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このスキルはとても速いのです!


 「わ、わかりました。」


 俺はクラウスの提案で、五つのスキルを覚えることになった。


 「クラウスさん。スキルってどうやったら覚えれるんですか?」


 俺は気になったのでクラウスに問う。


 「今さっきの画面の右下らへんに、スキルポイントってやつがあるだろ。」


 そう言われ、俺は画面を開く。


 「あっ。あったよ。」

 「共通スキルはそのポイントを使って覚えるんだ。」


 成程。

 つまり敵を倒してポイントをゲットするほどいろんなスキルが覚えれるってわけか。


 「まあ今回は坊主の知能のステータスが高いから、すぐ習得できると思ってこうして教えてるんだがな。」


 クラウスは付け加えるように言い、げたげたと笑う。

 多分言っている内容から考えると、知能が高いほどスキルをすぐ習得できるってわけか。


 「よし。今から教えるぞ。」

 「よろしくお願いします!」


 その言葉に俺は気を引き締め返事する。


 「まずは≪超加速≫だ。見てろよ」


 そう言ってクラウスは少し離れた場所へと歩いていく。

 俺はクラウスの方に視線を集中させる。

 そしてクラウスは突然走り出す。

 そして。


 「超加速!」


 そう言った瞬間クラウスの姿が消える。

 気になって俺はあたりを見回す。


 「ここだよ坊主」

 「ッ・・・・・・!」


 気づくと後ろになぜかクラウスがいた。


 「えっ・・・・・・どういうこと?」


俺は驚きのあまり、戸惑いながら聞く。


 「これが≪超加速≫だ。移動中にこれを発動すれば、素早さが百倍以上に上がるんだぜ。」


 強すぎでしょ。

 俺にそんなの覚えることできるかな・・・・・・。


 「今さっきの画面見てみな。多分習得可能スキルのところに≪超加速≫があるだろ。」


 ないよ・・・・・・。

 こんな便利なスキルが簡単に覚えれるわけ・・・・・・。


 そう思いながら習得可能スキルを見る。


 「えっ・・・・・・。」


 あるんですけど。


 「あったなら覚えるを押してみな。」


 そう言われ俺は覚えるを押す。

 すると。


 『スキル≪収納≫を習得しました』


 そう書かれた画面が自分の視界に表示される。


 「クラウスさん習得できました!」


 そう伝えるとクラウスは豪快に笑い。


 「そうか!そしたら・・・・・・。」


 そうクラウスが言おうとするとアカネがかぶせるように。


 「クラウス。ユウサクにスキル教えてあげるのはいいけど時間がないから後にしてくれる?」

 「ああ済まない、すまない。坊主続きは双剣ができたときな。待ってろよ!」


 そう言って手を振るとクラウスは店の方へと戻っていく。


 「さあ。行くよユウサク!」


 そう言ってアカネは王城があるほうに歩いていく。

 俺はそれについていく。


 「アカネ。呼び出しってどんな内容なの?」


 俺は気になっていたことを呼び出しを受け取ったアカネに聞く。


 「さあ?そこまでは言ってなかったけどたぶん私たちが倒した魔王軍のことに関してだと思うよ。」

 

 俺の問いにアカネは答える。

 そして続けるように。


 「ユウサクって今何歳なの?」

 「えっと十七歳だけど・・・・・・。」


 アカネの問いに対し俺は答える。

 するとアカネは驚いたような声を出し、こちらを向く。


 「ど、どうしたのアカネ?」


 恐る恐る聞くとアカネは少しうれしそうに。


 「私と同い年だ!」


 という。


 まじか・・・・・・。同い年だったんだ。


 「ところでタスクさんとマルクさん、とあと・・・・・・。」

 「めぐよ。これからよろしく!ちなみに私に歳を聞く気ならぶっ飛ばすからね。」

 「よ、よろしくお願いします。」


 めぐのそんな物騒な言葉を聞き、少し戸惑いながらそう返事する。


 「僕は二十三歳だよ。」


 そうタスクが俺の質問に答える。


 「・・・・・・十八だ。」


 マルクは不機嫌そうに答える。


 なんだろ。なんか好きになれないな・・・・・・。


 するとアカネは。


 「ユウサクこれが王城よ。」


 そう教えてくれる。

 話していて気が付かなかったが、すぐ前には王城があった。

 近くで見ると迫力が凄く、圧倒されそうだった。


 「さあみんな。行くよ!」


 そう言ってアカネは門の方へと歩いて行った。

 




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