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王国崩壊1

よし、これで奴ら帰ったろう。

「出直して来る」とか言っておったが

平民が戻ってくるなんてどうせ嘘に決まっておる。


キュラキュラキュラキュラキュラキュラ


「おい!何だこの音は!?」


「知らん!俺にもわからん!」


何やら兵共が慌てている様だ。

奇妙な音まで聞こえて来る。



何の音だ。























追い返されたソビエト軍の大佐スコロビッチはKV2と呼ばれる戦車の出動を命じた。


説明しよう、KV2とは。


1939年、冬戦争時フィンランド軍の強固な防衛陣地を突破する為にKVー1をベースに開発された重戦車

である。1940年2月11日にフィンランドのスンマ地区にて初めて実戦投入される。

投入された同車はフィンランド陸軍が所有するボフォース 37mm対戦車砲弾48発を食らったにもかかわらず、その重装甲で弾き、全く機能に支障を来たさなかったことで早速正式採用された。

その後、KVー2は40年から41年にわたって202両試作生産された。

しかし、車体を傾いた状態すれば砲塔が動かなくなるゆう欠点や機動性に難を抱えていた為、

開戦後、生産は打ち切られ、少数に止まった。

独ソ戦開戦後は増加増加試作型、量産型ともに投入され、その巨大と重装甲でドイツ兵達を驚愕させ、巨大(ギガント)と呼ばれた。

   

なぜ、この部隊にKV2が配備されたかと言うと、

T34/85の配備が遅れており、火力を補う為にそのまま使われている。


出動したKV2はまっすぐに門へ進んだ。

門兵達は見たことも無いその動くでかい鉄の塊に驚愕した。

その後、門の前に来たKVー2は止まること無く、門をぶち破った。

門兵達は驚き戸惑ったが、やがて体制を立て直し弓やボウガンを放つが、効くはずも無く、無力であった。

その後、後続のT34中戦車やSU152やZSU37、T20、トラック数台、装甲車数台に突破された。









門兵達はただ唖然としていた。

突破したソ連軍には死者、負傷者はいなかった。







次回、


王国崩壊2








やっと書けたぜ。

作者のソ連軍で好きな戦車はKV2です。

ちなみにスコロビッチは一話の司令官です。


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