とある夫婦の実録隣のうちごはん(仮)
結婚して約6年、ほぼマンネリと言われてもおかしくない我が夫婦。
ここまで二人だけで生活してきて大きなケンカもせず、
穏やかに過ごして来たかのように見えますが、
ケンカはしないけど・・・
しないけど・・・え~?!って思うことは度々あります。
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①カレー
新婚当初、夕飯にカレーを作ろうとして、特に気にせずに、
買い物かごに『豚肉コマ』をつっこんだところ、
「カレーは『牛肉』でしょ。」と言われるとか。
私的には、それは、ビーフカレーじゃないの?
鶏肉で作れば、チキンカレーだし・・・
って、豚肉で作るのは、ポークカレーになるのか・・・
と思ったんですけどね。
まぁ、言ってしまえば、牛肉がいいなら最初に、
『ビーフカレー』と言えってね。
肉の種類は、指定してくれと思ったわけですよ。
そう思った私は、生まれも育ちも関東ですから馴染みがなかったとはいえ・・・
ここ、関西では、豚肉文化ではなく牛肉文化なので、
『カレー=牛肉が入る』が当たり前なんですね。
その時点で、え~・・・なのですが、
スーパーの食品売場の精肉コーナーは、牛肉コーナーが関東よりも広く、
「やっぱり、牛肉が主流なのね。」と改めて認識させられました。
ちなみに、6年経った今現在、スーパーの精肉コーナーは、
少し関東風になったみたいで、牛肉コーナーが縮小したみたいに感じてます。
牛・豚・鶏がほぼ均等な広さになっている感じです。
そして、関西出身の旦那も少し・・・
関東出身の私に引きずられるようになり、
「牛肉!!牛肉!!」とは、言わなくなりました。
(まぁ、これは、ある意味、金銭感覚の教育の賜物なんですけどね(笑)
美味しいモノを安い値段でお腹いっぱい食べるには、
鮮度のいい食材を安く多めに購入する必要があるんですよ。
牛肉の値段で、豚肉だったり、鶏肉がどれだけ買えるか、
買い物の時に計算させるようにしたら、アラ不思議、
牛肉へのコダワリは消えました。
ええ、キレイさっぱり、コレでもかってくらい、牛肉を選ばなくなりましたよ。)
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②お雑煮
これも、一時、悩みました。
私、関東出身ですが、作っているモノは、多分・・・
関東風お雑煮ではありません。
ええ、なぜかというならば、親の作る料理で覚えているが故に、
関東出身ではない親の作るお雑煮になってしまうから・・・。
そして、もっとも、ひどいところではあるのですが、
親の作る料理って、ものすごく適当で、冷蔵庫にあるものでとりあえず、作る、
そう、あるもので作るから、それが料理として正しい食材になってないことがあるんです。
もうね、ソレに気付いた時には、思いっきり凹みましたよ。
それがお雑煮でも発覚したのが、結婚2年目のお正月。
それも、お雑煮なんか作ったこともない旦那に指摘されてとか、
本当にショックで、思わず、「実家では、こうだった・・・」と主張したのですが、
食文化の違う関西をなめてはいけない。
すまし汁どころか、味噌仕立てでした・・・。
当然のことながら、具材も違う、出汁も違うと、
食い違っていく我が家のお雑煮。
どうする、どうすると、食品売場にて迷う夫婦。
チッチッチッチッ・・・・
折れたのは私。
「年越しそばは醤油だから、お雑煮は味噌でいいや。」
そう折れたものの、味噌仕立ての具材なんぞ、何が正解か知らん。
とりあえず、旦那の記憶の中にある、お雑煮の具材をそろえて、
その年のお雑煮は作成された。
が・・・そこに落とし穴はあったらしい。
旦那の出身地は、関西の味噌仕立ての雑煮ではあるが、
少々、違っていて、そこに『きな粉』も用意されていて、
これをつけながら、もちを食べるという食文化であると、後に発覚。
(これは、全国各地の食を紹介する某番組を見ていて分かったことなんですけどね。)
そして、合わせて発覚したのが・・・、
旦那の記憶の中にあるお雑煮の具は、正しくない!!
まぁ、本人に言ったところで、間違ってましたなんて認めないと思ったので、
言いませんでしたけどね。
(お豆腐が入るとか、肉や魚や葉モノは入らないとか・・・
全然違うじゃないのと密かに突っ込みまくりましたよ。)
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そんなこんなで、我が家のうちごはんは、まだまだ続く。
ここで書いていない、そんな、え~っとなるご飯が、
今後も出てくることでしょう。
なんだかまとめ切れていなくてすみません。
でも、我が家みたいに食が違うおうち、ありますよね?ありますよね???