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世界史上の悪役令嬢  作者: 伊阪証


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聖オリガ編

世界史豆知識

カエサルの「ブルータス、お前もか」

は親戚で腹心のデキムス・ユニウス・ブルトゥス・アルビヌスを指しているのであって有名な方のマルクス・ユニウス・ブルトゥスのことではない。

ドニエプル川から吹き込む風は、湿った重みを持ってキエフの石壁を叩いていた。空は鉛色に濁り、雪混じりの雨が泥濘をさらに深く、暗く染め上げている。

宮廷の奥、冷え切った玉座に座るオリガの指先は、肘掛けに刻まれた北方の紋様を白くなるほど強く、だが静かになぞり続けていた。

「イーゴリ様は、その・・・。二本のシラカバの木を限界まで曲げ、その脚をそれぞれに縛り付けられたと聞き及んでおります・・・。木が解き放たれた瞬間、肉は紙のように裂け、内臓が雪の上にぶち撒けられたと・・・」

報告する兵士の声は震え、視線はオリガの足元を彷徨っている。

オリガの胸の内で、何かが決定的に、音もなく崩壊した。それは悲しみという湿った感情ではなく、国家を支える「秩序」という名の鉄骨が折れた響きだった。

(この国は、暴力という名の気まぐれに支配されている。王が裂かれれば、次は法が裂かれ、民が裂かれる・・・)

彼女の心拍は、ピンと張り詰めた太鼓の皮を叩くような硬いリズムを刻んでいた。

「族長マルは、この混乱を好機と見ております。今、広間には二十名の使者が到着しており、貴女様を新たな妻として迎えたいと・・・。実質的な属国化の宣告でございます!」

側近の悲鳴のような言葉を、オリガは冷徹な理性の膜で受け止めた。

「通しなさい。夫は死に、もはやこの世にはいない。それがこの大地の定めた道理なのですから」

扉が開くと、獣の皮を纏い、酒と泥の臭いを漂わせたドレヴリャーネの男たちが、勝利者の傲慢さを隠そうともせずに入ってきた。彼らの瞳には、未亡人となったオリガを「征服すべき領土」として品定めする下卑た光が宿っている。

「オリガよ! 我が主マルは慈悲深い。夫を失った貴女を拾い、我が部族の誇りとしてやろうと言っているのだ!」

使者の言葉に対し、オリガは唇の端に、薄氷のような微笑を浮かべた。その眼差しは、彼らを人間としてではなく、処理すべき数字や事象として捉えている。

「貴方方の配慮、痛み入ります。ですが、キエフの民が納得する形での礼遇を尽くさねば、私はこの地を離れることはできませんわ。明日、もう一度私に会いに来なさい。ただし、歩いて来てはいけません・・・」

使者たちが怪訝な顔をする。

「貴方方は勝利者であり、王を迎えに来た栄誉ある使節です。船に乗り、その船を我が民に担がせて、空を行くが如く誇らしげに宮廷へ入りなさい。それこそが、我が国における最高位のトリーズナなのですわ」

男たちはその言葉を、オリガの完全な心服と解釈し、歓喜して引き下がった。彼らの脳内には、民衆に担がれて凱旋する自分たちの姿が、甘美な幻想として描かれていたに違いない。

彼らが去った後、オリガは即座に庭師と屈強な兵士たちを呼び集めた。

「宮廷の庭園に、あの使者たちの船が丸ごと収まるほどの深い穴を掘りなさい。夜が明けるまでに、奈落を完成させるのです・・・。一寸の狂いもなく、底には尖った石を敷き詰めなさい」

土を穿つ重い音が、雨の音に混じって夜通し響き続けた。オリガは冷え切った回廊に立ち、松明の光が穴の深淵を照らし出すのを、瞬き一つせずに見守っていた。

翌朝、二十名の使者たちは豪華な装飾を施した自らの船に乗り込み、担ぎ手たちに持ち上げられた。

「見ろ! キエフの連中が我々を拝んでいるぞ!」

「オリガは既に、マルの寝所にいるも同然だ!」

下卑た笑い声が宙を舞う。だが、庭園の深部、土が剥き出しになった一角に差し掛かった瞬間、担ぎ手たちが一斉に手を離した。

「何だ!? 浮いているぞ・・・。うわああああ!」

重力という冷酷な審判が下る。船は傾斜し、数トンの木材と人間の塊となって、巨大な穴の底へと落下した。

湿った土と肉が叩きつけられる、鈍く、取り返しのつかない衝撃音が庭園に響き渡った。

穴の底では、折れた船材が腹を貫き、泥を啜りながら喘ぐ男たちが、壊れた虫のように蠢いている。

オリガは穴の縁まで歩み寄り、底を見下ろした。彼女の影が、絶望する男たちの顔を覆う。

「この名誉は、貴方方の望みに足りますか?」

「助けてくれ・・・。イーゴリの最期よりも、こんな、こんな屈辱的な死は・・・!」

一人の男が血を吐きながら叫んだが、オリガは感情の欠片もない動作で右手を上げた。

「イーゴリの死に救いはなかった。ならば、貴方方にも、救いも、歴史も、名誉も与えないのが私の義務ですわ」

彼女の合図とともに、待機していた兵たちが一斉に土を投げ込み始めた。

上から降り注ぐ冷たい土が、叫び声を、視線を、そして生存の事実を一つずつ埋めていく。

オリガは靴先に跳ねた泥を、冷ややかな一瞥で払った。

彼女の心臓は、悲しみではなく、次に滅ぼすべき拠点の地図を描くために、より精緻に、より冷酷に鼓動を強めていた。


オリガは族長マルへ向けて、さらなる伝令を放った。

「貴方が本気で私を望み、キエフの民を屈服させたいのなら、より高貴な使節を送りなさい。そうでなければ、キエフの誇り高き民は、私がドレヴリャーネの地へ向かうことを決して許さないでしょう・・・。」

この挑発は、勝利の美酒に酔いしれるマルの虚栄心を正確に射抜いた。

数日後、キエフの重厚な石門をくぐったのは、ドレヴリャーネ族の中でも最高位の家臣や賢者たちで構成された、豪奢な使節団だった。

彼らは刺繍の施された厚手の外套を纏い、腰には金細工の短剣を帯び、自分たちが新たな支配層として迎えられることを確信していた。

「遠路はるばる、よくぞ参りました。キエフの冬の湿気は、貴方方の高貴な身体を冷やしたことでしょう。まずは旅の埃を落とし、身を清めてください。我が国自慢のバーニャを、最高に熱く温めておきましたわ・・・。」

オリガは柔らかな、だが一切の温度を感じさせない声で彼らを浴場へと誘った。

白樺の新鮮な香りが立ち込めるバーニャの内部では、加熱された石が赤く熱を帯び、水をかけられるたびに荒々しい蒸気を噴き上げている。

使節たちはその歓迎を、オリガの完全な心服と、自分たちへの畏怖の証として受け取った。

彼らが衣服を脱ぎ捨て、無防備な肉体を熱気に晒したその瞬間、オリガは外に控えていた兵たちに目配せをした。

重厚な木製の扉が、外側から太い閂によって閉ざされる。

「何だ!? 扉が開かないぞ! オリガ様、これは何の冗談だ!」

内部からの叫び声が、厚い壁を透かして漏れてくる。

「いいえ、冗談ではありませんわ。貴方方の罪があまりに深いゆえ、水ではなく火で清めねばならないだけですの・・・。」

オリガの合図とともに、浴場の周囲に積み上げられていた乾燥した藁と薪に、一斉に火が放たれた。

炎は飢えた獣のように壁を這い上がり、乾いた木材を噛み砕く凄まじい音を立てて燃え広がる。

閉じ込められた男たちの叫びは、酸素を奪われ、熱風に喉を焼かれる絶望的な絶叫へと変わった。

オリガは炎が夜空を焦がし、建物の屋根が焼け落ちるまで、その場に立ち尽くしていた。

火の粉が彼女の頬を掠めても、その瞳は瞬き一つせず、ただ「論理的代償」としての処刑を冷徹に完遂させていた。

「次は、夫の墓前ですわ・・・。」

彼女は休む間もなく、キエフの精鋭部隊を率いてドレヴリャーネの地へと進軍した。

イーゴリが二つのシラカバに引き裂かれた悲劇の地、イスコロステニの近郊で、彼女はマルの配下たちに再び和解を装った書簡を送った。

「私は既にキエフを捨て、貴方方の民となる覚悟を決めました。ですが、その前に亡き夫の墓前でトリーズナを催し、彼の魂を鎮めたいのです。多量のメドを用意してください・・・。」

ドレヴリャーネの民は、自らの知略が女王を屈服させたのだと信じ込み、警戒を解いて大量の蜂蜜酒を用意した。

広大な平原に焚き火が並べられ、甘いメドの香りが風に乗って漂う。

オリガは夫の墓の前に跪き、一度だけ、誰にも見られぬように拳を握りしめた。

「今日は夫への最後のお別れ。敵味方の垣根を越え、存分に飲み、踊りなさい。それがイーゴリへの何よりの手向けですわ・・・。」

振る舞われた金色のメドは、極上の甘みとともに、男たちの意識を急速に泥濘へと引きずり込んだ。

笑い声がやがて高い鼾に変わり、五千のドレヴリャーネ兵たちが武器を手放し、大地に重なって眠りにつく。

月が天頂に達した頃、オリガはゆっくりと立ち上がり、銀色の剣を鞘から引き抜いた。

「執行を。一人たりとも、夜明けを見ることを許してはなりませんわ・・・。」

その一言が死神の鎌となった。

潜んでいたキエフの兵たちが、影の中から躍り出る。

酒の匂いと鉄の臭いが混ざり合い、静かな平原は瞬く間に、音の無い修羅場へと姿を変えた。

喉を切り裂く湿った音、肉を突く鈍い衝撃。

オリガは返り血の一滴さえも厭わず、自らの足元を流れる血の河を冷ややかな瞳で見つめていた。

これは単なる復讐ではなく、王の命を奪った者たちに「国家の怒り」を刻み込み、新たな秩序の礎とするための、冷徹なまでの行政的殲滅であった。

夜が明ける頃、朝日が照らし出したのは、五千の死骸が埋め尽くす血塗られた平原と、その中心で一糸乱れぬ姿で立つ、キエフの国母の姿だった。


イスコロステニの城郭を包囲して、既に一年が過ぎようとしていた。

キエフ軍の陣営には、湿った土と馬の汗、そして停滞がもたらす重苦しい倦怠が沈殿している。

包囲網の外縁では、ヴァリャーグの戦士たちが退屈紛れに斧を研ぎ、内側ではドレヴリャーネの民が絶望を盾にして籠城を続けていた。

オリガは陣幕の前に立ち、幾度もの冬の風に晒された城壁を見つめる。

彼女の頬は痩せ、その瞳は燃えるような憎悪を超越した、凍てつくような「静寂」に支配されていた。

「大公妃様、これ以上の包囲は兵糧を浪費し、兵たちの士気を削ぐばかりですわ。力攻めを命じられては・・・」

側近の言葉を、オリガは細く白い手を挙げて遮った。

彼女の視線は、城壁の隙間から出入りする数羽の鳥を捉えていた。

「暴力による破壊は、その土地をただの廃墟に変えるだけ。私が望むのは、この大地を支配する『永劫の法』ですの。力攻めはいたしませんわ」

彼女は城内へ、最後となる講和の使者を送った。

提示された条件は、戦勝国としてはあまりに些細で、滑稽ですらあった。

「イスコロステニの民よ。これ以上の流血は無益です。各家庭から、三羽の鳩と三羽の雀を献上しなさい。それだけで、私は包囲を解き、平和を約束しましょう」

城内には疑念と、それ以上の安堵が広がった。

苛烈な復讐者がついに折れ、慈悲を乞うているのだと彼らは信じ込んだ。

夕刻、数千羽の鳥たちが籠に入れられ、キエフの陣営へと届けられた。

鳥たちの羽ばたきは不規則な風を起こし、籠の中からは怯えたような鳴き声が漏れ聞こえる。

オリガはその中の一羽、灰色の鳩を愛おしげに手に取った。

その指先は驚くほど繊細に、硫黄を塗り込んだ布切れと火種を、鳥の細い脚へと縛り付けていく。

「故郷へ、光を運びなさい」

彼女の合図とともに、数千の兵たちが一斉に鳥たちを解き放った。

黄昏時の空を、無数の影が埋め尽くす。

鳥たちは本能に従い、慣れ親しんだ自らの巣へ、イスコロステニの屋根裏や穀物庫、藁葺きの納屋へと一目散に舞い戻った。

数分後、暗闇に沈みかけていたイスコロステニの街は、文字通り「内側から」爆発した。

鳥たちが運んだ火種は乾燥した藁に燃え移り、数千箇所から同時に火の手が上がった。

「火だ! 空から火が降ってくるぞ!」

悲鳴が夜気を引き裂く。

炎は互いに繋がり、巨大な火の渦となって街全体を飲み込んでいった。

城壁はもはや防壁ではなく、逃げ場を失った民を焼き尽くす檻と化した。

オリガは馬上にあり、燃え盛るイスコロステニを、一筋の涙も流さずに見つめていた。

その瞳に映るのは、滅びゆく敵の姿ではなく、灰の中から立ち上がるべき「新しい国の姿」だった。

焼け野原となった翌朝、彼女は煤と灰が舞う大地に降り立ち、書記官を呼び寄せた。

「ここに『ポゴスティ』を設置しなさい。行政の拠点として、民を管理し、法を敷くのです。そして、気まぐれな略奪ではなく、定められた額を納めさせる『ウロキ』を全土に適用しなさい」

破壊の極致において、彼女は統治という名の新たな暴力を、洗練された「制度」へと昇華させた。

個人的な復讐は終わり、冷徹な行政官としてのオリガが、ロシアの原野を支配し始めたのだ。

彼女の足元で、焼け焦げたイスコロステニの土が、冷たい風に吹かれてさらさらと崩れていった。


コンスタンティノープルの黄金の円蓋が、夕陽を浴びて燃え盛る溶鉄のように輝いている。

重厚な絹の衣を幾重にも纏い、側頭環を揺らして歩くオリガの足音は、マグナウラ宮の磨き抜かれた大理石に吸い込まれていった。

漂う乳香の濃密な香りと、壁一面を埋め尽くすモザイク画の聖人たちの静止した視線が、異邦から来た女王を値踏みするように注がれる。

玉座の奥、帝国の最高権威であるコンスタンティノス七世は、その理知的な瞳を細め、オリガの凛とした佇まいに、隠しきれない感嘆の吐息を漏らした。

「貴女のような、美しさと冷徹な知略を併せ持つ女人を、キエフの荒野に留めておくのは世界の損失だ。私の皇后として、この帝国の永遠の栄華を分かち合おうではないか!」

皇帝の言葉は、求婚という形を借りた、実質的なキエフ大公国の吸収宣告であった。

皇帝の視線には、オリガを一個の統治者としてではなく、帝国の版図を広げるための美しい装飾品として捉える傲慢さが滲んでいる。

オリガは瞬き一つせず、その傲慢さを冷たい理性の底へ沈め、優雅な礼をとった。

「陛下の過分なお言葉、身に余る光栄に存じますわ。ですが、私はまだ異教の闇に住まう身。キリストの教えという真理を知らぬまま、帝国の玉座に座ることは、神の秩序に反する大罪でありましょう。まずは私に、洗礼をお授けください。そして、博識なる皇帝陛下自らが私の代父となって導いてくださるのなら、これ以上の喜びはございませんわ!」

オリガの声は、ハギア・ソフィア大聖堂の冷徹な空気のように透き通っていた。

皇帝はその提案を、彼女の完全なる心服と、自らの権威への屈服と受け取り、満足げに頷いた。

数日後、ハギア・ソフィアの巨大な円蓋の下で、荘厳な洗礼式が執り行われた。

聖なるミュロンの香りが鼻腔を突き、冷たい聖水がオリガの額を濡らしていく。

彼女は「エレナ」という新たな名を与えられ、皇帝は神の前で、彼女の霊的な父である「代父」となることを高らかに宣言した。

儀式が終わり、祝宴の席で皇帝は再び、勝利を確信した悦楽の表情でオリガの手を取った。

「さあ、これで障害は全て取り払われた。我が娘、そして我が妻よ。共にこの世界を統治しようではないか!」

だが、オリガはゆっくりとその手を引き、皇帝の瞳を真っ向から見据えた。

その瞳には、もはや恭順の色など微塵も残っていない。

「いいえ、陛下。それは叶わぬ望みですわ。」

皇帝の表情が、一瞬で石像のように硬直した。

「何だと・・・。貴女は何を言っているのだ?」

「陛下は先ほど、神の御前で私の代父となられました。聖なる教義、そして帝国の法において、代父と霊的な娘が婚姻を結ぶことは、血族間の禁忌と同じく固く禁じられているはず。博識なる陛下が、その神聖な法を自ら破り、地獄の火に焼かれることを望まれるはずがございませんわね?」

静寂が、豪華絢爛な広間を墓場のような静寂で満たした。

皇帝は唇を震わせ、自らが仕掛けた「秩序」という名の檻に、自らの足が囚われたことを悟った。

オリガは混乱する宮廷を背にし、自らの船へと向かって悠然と歩き出した。

彼女がこの黄金の都で手に入れたのは、皇后という名の虚飾ではなく、キエフが帝国の属国にならぬための、教義という名の鉄の防壁であった。

帰国したオリガは、ドニエプル川を見下ろす丘に立ち、遥か南の帝都を想い返した。

彼女の肌には、もう復讐の返り血も、夫を失った悲しみの痕跡も残っていない。

あるのは、個人的な情愛を国家の祭壇に捧げ、混沌とした大地に「法」という名の永遠の楔を打ち込んだ、一人の統治者としての誇りだけであった。

「わが国は、もう誰にも引き裂かせはしませんわ。この大地そのものが、私の祈りであり、私の法なのですから!」

夕闇が迫る中、彼女の背後は聖女の光背のような黄金色に染まり、その姿は後の世に語り継がれる「国母」の肖像そのものとなっていった。

彼女の足元では、かつて燃え落ちたイスコロステニの灰から、新しい命の芽が力強く息吹いていた。

世界史豆知識

ローマ法は世界史でも重要視されていたがユスティニアヌス法典等の編纂されたものは中世においてはあまり広まらず、ゲルマン人の間では口承のゲルマン法がメインだったが、写本の発見からローマ法の研究が進み、ボローニャ大学の創設や神聖ローマ帝国の法的な背景を組み上げるきっかけになった。

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