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闇小説鍋  作者: 熱湯ピエロ
心理と探求のブルース編
17/19

スキマズルイッチ

『全力盗電』


無断で、差し込んだらサツに捕らわれんだ

コンクリートジャングルの死角を狙って盗む


泥水すするようなブラック世界、新電力など無い

染みついたケチ根性、こびりつきまくってる


まだイケルと踏みここにいようとねばったのに

コンビニ店員「警察ですか」と通報してた


充電器をいつも身に付けて、他人のコンセントぶっ差して

モラルない、方法で、スマホの充電潤せ

数十円を浮かすために、全力で盗電してた


セイフのアクセイのせいだ



節約が目的では札に囚われんだ

メーターはほぼ無回転、笑いが止まらない


浮いたお金でほしい物をいっぱい買ったろう?

“オトナリ“が全て気付いてしまう前に


さえぎる被覆はひん剥いて、配線ちょいとまとわせて

他人の、電気で、空のバッテリー潤せ

数千円を浮かすために、全力で盗電してた


バレなきゃ何も悪くない



怪しむオトナリ流石に盗電はもう止めか?

まだイケルさ、大丈夫大丈夫、すぐ忘れんだろ


充電器をいつも身に付けて、他人の電気にのっかって

幾重の手段で描いたゼロへの電気代

コソクでも僕はずっと全力で盗電してやる


扉を叩くのは誰だ?


視界に飛び込む逮捕状


【スキマズルイッチ おわり】

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