序章
縁野綾斗です。
初めての作品です!
文章力に不安がありますがどうかご容赦してくれると嬉しいです。
よろしくお願いします!
焼けただれた焦げくさい匂いとその原因を作っている黒い炎。
逃げ惑う人の声が、目を塞いでも耳を塞いでもこびりつくように聞こえてくる。
それでも必死に耳を塞ぐ、目を塞ぐ、現実を拒絶するかのように…。
いつの間にか焦げくさい匂いは消え逃げ回る人の声も消えた。
恐る恐る目を開けると、周りに4人。
よく知っている、血を流し倒れている親と兄貴。
そして自分の後ろに泣き続けている妹。
そして50メートル位前に厄災と言われる双竜の一匹。
一瞬その竜が笑った気がした、その次の瞬間口から出た黒い炎が全てを飲み込む。
暗転
次は人が多く行き交い活発に活動している街。
その外れにある海が少し見える丘のゴミ溜め。
大勢の侮蔑の目線が自分たちを襲う。
隣にいるのは妹ではない、親友と呼べるまでにいたった大切な友。
親友の表情は疲れ切っていて、今にも消えそうな儚い笑みを浮かべている。
親友は海が見える丘の上まで行くとそれ以上先には道がないはずなのに踏み出そうとする。
その瞬間こちらをみて確かに言った。
「ありがとう」と。
あの儚い笑みを浮かべて…。
もう朝日が山から少し顔をのぞかせ始めた時刻。
汗を大量にかいて、九条大地は布団から飛び起きた。
またあの夢か…。
ほとんど毎晩のように見る悪夢。
俺は暗い海に身を沈ませるような気分を切り替えるために洗面所へ向かった。
洗面所まで来た俺は顔を洗おうと鏡を見る。
鏡に映っている顔は、少し左目にかかった髪、少しつり上がった目、よく見ればカッコいいと言われる(多分)整った顔だ。
実際にモテたことはないので、そういうことなんだろとかやめてほしい。
顔を洗い、少し早めの朝食を済ませて時間を見ると午前7時。
しょうがない、時間を潰すために少し紹介をするか…遅いな、紹介。
ここは世界一の都市として有名なガビアという都市。
そして桜が舞い散る季節。
で、紹介してる俺の名は九条大地!
急にテンションが変わったのはつっこまないでほしい…
悪夢のあとってテンションおかしくなるもんだよね?
…あれ?おれだけ?
今日から晴れて魔術学園、コンフリクト学園に入学することになる高校1年生!
てか、日本語に直したら戦闘学園って正気か?
まあそんな不安を抱きつつも支度をし家を出る。
家を出ると、春らしい気持ちいい風が吹いている。
朝早いせいか、少し肌寒いような気もするがお昼過ぎになると昼寝するのに丁度いい気温になるだろう。
少し早いな、時間もあることだしゆっくり歩くか。
この時の俺はなぜもっと違うタイミングで家を出なかったのかと後悔することになることを全く予想できなかった…
最後まで読んでくれてありがとうございます!
最初に言った通り文章力に不安があるので謎なところはスルーしてくれると笑
これから色々な展開がある(予定)のでこれからも読んでもらえると嬉しいです!
最初、文字数が少ないのでこれから増やしていく予定です!
ではこのへんで!