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四季

作者: 翡翠 白亞

こんにちは。

閲覧していただきありがとうございます。



四季


春がきては桜が咲き いつしか散り行く

人もまた別れとスタートラインに立って

また新たな季節へと歩みだす


変わらない物なんてないけど

その時その時大事な物が生まれる

時が止まれば・・・そう願っても

季節は移り行く

そのように時も人も移り行く


夏がきて向日葵が咲き 朝露で朝顔が咲く

夏の出会いは春よりも短く 儚きもの

向日葵のような笑顔は一期一会

朝顔のように戸張は消えていく


変わらない物なんてないけど

時が経つにつれて大切な物が増えていく

時が止まれば・・・そう夏の大三角に願っても

季節は移り行く

そのように時も人も大切な物も移り行く



秋が着て紅葉が紅に染まっていく

秋は月と黄昏れ 時の流れを感じる

ふと思い出す春と夏、過ごした時間

そして、紅に染まった紅葉ははらりと時が過ぎるように舞い散る


変わらない物なんてないけど

時が経つにつれ思いが強くなっていく

時が止まれば・・・そう紅葉を握りしめても

はらり、去っていく

そのように人の記憶も強く脆く大切に移り行く


冬が着て白く染まる世界

一瞬時が止まったように思えるけどいずれは溶けていく

雪は冷たくて現実のように痛く冷たいけれど

移り行く季節 思い出して温かくなって

また、溶けていく


変わらない物なんてないけど

季節巡り、時を紡ぐたびに大切な記憶になっていく

時が止まって・・・またその時を過ごせたら・・・

貴方がそこにいるだけで良い

そう思っていて降る雪や季節の花々を掴んでも、ふわりはらり消えていく


けれども人の思い 記憶 心は強くて

移り行く四季が幾度繰り返されても

思い 記憶 心から遠のいても

必ず 記憶に時間は残っているから

例え色褪せても・・・


最後までありがとうございました。

おつかれさまです。

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