12/16
つかの間の日常、崩壊4
「ふんふん、なるほど」
僕は今までの経緯を彩樹たちに話した。
反応は各々違っていたが、真面目に受け取っているのだろうか…
「この顔が世界に三つしかないのが残念だよ」
「うざい、黙れ彩樹」
なんでそんなマジな顔で残念がっているんだ。
自分と同じ顔があるのって落ち着かないんだぞ!
「めちゃくちゃファンタジーしているわね」
神妙な顔で頷いている弥生ちゃん以外はあまり深く考えていなさそうだ。
これでも、普通の男子高校生を気取っているのに。
「普通か?お前が」
ソレハイワナイヤクソクダヨ、飛鳥ちゃん。
「……手伝う…?…」
沈黙を保っていた一ちゃんが口を開いたと思ったら、暗殺を手伝うとか言ってきたよ。
ここにまともな人間はいないのか!!?
「あら~いいわね、手伝ってもらいなさいよ。ツー君」
「かーさん、いきなり出てこないで」
ああ、母さんの出現でますますこの場の収拾がつかなくなってしまった。
どうする、僕!!




