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少女達の奏でる夢想曲  作者: まぐろどん
12章 別行動
100/191

ノリの良い奴ら

記念すべき100部目!…これと言って特別な話でもありませんが。ここまで読んでくださった方ありがとうございます!並びに、これからもよろしくお願いします!

中は至極簡素な作り。ラジオと椅子と机。余計な物は置いてない。


「そういえば、カランコエさん、花の名前そのまま付けたんだな。とても似合っていると思うよ」


「いえ、これは今のご主人様から頂いたもので」


「なるほどギューフが…そういえば記憶無くす前に話もしたからな。きっと奥底の記憶が呼び覚ましたのだろう」


「そうですかねぇ…」


「おおっ!今日はべっぴんさんが2人も!」


「ははっ!これは盛大にもてなさなくてはいけないな!」


「お嬢さん方?お飲み物は何がいいかな?」


「紅茶かい?コーヒーかい?ジュースかい?」


「ほぉら、お茶菓子も沢山あるぞ!好きなだけたんとお食べ!」


「なぁに、毒は盛らないさ!毒なんて盛ろうものなら…ひぃっ、怖い怖い…」


…なにやら凄い人たちが…


「あぁ、安心してくれ。こいつらは悪い奴じゃない」


「まったく…なぁ、ボス?俺らもお嬢さん方と話させてくれよー」


「…飲み物やお菓子もたっぷりご馳走するが…いいかい?」


「助けてもらったお礼もしたいですし」


「大丈夫ですよ」


「「「「「いやっほぉぉい!」」」」」


それからは色々と話をしたりした。人生ゲーム?とかいうすごろくもやった。お菓子もたんまりと頂いた。話せば分かる。この人達は凄く良い人達だ。


「ところでよ?ギューフの旦那は大丈夫なのか?」


「えぇ、ご主人様は無事ですよ。今は元気に天界に向かってます」


「天界!?召されちまったのか!?」


「いえ、話をしたい、と魔王と天使を引き連れて…」


「かぁぁ!流石ギューフの旦那だぜ!」


「くぅぅ!俺もアルミスタちゃんにご主人様と呼んでもらいてぇ!」


「あ、ごめんなさい。ご主人様と呼んで良いのは私の中では2人だけと決めているんです」


「チクショー!2人の内に入りたかったぜぇ!」


「いやぁ、それにしても、ギューフの旦那が無事で良かったなぁ!捕まってたところ救出するために爆破したらいないでやがる!」


「まったく、ボスの情報疑ったのは後にも先にもあの一件だけだったぜ…」


「アルミスタお姉ちゃん?そろそろお暇しないといけない時間じゃない?」


「そうね。今日は楽しかったです。いつかまた」


「おう!また来いよ!」


こうして私とカランコエはその場を後にするのだった。

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