~第4話~
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黒い瞳、剃り残しのある髭、全く手入れしていないであろう少し長い黒髪、年齢は30前後の、まるでどこにでもいそうな農夫って感じの見た目の男だ。
だが、そのどこにでもいそうな男が持っている、神々しく輝く剣を見て俺は空いた口が塞がらなかった。
「お~い、坊主?大丈夫か?頭でも強く打ったのか?」
完全に放心状態の俺に向かって男は声をかけた。さっぱり状況が理解できない俺の頭は全く動かなかった。
「ごめんな〜、ちょっとここまで来るのに飛ばしすぎちゃってさ〜」
男は返答がないことを気にせず話し続けた。
「いや〜、けど間に合ってよかったな〜。俺がいなきゃお前真っ二つだったぜ」
この辺でやっと考える余裕が出てきた。
(さっきの爆風は何だ?この男、どこから来たんだ?)
そう思って男が話しているのを忘れて辺りを見回した。
男が通ったあとと思われるところは草木がなくなり、地面がえぐれた跡が残っていた。これは恐らく、この男が通ったあとなのだろうが、どのようにしてこのような跡が残ったのか全く見当がつかなかった。
それに、さっきまで馬に乗っていた巨大ゴブリンと骸骨は、綺麗に首が跳ね飛ばされ地面に転がっている。
つまり轟音と爆風とともに現れ、2匹の手練れの兵の首を瞬時に切り落としたということだ。
(こんなこと人間にできるのか?)
考え出すと理解できないことが多すぎる。
(それにあの剣だ)
あれが一番理解できない。剣身が白く輝き、柄は黄金に装飾が施された、これほど豪華で神々しい剣が人間に作れるとは到底思えなかった。
「坊主、名は?」
その言葉で現実に引き戻された。
「レオニダスだ。おっさんの名前は?」
「初対面の人におっさんとは礼儀のなってねえクソガキだな〜」
男がおどけた。さっきからふさげた口調で喋って子供扱いしている。
ふざけてるなら容赦なく聞きたいこと全部聞いてやる。
そう思って質問攻めをした。
「どうしてお前の剣はそんなに光ってる?お前は本当に人間なのか?どうやってここまで来た?」
「おいおい、質問が多いな〜、レオニダスとやら」
苛つく喋り方に腹が立った俺は、威圧感をかけ男の目を見て言った。
「お前は敵か、味方か、どっちだ?」
俺の威圧をものともせず男はニタニタ笑いながら言った。
「ごめん、ごめん、怒らせちゃった?」
俺は男を睨み、声を落とした。
「いいから質問に答えろよ」
男は両手を上げ、降参のジェスチャーをした。
「はーい、はーい、俺の名はサン・ソルダ。ソルダと呼んでくれ。俺は当然だが、人間だ。これでいいか〜?」
「全然良くねーよ。まだどうやって来たのかと、その剣のこと答えてねーよ」
ソルダが大きくため息をついた。
「走ってここまで来たのと、、、この剣についてはあんまり人前で言えねえな。」
(走って来ただと。どれだけの速度で走れば地面が抉れるんだよ。)
「剣については言えねえってどういうことだ?」
ソルダがまたため息をついた。
「命助けてもらってその態度かよー。これについて言うと怒られるんだよ」
「大の大人が、誰に怒られるんだ?」
「めんどくせ~ガキだな。お前、友達いねーだろ?」
カチーンときた。確かに俺は町でもソキウスしか友達はいないが……そんなこと今は関係ないだろ。
「けど、まあいいぜ、教えてやるよ。けど誰にも言うなよ……」
ソルダは勿体振った風に言った。
「この剣は神からの貰いもんだ」
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