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少女達の奏でる夢想曲  作者: まぐろどん
1章 拾われた日
11/191

肌身離さず持つ紙

「はい、どうぞ〜」


さっき出てきた紙を渡される


「無くさないでくださいね〜、いつでも肌身離さず持ってるように。」


「え?なんで?」


「いえ、誰かに襲われた時にこれを見せるのです。そうしてこう言ってください。…

『わぁたし、この人に保護されてるんです〜!この人凄く美人で頭脳明晰、運動神経も良くって、家事も万能。さらにお金持ちで、その上とてつもなく優しいんです〜。いいでしょ〜?羨ましいでしょ〜?』

と。」


普通に嫌だった。保護されているだけならともかく、そこまで褒めるのは何故かとても嫌な気がした…。


「あ…あはは、そう…します」


「よろしい〜」


目の奥から来る威圧感がすごかった。


「…どこにも行かないでくださいね、離れないでくださいね。」


「…はい」


どうやら、しばらく保護される事になりそうだ

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