書きたいこと沢山あるので後書きが1話分となりました。はい。いやね、だって書きたいんですもん。仕方ないじゃないですか。ここまで約200も話書いて来て、あんな小さな枠に収まるはず無いですよ。
ここまで読んでくださってありがとうございました。筆者のまぐろどんと申します。
はい。タイトル通りです。
ここまで200話くらい(正確には190…190!?)
書いてきて、あの枠に収められるか不安だったのでこちらに書くことに相成りました。
こらそこー、静粛にー。
というわけで。
改めて、ここまで読んでくださった方、本当に、ほんっとうに!ありがとうございました!
元々この話を書き始めたのは、途中書いたようにオムライスの流れだったり、そこら辺の感動パートを書きたかったから、ですね。
主に書きたかったシーンが、オムライスの流れ、アルミスタの修行パート、最後の戦いのギューフを励ます流れ、の3つですね。
そもそもの話、私が小説を書く理由は、私が読みたい小説を書きたいから、でして、大衆受けするだとか、そういうのが書きたい訳では無いです。そんなだったらとっくに本売りに出してます。
さて、それでは登場人物一人一人に感想書いていきます。
まず、ギューフ。
主人公ですね。とは言っても、後半は特にナレーションは減り、徐々に登場しなくなる回も増えましたね…ははは(苦笑)
アルミスタの修行回なんて、名前が出てきただけですし。
冷静に見えて、意外と心の奥底では熱い思いがある、そんなキャラが書けて満足しています。
ラストの方は特に…まぁ、物語書く上でちょっと自分本位な人物像になってしまった訳ですが…。
彼は結局、誰と結ばれるのですかねー(無粋)
次、リタ。
メインヒロイン!だったと思います。
ラストで思いっきり取り返したから良いよね!…いい…よね?
メインヒロインの割に3部があっさりしていたり、他のヒロインに立場奪われたり…
とりあえず1つだけ、反省点を…。地下牢での両親は他殺だった!?という流れ、あれ、無理矢理過ぎたかなーっと反省。こうした方が面白いんじゃない?が加速し過ぎた結果でした…。
そうは言っても、感情表現豊かなリタは書いてて楽しかったですね!特にラスト!砂糖が!砂糖がぁ!
次、トレーズこと、ユル
ユルの話は構想段階で裏切りまで考えてました。あんな優しそうな人が裏切るはずなんてない!から、オンドゥルルラギッタンディスカー!をやりたかった訳です。
元々、ユルを倒し、完結としたかったのですが…ケトラの伏線回収と、アルテミス消化不良のせいで、ラスボス前の関門止まりとなってしまいました。残念無念また来年。
ちなみに後日談。ユルは罰せられるには罰せられたが、酷く重い罪に問われることはなく、辺りから白い目で見られるが、本人は街の復興などに進んで参加し、徐々に信頼を勝ち得て、5人で幸せな生活を送るようになった。という後日談をエピローグで書こうかと思いましたが、あの流れを壊したくなかったので、やむ無く割愛。
優しそうなトレーズさん、彼女の内面を何処で出そうか、ワクワクが止まりませんでした。
次、アルミスタ。
第3部を書いたら、凄く大好きになりました。いや、とてもカッコイイし、可愛いですし…。
そんなこんなで、無事、切込隊長という立場を確立した人です。
正直に白状しちゃうと、雷怖い系少女を書きたかっただけです。
アイリス、カサブランカについても書いちゃいますが、正直この2人との繋がりが無かったら、私自身、アルミスタを好きになれなかったかなーと思うほど、この2人は偉大でした。
あ、何度も言いますが、放火、ダメ、絶対。
第3部書いてる途中、ずっとこの2人の苦悩を想像しながら書いてました。
好きな人を傷つけなくてはいけない。
傷つけられる好きな人を助けてはいけない。
その状況を想像すると、悲惨で、どうしようもない絶望感があるのだと思います。
まぁ、そこでの救済措置としてベゴニアを登場させました。絶対ベゴニアいなかったら壊れてましたね、2人とも。
実は
「寝顔って、いつか起きるものだからこそかわいいのよ。起きることの無い寝顔なんて…なんの価値もないわ」
このセリフかなりのお気に入りだったりします。
咄嗟に思いついた私、ナイス。
あの時勝負に勝てず、3人で平和に暮らしていく世界線というのも考えるのは楽しいものですね。
まぁ、ここまで書いてしまって、これ以上書くことは出来ませんけどね(苦笑)
次、カランコエ
一言で言えば、3部、ネタに困りました。
カランコエは元々ゲス幼女枠で登場させる予定…だったのですが…
途中ネタ切れ、それでも、丁度いい感じのネタには仕上がったと自負しています。
アネモネは今後、どうなったのか。無事、カランコエと暮らせているのか。そこは皆さんの想像にお任せします。
次、黒猫。
最初書きたかったキャラ。いかにして黒猫を登場させるか悩みました。
前半飄々としていた彼女ですが、色んな人との交流を通して、徐々に感情表現豊かになっていく。そんな感じに伝わっていたら嬉しいです。
と、いうわけで、アーチュも一緒に書いてしまします。
定規を剣として振るという行為は私がよくやる行為だったりします…お恥ずかしい。
正直、こんなキャラいたらカッコイイな、で書いたのがアーチュです。要は私の憧れですね。いえ、少し違う気がしますが。
と、1つ皆さん疑問に思っていることでしょう。
途中技名を叫ばなくなりました。
それも一重に彼女が他人と関わり、信頼し、能力が強くなったから。
はい、ごめんなさい。技名がキーボードの変換候補に出てくるのがなーんか嫌になりました。いや、ホントに。今だとあを打つと変換候補第1位はアルテミスですからね。はっはっは…はぁ…。
まぁ、メタい話は置いておいて…。
この2人のやり取りはかなり書きたかったです。同じ大切な人なのに、すれ違ったり、いがみ合ったり…。そんな中でも、相手を信頼し、頼って、たまに頼られて。
最終的にはお互いにとって唯一無二になったわけです。エモい。
ちなみに、アーチュの
「迷子だが?」
は、話の辻褄を合わせる時、大変助かりました。(おい)
次、この流れでアセロラ。
アンスールのオムライスを食べて、彼女は無事、成仏を果たしました。
正直、2度目の登場は考えてなかったです。でも、何かしら切り札無いと、黒猫のクローバー発動のきっかけが無いな、と。
というわけで、本当に成仏するパートを作りました。
実は、最終決戦で
「まだ成仏出来なかったや、てへっ」
とか書こうと思いましたが、さすがにやめました。理由、成仏する詐欺やめて。
はい。
でも、彼女はなかなかカッコイイキャラに仕上がったと思います。結構満足。
次、カトレア。
必殺技に自分の名前とかつけちゃう系女子。
いがみ合って無いで、自分達に出来ることをしなさいという私なりのメッセージ。
はい。重苦しい話は本編だけで十分ですね。本編で十分に重苦しくなってきてください。
こんな!後書き読むくらいなら!本編を!
嘘です、両方出来れば読んでください…。
さて。元々ろりきょぬー書きたかった訳で、そこにのじゃ系を加えてみました。あらまぁ、完全に魔王。
実は優しい魔王様。それを書きたくって書いたというのはありますね。
次、ベゴニア。
魔王がいるなら天使がいても良いじゃない!
それだけ考えて出したキャラが、思わぬキーパーソンになりました。正直、私もビックリ。
後半怒涛のベゴニアラッシュ。ホントにビックリ。
さぁ、皆さん、食べることとは生きることですよ。(あれ?逆だっけ?)
次、アントス。
正直、みんな生存ハッピーエンドにしようかとも思いましたが、彼だけは…まぁ。
ホントにごめんなさい。ただ、酒の流れをやりたかったがために…うぅ…
さて、過去に様々なヒロインに関わってきた男キャラという立場を彼には取ってもらいました。
彼には彼で、旅の中で様々な葛藤があったんでしょうね。おっと、また重そうな話になりかけた。
気分を変えるため次、ロベリア。
…ロベリア。はい。
これくらい頭のネジ吹っ飛んでないと悪役には適していないと判断しました。
ちなみに、ロベリアの花言葉、本当に悪意なんですよね…。
これ以上書くときっと、私の精神力が持たない。
えっと…次、アルテミス。
純粋悪が欲しかった!訳ありのボスとかより、世界征服を企む純粋な悪役の方が心置き無く打ちのめせるじゃないですか。
そーゆー事です。
では、最後
32番。
こらそこ、ヴォーチェ書かないのか、とか言わない。
ヴォーチェは声帯についてしか書くことなさそうなので割愛。
…32番はそれ以上に書くこと無かったですね。
きっと彼は異形になる事を、喜んでその身を差し出したのでしょう…。
なんか…もう…まったくもう…。
はい、という訳で、長く長く続いた彼ら彼女らの旅は終幕となります。
この先、更なる困難が待ち構えているでしょう。
しかし、彼女らは乗り越えていけるはずです。この旅を通し、彼女らは強くなりました。
きっともう、彼女らは大丈夫。
ここまで読んでくださった方々に多大なる感謝を。
そう、それは1人の筆者の読みたかった話。