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少女達の奏でる夢想曲  作者: まぐろどん
17章 王宮攻略作戦 カトレア編第3部
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質問

「では、一つ目」


俺の返答を聞かずに質問をする。まぁ、断る気も無いがな。


「何故解放軍に?」


「好きなやつがいたんだよ。もちろん、ラブの方で、だ」


「誰ですの?その方は」


「名前は恥ずかしくて言えないな。とにかく胸が大きいロリだ」


「変態ですのね。。」


「あぁ、そうだぞ?そしてお前は変態の妹だ」


「そこまでは聞いてませんわよ、さて、次。こちら側へ戻ってくる気はありませんの?」


「無いね。こんな洗脳国家なんて糞食らえだ」


「多少返答に気に入らない部分はありますが。。まぁ、良いでしょう。。次。あなた、その血統に誇りや責任は無いんですの?」


「無いね。そんなもんとっくの昔に捨てたよ」


「あなたのせいで、誰が迷惑してると。。!まぁ、言っても始まりませんわよね。次、その血統の事、解放軍の皆には伝えましたの?」


「はっ!伝えてないね!忘れてたよ!」


「あなたはそうやって逃げてきたのですわね」


ここまでの質問は適当に流した。これで許してくれる辺り優しい妹である。


「最後の質問ですわ。あなた、そろそろ教えてくださらない?私の名前の由来。その、花言葉を」


「それは。。」


答えに詰まる。名前の由来になった花言葉、それを知るのは、その由来を知るのは、最早俺だけなのだ。


「やっぱり。。答えられないのですね。。」


「。。。」


剣に手をかける。勝率は。。まぁ、0だろう。仕方ない。MF持ちと、役に立たない血統持ちが戦っても所詮はこんな物だ。


「では、死んでくださいまし、お兄「たのもー!」


扉が勢いよく開かれる。そこには魔王と、騎士がいた。


「おぉ!アントスではないか!探しておったぞ!して、その女子は?」


「。。ロベリア!」


「久方ぶり。。というほどでもありませんわね。アーチュさん」

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