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少女達の奏でる夢想曲  作者: まぐろどん
12章 別行動
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ささやかな平和

「なるほどねぇ、厄介だ…ところで、あれからどうやって戻ってきたんだい?」


「足は痛むが少し動かすなら造作もない」


「いや、キミは方向音痴だろう?私の場所も分からないはずだ」


「あぁ、ギューフから貰ったこれが役に立った」


「これは…なるほど、コンパスか」


「地図は持っているのでな。持っていてよかった」


「さて、リタのMFも戻ったんだ。奴の対処など含めて…帰ったら作戦会議かな」


「そうだな…なかなか問題になりそうだ…なぁ、リタ?」


「…ふぇ?」


「眠いなら私がおんぶしてやろう。飼い猫より頼りになるぞ?」


「いいや、私がおんぶしてやろう。元国家の犬より頼りになると思うね」


「あ!歩けますからぁ!」


こんなささやかな平和を噛みしめつつ、拠点へと戻るのだった。

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