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プロローグ
平凡な学生生活とは、どういうものなのだろう。
普通に勉強したり部活したりする、というのが平凡な学生生活といえるのではないだろうか。
いきなり、自称大天使と契約させられたり、凶悪な悪魔と命がけで戦うというのは、学生生活ではなく、ただのイタイ厨二生活だ。
厨二の妄想なら、どんなに良かったことか…
ある日を堺に、俺は平凡な生活には戻れなくなってしまった。
いきなり俺の部屋にやってきた、金髪に黄色のコートを着ていて、風で翼を形作った美男子。
そうそれは、俺が想像していた天使のようなやつだった。
初投稿となります、山羊髭というものです。
まだまだ未熟な私ではありますが、みなさんに楽しんでもらえるような小説を書きたいと思っています。