探しに
さてと、装備も整えたし私が死んだ村を目指しますか。
村は思った以上に、あっさりと見つける事ができた。
とは言う物の……… 既に廃村になった跡地で子供を探す手がかりは、何ひとっ残されていない。
予想はしてたことだけど以外と精神的ダメージはきつく、ガクリと膝を落とすも、もし生きて居れば、近くの町で暮らしているかも知れない、そう思い直して、大きな町を目刺して歩きだした。
幾つかの小さな村で、情報を集めながら旅を続けていたら、偶然通りがかった魔動馬車に町までのせてもらえることができた。
森にもっとも近い町私が最後に冒険者として活動していた町だ。
町は多少様子が変わっているものの、目指す冒険者協会は直ぐに見つけることがでた。
予定道理に、冒険者登録をしよう中に入ると、懐かしの顔が幾つもある。
特に、3番窓口の彼女はエルフだけあって全く変わった感じがしない。
私は3番窓口で冒険者の手続きをすることにした。
普通手続きは、簡単な質問に答えるだけで登録する事が出来る。
魔法使いや僧侶(治療魔法)を使える者は、それに加えて簡単な検索を受けねばならない。
冒険者には、その実力に応じたランクがあり、ランクが高いほど収入を増やし安い。
魔法使いや治療魔法が使える者達を、確保するために、初めからそれなりに高いランク(下から4番目)からスタートしてある程度のランクまではすんなり上がるシステムになっているのだ。
そんなわけで、簡単なテストを終え冒険者の腕輪を受けとった。
緑色をした腕輪に、魔石が埋め込まれいて、軽く魔力を通すと青く光った、魔法が使える冒険者の腕輪にはこのよに、魔石が埋め込まれているのだ。
あとは普通に確認すると、こんな感じだ。
名前→アン
出身地→名もなき村
職業→聖騎士(希望)
出身地が、名もなき村なのは、私がエルフの隠れ里から来たと言って、癒しの木の実で作られた、迷いの森を抜けるエルフのお守りを見せたから、気を使ってくれたみたいだ。
職業に関しては、私の勝手な希望で、正式な物ではない、ただ最低でも、治療魔法が使えなければ聖騎士とは書くことができないとの事だ。
全く武器が使えなくても良いらしい??? 聴かれなかったのでそこはスルーした。
因みに腕輪の色は、下から黒色→緑色→黄色→青色→赤色の順番でそれぞれ3階級に別れている。
無事に冒険者になれた私は早速以来を受ける事にした。