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異世界旅行記  作者: 暇人
2/12

現状確認

最初は区切りのいい所まで投稿して様子見しますっ

「んにゃ、、、」


私が眠ってから6時間が過ぎたみたいだ、現在4時、頭のスッキリした私は自分の能力がどこまで残ってるか等、更に現状把握に務めた。


「能力値おーぷん!」


、、、本来言わなくてもいいけど、私は言いたい、やっぱり気分って大事でしょ?


HP:(528000)15870↓/(528000)15870↓

MP:189200/189200

SP:15003/15003

攻撃力:(180350)185↓

防御力:(369240)350↓

抵抗力:(85400)520↓

固有スキル(SP消費)

「神速」「七大罪」「原罪」「守護者」「断罪」「時空移動」「時間支配」「神罰」「覇者」「不老不死」「賢女」「神眼」「/」「/」「/」「/」...

パッシブスキル(常時効果)

「HP高速回復」「MP高速回復」「SP消費緩和」「MP消費緩和」「痛覚無効」「/」「/」「/」「/」「/」「/」...

スキル(MP消費)

「/」「/」「/」「/」「/」「/」「/」「/」「/」「/」「/」「/」「/」「/」「/」「/」「/」「/」「/」「/」...


うーん、こーやって見てみると、スキル全部使えない!意味わかんない!何でっ!?でも正直スキルとか沢山ありすぎて自分でもはーく出来てなかったし、スッキリしたと思えばいいかなぁ〜えへへ。


HPとかの低下まーくは身体に引っ張られてるのかもしれない、確かにこの体柔そうだもんね。。。でもそれでもまあまあ高い数値、のはずっ!すっごい低くなってるけど多分大丈夫!


それに固有スキルとか1部パッシブスキルは使えるし、使えるの全部残ってるし、正直このままでもいいかも!


なんて全てをなおざりにしていく思考をしつつ私は恙無く明日を迎えた。


「、、、ふわ〜、おはよ〜」

「お姉ちゃんおはよ!」

「さとる〜もおはよ〜」

「姉ちゃん頭打った?」


失敬な、単純に伸ばしただけでなんで頭の心配されなきゃいけないんだまったく。。私の自由でしょーがっ!ふんっ!


まぁ前の私は「悟」と、かったい煎餅みたいな呼び方していたのだから仕方の無いことかもしれないのだけど。


「別に、、、」

「そう?今日お姉ちゃん変だよ?大丈夫?病院、行く?」


昨日の、私が倒れ泣きじゃくってた弟とは思えない豹変ぶりである、正直同一人物かを疑うレベルなのだけれど。


「いかないしっ、さとるこそそうやって人煽っちゃって、友達居ないんじゃないの〜?」


我ながらにやにやしながら年下の弟を煽るなんていくつになっても変わらないなぁなどと考えつつ食卓に向かう。道中は察して欲しい。切実に。


「おはよう楓、もう大丈夫?」

「楓、体調は変わりないか?」


理想的すぎるほど優しい父母である。

ちょっと、私には勿体ないかもなぁ。


「うん〜、全然だいじょぶだよ。元気そのもの!」


今日の朝ごはんは、お吸い物にお魚にご飯と典型的な日本食、というものであった。正直味は向こうより美味しいかも。。。



----------



脳内で覚えている情報を元に学校へ向かう。

道中同じ学校に行くであろう生徒を幾人か見かけたけれど、なにが起こるか分からないし話しかけないことにしよっかなぁとか思っていたら着いた。


近い、近すぎる。え、3分くらい!?向こうでは、、、えーとここだと、時速かな、。?時速250㌔くらいで50分くらいかけて行くところが学校だったんだけどなぁ。。地球は恵まれてるのかな?たまたまかな?うーん。。


なんてどーでもいいことを考えつつ、私のクラスメイトがいる3年Aクラスに向かう。


うん、正直、ちょっといじめられてるのレベルじゃないらしい。

だって靴びしょびしょだもん。。。

スキル使えないしどーやって乾かそうかと考えていたら、もしかしたら神速使ってすっごい速さで振ったら乾くんじゃないかな?!


なんて絶望的に無駄な神速の使い方を発案した私であった。


因みに、上履きが千切れた。悲しい。私が何をしたっていうんだ。。。


仕方がないから今日はスリッパを借りることにした、どうも先生は私がいじめられているのを知っているらしい、反応からしてスリッパを借りに来たことも1度や2度じゃないんだろーなぁ、と、そうこうしてるうちに教室に着いた


扉開けた。私のテーブルやばい、え。いやいや、これ結構やばい気がする。向こう風でいうなら、テーブルがワーム製に変えられてて、その上にインプの糞が乗っかっているくらいだ。。。


分からなくて全然大丈夫、そっちの方が幸せかも。


「よぉ楓、どうしたその顔?何かあったか?」


。。。誰だっけこの人、えーと、あ!そーだ!


「はやとくん?え、どーしたも何も机がすっごい汚れてるし。。。」


扉開けて入った先にいた彼の名前は向坂 隼人というらしい、ちなみにイケメン、いじめ格の主犯みたいだけど、、、さてはこやつ、さては楓が好きなんだな?もー、すっごい可愛い!小動物みたい!


「何言ってんだ?どうでもいいから早く座れよ?授業始まんぞ」


はい、下卑た笑みを浮かべつつのご忠告ありがとうございます。あ、そう言えば、固有スキルの「賢女」彼女忘れてた!


{けんじょ〜?いる?}

{はいマスター}


声音から分かるがいつになく不機嫌な賢女、どーしたのかなぁっておもってきーてみると


{マスターが私のことを頼らないからです}


拗ねられてしまった、心ってよくわからない。。。


{それでそれで!あの、なんだっけ、えーと、あ!あの向坂 隼人ってこは、楓の事が好きなのっ?}


{そうですね、その程度私に頼らずともマスターご自身で確認出来ることでは?}


すっごい拗ねてる。うん、どーやって機嫌治そう。


今度から頼ればいーのかな、ちょっと話しかけなかったからなのかな。。今度労ってあげようかな。。。えと、まぁ、明日の私がやってくれる!取り敢えず席座らなきゃっ!


ベチャッ...

嫌な音したなぁ、私のお尻から、、、なになに?瞬間接着剤?。。。なんで椅子確認しなかったんだ私。。。

とゆーかもう我慢の限界!私が怒ると怖いんだから!


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