始めるきっかけできました!
さてと、、。
今日は土曜日、このゲームに人はいない。次こそとるぞ新記録
そんなこと考えながらすわったら、隣に人が来た。
しかも高校生みたいだ。
チラチラ見てるし、なんだこの人、、。とりあえずレースに集中しなくちゃ。
怖いし。
レースが終わりチラッと見てみると
「この車にしたんだ!奇遇だね、俺も一緒なんだ」
「えっ、、、」
「あっ、、ごめんね勝手に見ちゃって。この車乗ってる人がいなくてさ、、嬉しくてつい、、、。」
「あっ、そうだったんですね。人気ないんですね、じぶんはすきなんですが。」
「いいよね!この車かっこいいよね!!
ところで馬力とかはあげないの?」
「今のところ上げる気はないです。」
「そうなんだ、これ使ってみる?」
そう言って取り出したのは自分の持っているのと同じカードだった。
とりあえず、受け取って使ってみることにした。
「タイムアタック。やってみてよ。」
言われるがままにタイムアタックで自分がよくやるコースを選択すると、そこには自分と同じ車が少し透けた状態で出てきた。
『なんだこれ。とりあえず抜かせばいいのかな。』
そう思いプレイしてみるが、全然勝てない。
悔しがっていると
「これ、早いでしょ。俺もたまにやるんだけど、この記録以上の記録に出会ったことないんだよね。」
どうやらこの先輩の記録みたいだ
「どうやったらこんな早い車ができるの?」
記録というより車そのものの速度が桁違いすぎてまるで扱いきれなかった。
「チューニングモードをやり込めばいいんだよ。お金はかかるけどちょっとずつ早くなるからいずれ使いこなせるようになるさ。
ちょっと見ててよ。」
そう言ってその先輩は、自分の車を選択し同じコースを走ってくれた。
その先輩は、早かった。マシンだけじゃなくテクニックも自分とは桁違い。
憧れた。こんな人になりたいと思った。
「どうしたら、こんな早くなれるんですか?」
「実力、、、て言いたいけど、やりこむことが一番重要かな。」
「やりこむこと、じぶんもこれくらい早くなれるんですか?」
「こんなもんじゃないさ。もっと早くなれる。
もうこんな時間。
いい収穫だった!ありがとう。」
そう言うと彼は帰る準備を始めた。
「あのっ、、、なまえ、聞いてもいいですか?」
「名前は、、、そうだな、、、フジモリ。
フジモリって呼んでくれー」
「フジモリ、、、」
それからしばらくは車の馬力やハンドリングをあげるのに徹した数日が続いた。
初めまして。
サキイカと申します。読んでる人いないと思いますが。
かなり適当に書いている&コンな感じでちょくちょく趣味程度に上げていくので気長に楽しみにしていてください。