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少女達の奏でる夢想曲  作者: まぐろどん
1章 拾われた日
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高機能、板

選ばれたスーツを何着も何着も運ぶ。年中これか…いやまぁ、なんでもいいけど…


「んっしょ、んっしょ」


となりでトレーズさんが一緒に運んでくれている。


「ふぅ〜着きました〜」


「ここは?」


「あなたの部屋です。どうぞご自由にお使いください〜、あっでも、まだやる事あるので、くつろぐのは待ってくださいね〜」


やること?とりあえずトレーズさんについて行く。


ーとある個室ー

「はい、撮りますよ〜」


トレーズさんは長い棒を持って、その先に板をつけて、くっついてきた。取る?何をだ?…まさか内臓…?くそう、この板、解剖道具でも出てくるのか…?くっそ、なんて恐ろしい…魂がとられてしまう…


「凄い、高機能ですね、それ…」


「あぁ、スマホですか?」


「えぇ…たぶん…」


「えぇ、かなり色々な機能が付いてますよー、一昔前では、これでゲームなども流行りました〜」


なるほどな、ロシアンルーレットか、聞いたことがある…こんな板一枚に命を左右されていたのか…


「なるほど…魂が取られるようで、怖いですね…」


「??…あぁ、迷信です、ご安心ください〜」


「そうなんですか…?」


「えぇ、すぐに終わるので、ちょっとじっとしててくださいよ〜」


ブレて心臓か首外すと痛いもんな…どうか、一思いに…!!


「はい、おっけーですよ〜」


「…え?」


「いえ、写真ですから、すぐ終わりますって〜」


「…写真?」


「えぇ…あっ、出てきました!最近の写真はスマホから現像も可能なんです〜こんな感じに!」


そこには、俺とトレーズさんがいた。


「魔法ですか!?それとも、その…」


「MF?」


「あぁ、それです、それですか!?」


「いえ、違いますよ〜科学の力です〜」


「科学の力ってすげーー!!」


言わなければならない気がした

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