人間と鳥人間
鳥人間社会が混ざり合ってからの凛の反応と、ある人物に気に入られる話です。
凛は眠い目を擦りながらSNSを見ると、鳥人間側の公式のゲームの画像が上がっているのに、検索するので精一杯だった。SNSも混じり合うらしく、公式ゲームも2つ存在して、羽が生えた推しを見る度に尊いと胸の内で拝んでいた。世界よありがとうと拝み倒す中で、無表情で絵を見ており速攻で、同じ鳥人側のソシャゲもダウンロードした。さっきから白鳥の様な羽が顔に当たるが凛は気にしない事にした。
仕事場に行き社内は更に混乱していた。社内にデスクが増えており、その場に働く社内の人物に鳥人と人間の同じ会社が一つに混じり、どうしていいか分からないから、上も下も大慌てだ。凛は社内を歩き企画化の自分の席に着くと、何事も無いかのように仕事を始めた。周りの人達が話していたが一気に止まり、凛に注目が集まるが本人は何も気にならない。
周りはなんだ此奴との目をしてるが、凛と同じ部署の人達はまたか、と頭を抱えていた。課長が肩を叩いた所で凛がやっとパソコンから顔を上げた。
「八神上君今何が起きてるか分かるかな?」
「会社に来て仕事をしなきゃならない状況が起きてます。」
「うんうん、そうだ………って違う!!周りに人が増えたんだよ?!デスクが増えてるし羽生えてるし君は何とも思わないの?!」
「仕事をしなきゃくらいしか。」
「他に何かないの?!!」
「推しが増えるかもくらいですね。」
周りの鳥人達は理解できない目で見ており、違う部署の人達は『またやってるよ』と逆に安心して、仕事を開始した。
周りの人が仕事を開始したのに、鳥人達は驚き目配せをして、貧乏くじを引いた好青年が声をかけた。
「あ、あのーこの状況分かってます?」
「なにが?」
心底分からないとの声色でパソコンを叩く凛に、好青年は羽を縮こませ爽やかな微笑みを浮かべた。
「僕達鳥人が気づいたら人と呼ばれる世界と混じった上に会社も同じですよ?問題だらけじゃないですか!」
「それを解決するのが使えないお偉いさんだから私は与えられた仕事をするだけ。」
「でも、世界が混じったんですよ!!周りは混乱したと思ったら、貴方は何も興味を持たない態度でいきなり仕事始めたし。」
好青年の笑顔の言葉に、凛はやっとその人を見ると、無表情で答えた。
「それがなに?私は世界が変わろうが人種が増えようが、私の世界が変わらなければ居ないも同じ。そもそも人にも鳥人にも心底興味無いからどうでもいい。なんでここまで騒ぐか訳分からないし、平行世界が合わさろうが何その2次元てだけだから。」
凛の言葉に社内の空気が凍る、同じ職場で働く同僚達は頭を抱えて、鳥人達は顔を青くしたり赤くしたりする、その中で大きな笑い声が聞こえてきた。
「あっはははっは〜〜〜!!!ひー!!」
パソコンに向かう凛の肩を笑いながら叩いた、背の高いの鳥人の女性が涙を滲ませ語る。
「そりゃそうだ!見た目が違おうが考え方が違おうが世界が混乱しようが日常は回る!自分の欲望意外には何が起ころうと関係無い!そんな考え方する奴私意外にいたとはね!!」
凛はパソコンを叩く手を止めやっと笑い声が止まる女性の目を見た。
「私は小宮千春気軽にちーたたって呼んでね!」
「何故ちーたた……私は八神上凛普通のOL。」
凛の言葉に『普通じゃねぇよ』と全員の心が揃った瞬間だった。
数年振りに投稿したのでとても恥ずかしい…




