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少女達の奏でる夢想曲  作者: まぐろどん
15章 主人公の過去話
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過去との対峙

「よくぞ戻られましたね」


「命からがらじゃったよ」


相変わらず、ベゴニアにはお茶を入れないらしい。さすがの俺もそろそろ我慢の限界が近い。


「では、約束です。こちらへどうぞ」


連れて行かれたのはとある一室。正方形の部屋に吹き抜けの二階。床には大きな魔法陣。


「ここに、宝珠を」


アルテミスの言う通りに宝珠を置く。吹き抜けの二階に人…もとい天使が入ってくる。


「一つ、ここまでしておいて確認してもよろしいですか?」


「はい、どうぞ?」


「記憶を戻すという事は、過去と対峙するという事。発狂し、下手すれば心も失われてしまいます」


「そんなこと、大丈夫ですよ。俺には支えてくれる仲間がいますから。きっと発狂しても支えてくれるでしょう」


「他力本願なんですね」


「否定はしませんよ。ここまでもそうでしたから」


「覚悟は、変わらないようですね。よろしい…さぁ、この魔法陣に魔力を!」


「「「「やぁぁぁあ!!」」」」


頭に記憶が流れてくる。…深く…深く…眠るように落ちていった…。

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