気が付かないで生きている人は多い。

 『問題に気付いた人』、『問題が発生している場所(問題を解決する場所)の近くに居る人』、『問題を解決する為の能力を持つ人』などが、問題を解決する担当者であることが多い。

 なぜなら、問題の存在を知らない人や、問題を解決する為の能力を持たない人などには、問題を解決することは難しいから。

 問題の発生場所から、遠い場所に存在している人などが担当になることは、珍しい。

 だが、近くに居る人より、遠い場所に存在している人の方が、問題を解決する為の能力が高い場合、充分に、有り得ることである。

 現状の地球の世界を正しいと考えることは、問題を解決する苦労から逃げているだけである。逃げて、平和な妄想の世界に住もうとしているだけである。

 苦しんでいる人が居るのに、救わなくても構わない、はずがない。

 人は、問題の解決の為の行動を長く続けても、問題が解決せず、問題の解決の為に行動することに疲れているのだろう。だから、問題を解決する苦労から逃げているのである。

 だが、問題を解決しなければ、【間違っている地球の状態】が悪化していき、人の不幸も拡大していくので、問題の解決から逃げることは、人の不幸を作り出すことになり、人に不幸を与えることになる。

 だから、問題は、解決するべきものである。

 現状の【間違っている地球の状態】は、過去から、未来に先送りした問題を、今が受け取っている状態である。

 現状の【間違っている地球の状態】では、根本的な部分から間違っている状態なので、問題は常に、次々と発生する。

 根本的な問題は、発生してから、かなり時間が経っており、現状の【間違っている地球の状態】に、深く広く根が張っている状態である。

 発生したばかりの問題は、簡単に解決できるものが、かなり多い。だが、時間が経つほどに、問題から発生した原因と結果が増えて、問題は大きなものになり、解決が難しくなる。

 問題は、早くに解決した方が、世界に悪い状態が作られることを、防ぐことが出来る。

 問題とは、神の意向から外れたものである。

 神の意向から外れたものの進路を、正しい進路である神の意向の通りに、直す必要があり、それが問題を解決すると、いうことである。

 難しい問題が発生する理由は、人の生き方が間違っているからである。

 人が正しい生き方をすれば、難しい問題が発生することを、かなり防げる。

 人が、現在から、正しい生き方をして、新しく難しい問題が発生することを、防いだとしても、現状の地球の世界に山のように大量に存在している、巨大で難しい問題を解決することは、かなりの苦労が必要になるだろう」

「その巨大で難しい問題は、人が解決することが可能なのですか?」

「解決するしかない。

 長く険しい道のりだろう。だが、解決するしかない。

 人が幸せになり、地球(地球のある宇宙)を、神の望んでいる幸せな世界にする為には、解決するしかないんだ。

 そして、神は、人が解決することは可能であると知っている」


 *


(更新日 2024年08月12日-No.01)

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