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少女達の奏でる夢想曲  作者: まぐろどん
1章 拾われた日
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勢力関係

「それじゃあ、説明するわね〜」


「あっはい、お願いひまふ、トレーフはん」


顔面をグシャリとされて呂律が回らない。


「…まぁいいわ。じゃあ、まずは大まかな世界情勢から〜…」


聞いた内容はおおよそこうだった。この世界は現在主に4つの勢力が拮抗している。1番大きく、世界に大きな影響を与えられる国家連盟軍。主に法律などを変えることが出来るのだとか。兵力は鍛え上げられた兵士がいるくらいで心許ないが、財力、権力は全勢力トップ。

次に大きな勢力は魔王軍。50年前に復活を果たしたそうで、めでたいめでたい。50年前アマテラス、という国に降り立ち、以降勢力拡大はしていない。国も不穏だと言い、警戒してるそうな。

次に大きい勢力は奴隷商。国が魔王軍に立ち向かえるならなんでもいい!と言ったそうで、奴隷を合法化したそうな。何やってるのやら…。頭数は多いが精鋭の少ない勢力で伸び悩んでいるそう。

最後に、トレーズさんの言っていた解放軍。奴隷解放を主な目的としていて、打倒国家、奴隷廃止を目論んでいるそうな。そのために魔王軍を打ち果たし国より上に立ちたいそう…。

以上が現在の勢力だそうで…


「あのー、質問なのですが、魔王は復活を果たした、と言ってましたが、前回はどうやって撃退を?」


「あぁ〜、前回は勇者がいたからね〜。勇者は天使や女神に力を授けられ、魔王を見事撃退したわ〜。」


「でしたら、5年過ぎたそうですが、勇者はまだ修行を?」


「勇者ならもういないわ〜」


「え?まさか、魔王に…」


「いえ、なんか亡くなったそうよ〜。だから困ってるのよね〜」


倒せないのでは?…魔王

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