2話ーオリヴィア視点
ララ←レイラの愛称
ノラ←オリヴィアの愛称になっています。
「ルルーシュ嬢がいらしたようなので、私はこれで失礼しますね」
そう言って去っていく背中を確認する。
「ララ、危なかったんじゃないの?」
姿が遠くなったのを見計らいララに声をかける。
「大丈夫よ。けどノラが来てくれて助かったわ。あの笑顔もどきを見続けるなんて無理だもの」
そう言って肩をすくめるララ。
ーーくすっ、さすが私の親友。言ってくれるわ。そういうストレートな所大好きよ。
「こらこら、そんなこと言わないの」
いちよう形だけでも注意しておくわ。……最も、ララには私が注意する気なんてないのばれちゃってるけどね。
「さあ、そんな事より早くいきましょう」
ララの手を引いて校舎の方に歩みを進める。
雑談をしながら校舎に入っていくと、私はあることが気になった。
「ララ、貴女何組なの?」
ララはきょとんとして
「私知らないわ。ノラが知ってると思っていたわ」
って言われちゃった。私は1生徒でしかないのだから知るわけないじゃない。でも……、
たまに出てくるこの子の天然、最高よ!
「私も知らないわよ。……じゃあ職員室にでも行って確認を取りましょうか」
職員室に行ったらララのクラスをあっさり教えて貰えた。私と同じ2年A組。まあ、ララの実力からいうと当たり前だけどね。
「あら、ノラと同じクラスなのね。てっきりC組くらいだと思っていたからラッキーだわ」
ララの実力だけでみたら当然よ。
ただ、A組には先の生徒会長みたいな人を爵位でしかみない人が他の組より多い。だから、優秀なララを妬む人もその分多いのでしょう。
「何かあったら私に任せてよね♪」
ーー私が貴女を守るから。貴女に危害は加えさせないわ。
「まあ、頼もしいことね」
そう言うララには冗談と思われたみたい。私は本気なのにー。
私、いや私達は絶対貴女を守るから!




