表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
501/545

ネタバレ全開 モンパラ無印から7までの設定

長く、多いです。

皆さんが知りたいことが書けていなかったら、申し訳ありません。


あと、かなりごちゃついております……容赦を。

モンスターパラダイス


モンスターパラダイス (リメイク)

一人目の英雄『冠の支配者』『天帝』虎威狐太郎(メイン主人公)

ラスボス 復活した魔王(死亡)


モンスターパラダイス2 ~最高のパートナー~

二人目の英雄『悪業の告発人』『真実の神』塞翁馬太郎(8時点では死亡)

ラスボス 究極のモンスター(狐太郎と合流)


モンスターパラダイス3 ~僕が、僕らしく生きるために~

三人目の英雄『大衆の弁士』『正義の神』小判猫太郎(8時点では死亡)

ラスボス 原石麒麟 甘茶蝶花 千尋獅子子(狐太郎と合流)


モンスターパラダイス4 ~人類の守護神~

四人目の英雄『立ち向かう悪童』『慈悲の神』鶏鳴狗太郎(8時点では死亡)

ラスボス カセイ兵器『純血の守護者』(?)


モンスターパラダイス5 ~敗者なき世界~

五人目の英雄『魔王の娘』『太古の神』羊皮狼太郎(蛇太郎と合流)

ラスボス 世界を滅ぼした獣×5 世界を滅ぼした獣・融合体(死亡)


モンスターパラダイス6 ~星に願いが届くまで~

六人目の英雄『星になった戦士』『冒険の神』怱々兎太郎(蛇太郎と合流)

ラスボス フロンティアスピリット(消滅)


モンスターパラダイス7 ~ハッピーエンドは終わらせない~

七人目の英雄『魂の解放者』『冥王』人呑蛇太郎(サブ主人公)

ラスボス 主人公が最初に選択した仲間(抹消済み)



四つの世界


1 楽園の世界 モンスターパラダイスの舞台となる世界。

2 瘴気の世界 瘴気とそれによる魔境が存在する世界。

3 敗者の世界 人間が絶滅した世界。

4 現実の世界 狐太郎の故郷、モンスターパラダイスが発売されている世界。



モンスターパラダイス内の歴史


太古 瘴気の世界


人間やAランク上位モンスターに脅かされていた『知恵のあるモンスター』たちが、自分たちの国を作ろうとする。

そのために人間の魂を材料にして、魔王の冠を四つ生み出す。


魔王の冠の性能が微妙だったため、新たに『婚』『葬』『祭』の宝を生み出そうとする。

しかし人間の魂を使って何かをしていることが人間にバレて、殲滅されかけた。

魔王たちは『婚の宝』と『葬の宝』の原型をもって、楽園の世界へ逃げる。

『祭』の宝を持っている者たちは『祀』を名乗って、敗者の世界へ逃げる。


太古 楽園の世界


四体の魔王が楽園の世界に流れ着く。

この世界に瘴気がなく、かつ強大なモンスターや人間がいないことを知る。

魔王内で殺し合いが起き、一体だけになる。


唯一の魔王は魔王軍を結成し、世界征服に乗り出す。

人類は軍を結成し、四大天使と共に魔王軍に対抗する。それなりに善戦。


魔王、ムサシボウを配下に。

魔王、ローレライを配下に。


人類軍、優れた兵士たちの武装を集め、千念装の儀式を始める。

千念装、ムサシボウに奪われる。


魔王、プリンセスを配下に。

魔王、アヴェンジャーを配下に。


魔王、アヴェンジャーに葬の宝EOSを預ける。

アヴェンジャー、EOSを持ったまま逃げる。

アヴェンジャー、殺しに来たムサシボウを返り討ち。

アヴェンジャー、恋人と心中。その死体とEOSをマロンが隠す。


魔王軍、ガタガタ。

人間軍、ショクギョウ技を生み出し、優勢。


ローレライ、人間軍によるランダムワープで瘴気の世界へ追放。

魔王、人間によって半永久的に封印。

プリンセス、人間によって封印。


太古 瘴気の世界


ローレライ、ランダムワープによって瘴気の世界へ。

魔王の伝説を聞いて、おおむねを悟る。

自分の力でベネという都市を生み出し、統治。


勝利歴 楽園の世界


初期

人類が大いに躍進する。科学技術が発展。

ムサシボウ、死んだまま意識を取り戻す。仲間と共に大橋流古武術を開く。

エルフ絶滅 一体だけ封印

ダークエルフ絶滅 一体だけ封印

吸血鬼絶滅 一体だけ封印

ドワーフ絶滅

その他絶滅多数。


中期

人間同士の争いが本格化していく。一応この時代が人口の最盛期。

文明の発達によって、人間の個体性能が下がり始める。

品種改良によって大鬼などが生まれる。

ロボット、アンドロイド、オートマトン、ホムンクルスなどが生み出される。

カセイ兵器の製造が開始される。


後期

人間がめちゃくちゃ殺し合う。

人間の個体性能がどんどん下がっていく。

月面基地、建設開始。


末期

人間の性能が現代の基準になる。

軍人である黄河が、プリンセスおよび三体の長命種の封印を解除。速攻で口説き落とす。

カセイ兵器最後の勝利者に乗った黄河、戦争を終わらせる。

カセイ兵器、純血の守護者、久遠の到達者、封印。最後の勝利者は戦後のごたごたで封印されずに通常運行。


戦後歴


初期


月面基地、封鎖。秘密結社シルバームーン設立。

人間は高度な循環型社会を目指して、人口を集中させていく

モンスターたちに自治区を与え、実質的に独立させる。

人造種、人権を主張。用途の限られた、高度な人工知能製造の禁止。

英雄黄河、死亡。カセイ兵器最後の勝利者は、プリンセスが所有者となる。


中期


めちゃくちゃ平和な時代が訪れる。

キンセイ兵器の開発が開始。

月面基地深層にて、怨霊による地球攻撃の準備が始まる。


近代


魔王が復活、モンスターを配下に加えて、人類に敵対しようとする。

魔王、一人目の英雄によって完全に倒される。

一人目の英雄、魔王によって瘴気の世界へ追放


モンスタースポーツの運営会社社長が、秘密結社シルバームーンへ出資。

秘密結社シルバームーン、スポンサーの意向によって究極のモンスター製造。

二人目の英雄、シルバームーンを壊滅させる。事件の全容を、社会へ公表。

究極のモンスターは暴走したのち、瘴気の世界へ逃走。


新人類を名乗る人間の思想集団が、反社会的行為を繰り返す。

三人目の英雄、新人類を壊滅させる。

主犯格三人、瘴気の世界へ逃亡。


カセイ兵器、純血の守護者が起動。全人造種を破壊しようとする。

四人目の英雄、純血の守護者を破壊する。


敗者の世界から、最後の人間が逃れてくる。

楽園の社会体制に不満を覚え、敗者の世界から危険なモンスターを召喚する。

プリンセスがカセイ兵器最後の勝利者を用いて撃破。

プリンセス、ランダムワープによって行方不明。五人目の英雄に指定される。


月面基地へ宇宙船で旅行しようというクラウドファンディングが始まる。

完成した宇宙船、月軌道上に到達。隕石撃墜用の光学兵器によって、宇宙船撃墜。

怨霊、フロンティアスピリットによる、地球への攻撃声明。

六人目の英雄が、カセイ兵器久遠の到達者を用いてフロンティアスピリットを撃破する。

六人目の英雄、消息不明となる。


マロンが七人目の英雄を、夢の世界に引き込む。

七人目の英雄、EOSを完成させ夢の世界を破壊、蓄積されていた魂を開放する。

楽園において、数十億の魂が解放される現象が観測。



モンスターパラダイスシリーズ



無印(リメイク版含む)


あらすじ

大昔、魔王に率いられていたモンスターは、人間の敵でした。

ですが大昔に勇者が魔王を封じてから、モンスターは人間の友達になりました。

しかし……悠久の時を越えて、魔王が復活してしまいました。

それを知った『あなた』は、仲間のモンスターと共に戦います。

果たして人間とモンスターの絆は、守られるのでしょうか。


現実の世界において

世界的にバカ売れしたとある作品によって起きた、モンスターを育成するゲームのブーム。

それにのっかった形のシリーズ……その一つ。

ぶっちゃけゲームシステム的には別物で、オーソドックスなRPGそのもの。

なので一周回って普通のゲームであり、そこそこに売れた。

このゲーム自体は、シナリオを含めて特におかしな点はない。


技について。

最初だけにレベルアップで覚える『シュゾク技』と店で購入する『キョウツウ技』、あとクリア特典の『タイカン技』しかない。

リメイク版では、ショクギョウ技、キンセイ技が追加されている。


タイカン技

モンスターパラダイス無印とリメイク版のみに存在する要素。

魔王を倒したモンスターが習得できる技。

ゲーム内で正確に言うと、魔王を倒したときのメンバーが習得する技。

発動すると一定ターン超パワーアップし、その間超強力な技が使えるようになる。


特記設定


魔王の冠

モンスターの王の証。

物理的に冠があるわけではなく、一種の呪いのようなもの。

全部で四つ作られている。

これを持つモンスターは、以下の特性を得る。

1 魔王と呼ばれる形態に変身できる。

1-1 魔王の強さは、およそAランク中位程度。元がAランク中位の場合、数倍強化するにとどまる。

1-2 強化幅が大きいほど、強化していた時間が長いほど、強力な技を使うほど、疲労はたまる。

2 魔王形態では、タイカン技という強力な技が使用可能。

2-1 タイカン技は原則、シュゾク技の強化版。

2-2 タイカン技の威力はAランク上位をはるかに凌駕する。

3 人間からは殺されず、倒されても封印されるだけになる。

3-1 倒した相手が強いほど、復活に要する時間は伸びる。

4 モンスターには殺されてしまい、『魔王の冠』は勝ったものへ引き継がれる。

4-1 魔王同士で殺し合った場合、負けた方は死に、勝った方が冠を二つ所持していることになる。

4-2 魔王の冠を複数持っていても、特にメリットはない。


瘴気世界の知恵あるモンスターが、人間の魂が持つ『群れの長になりたい』という本能的な感情を抽出して作った宝。

『王様はデカくて強い』『王様は死なない』『王様はより強い者に王位を譲る』などの、人間が持つ漠然とした王様のイメージが反映されている。

想定したとおりの性能を発揮できるのだが、人間に倒された場合の復活するまでの期間が長すぎることや、魔王になって戦うことの負担が著しいため、本来の目的である『知恵あるモンスターの国を作る』ことができなかった。


主人公 虎威(とらのい)狐太郎(きつねたろう)

異名 天帝 冠の支配者 四冠の狐太郎


第一部、第二部の主人公

モンスターパラダイスのリメイクをクリアして寝落ちしたら、ゲームのモンスターと一緒に異世界へ転移していたよくある主人公。

モンスターパラダイスシリーズは、1~7までプレイして、内容もある程度把握している。8以降も存在自体は知っている。

仲間のモンスターにも自分がただのプレイヤーであることを知られないように、普段から気を使っている。

正真正銘、ただの一般人。一切鍛えていないが、鍛えていたとしてもゴミみたいな力しかない。

むしろ精神的、肉体的な負担が多すぎて、かなり虚弱になっている。


世界最大国家の、最高権力者にして最高司令官。

自由に動かせる戦力という意味でも、個人としては抜きんでている。

(央土国の大王が自由に動かせるのは十二魔将だけ)

人脈もさることながら、人望もかなりのもの。自由に動かせないだけで、動いてくれる戦力も半端ではない。

冥王が最強の兵器を持つのなら、天帝は最大派閥を持っている、ということだろう。


戦術指揮や戦略思考など、指揮官や司令官としての能力はない。

大仰な二つ名でよばれることが多いが、実質的には中間管理職である。

それも業務は営業職のそれであり、人たらしだの女たらしだの、優れたテクニックやカリスマをもつわけではない。

逆に言うと、それらが無くても何とかした……ということ。

彼の場合はどれだけ実力がなかったとしても、むしろそれがないのに功績を上げた、という異様さが目立つ。

彼の強みは、コミュニケーションが丁寧で、長期を見越したものであること。

彼が第二部で大軍団を編成できたのも、突き詰めれば第一部でじっくりとコネクションを成立させていたからこそ。

そのコネのせいで戦争に巻き込まれたともいう。


まったくこれっぽちも強くない魔物使いにしよう、というコンセプトのキャラクター。

多分今後も強くならない。


仲間 

戴冠雪女 (コゴエ) Bランク上位 (戴冠時Aランク中位以上)

戴冠火竜 (アカネ) Bランク上位 (戴冠時Aランク中位以上) 

戴冠悪魔 (ササゲ) Bランク上位 (戴冠時Aランク中位以上)

戴冠大鬼 (クツロ) Bランク上位 (戴冠時Aランク中位以上)


魔王を倒したことで、全員が各々魔王の冠を継承している。

全体的な傾向として、誇り高い性格をしている。

ただコゴエに限っては、雪女全体が誇り高いわけではなく、彼女自身の個性。

他の三体は、種族全体の傾向として誇り高い。

楽園の出身者だけにモラルは高く、普段はそんなに誇りの高さを見せないが……。

魔王としてふるまう時には、ご主人様にも相応の振る舞いを求める。

つまり、主人が不甲斐ないとやる気を出さないか、最悪見捨てる。

それじゃあ現在のご主人様に対してどう思っているかと言えば……。

作中の通り、(実力がないと把握したうえで)敬愛も信頼もマキシマムである。


ラスボス

戴冠悪魔 復活した魔王 (人間に発音できない名前)

Bランク上位 (戴冠時Aランク中位以上)


歴史年表でもわかるように、悠久の時を封印されていた魔王。

瘴気世界出身の悪魔だが、いろいろあって楽園に流れ着き、『この世界雑魚じゃん! 征服してやろ!』と張り切って侵略開始。

かなり長い時間順調に侵略していたのだが、アヴェンジャーが暴走しまくった結果、長年をかけて作り上げた魔王軍は一気に瓦解。

ショクギョウ技が完成したこともあって、一気に敗北。しかも厳重に封印された結果、通常よりもさらに長い期間封印される羽目に。

瘴気世界以上に人類が霊長をキメている社会体制になっていることに驚き、魔王軍の再建を謳って行動開始。


ちなみにムサシボウは霊体のまま状況を把握していたが『もう負けてるしなあ』と自粛し、己の配下やその子孫たちにも『もう時代違うから動くなよ』と言っていた。

ぶっちゃけムサシボウの方が人望があったので、全員それに従って動かなかった。

プリンセスはバリバリ参戦するつもりだったが、準備している間に討伐されてしまった。

ローレライは瘴気世界にいたので、そもそも連絡がつかなかった。

アヴェンジャーはEOSの中で夢を見ており、マロンは復活を把握したが当然何も反応しなかった。


一般人とその仲間に討ち取られかけ、やむを得ず最後の力を振り絞って瘴気世界に追放した。

人間に負ける分には復活が可能なのだが、モンスターに殺されると王位が継承されてしまうため。

人間に隷属しているモンスターが魔王になるというのは、彼としては受け入れられなかったのだ。


その瘴気世界で狐太郎がどうなったかを知れば……魔王はどんな顔をするのか想像もできない。


悪魔ではあるが、かなりの個性派。一般的な悪魔であるササゲと違って、かなり人間的な部分が多い。(注、別に褒めてない)

その結果ササゲを含めた一般的な悪魔から人気がなく、ついでに言うと他の種族からもあんまり好かれていなかった。

その一方でアヴェンジャー以外の四天王からは好感度が高く、その結果魔王軍はまとまっていたと言える。



モンスターパラダイス2 ~最高のパートナー~


あらすじ

錬金術師たちの秘密結社シルバームーンが企てた、究極のモンスター製造計画。

その生贄になるところだった主人公は、組織内の裏切り者によって救われる。

そしてその裏切り者が用意したモンスターとともに、シルバームーンへと立ち向かっていくのだが。

果たして究極のモンスターとはなんなのか?


現実の世界

2でやるシナリオじゃねえよ、というのが後世の意見。

日本ゲーム史における鬱ネタのひとつであり、モンスターパラダイスを一度もプレイしたことがない人でもネットに触れていれば『究極のモンスター』について知っているほど。

サブタイトルである『最高のパートナー』の表裏が、この手のユニットに指示するゲームにおける命題に対して、一つの回答を示している。

表 自分にとって都合のいい相手を求めること

裏 相手に対して真剣に向き合うこと

そしてこの『サブタイトルが表裏一体のダブルミーニング』というのは後発の作品すべてに引き継がれていく。

そのためタイトルが発表されるたびにサブタイトルに対して議論がされることになった。

とはいえ……7のストーリーについては、誰も予想ができなかったという。


技について

数は増えたが無印と大差はない。ただしラスボスだけは『コユウ技』という固有の技を使う。

これがゲームクリエイト史における一つの見本となっており……。

クリエイターのエゴ全開の出来となっている。


コユウ技


作中には攻略のヒントがちりばめられており、それを集めていけばどうやって倒せばいいのかわかる。そもそも作中で最初に仲間になるモンスターがラスボスに特効……。

などの救済措置はあるが、だとしても対象年齢的に厳しくもあった。


主人公 塞翁(さいおう) 馬太郎(うまたろう)

異名 『悪業の告発人』『真実の神』

何をやってもうまくいかない……と見せかけて、後になると『成功しなくてよかった』と安心するようなことばかりの人生を送っている。

運がいいのかわからない男なのだが、それでもへこたれず小さな挑戦をするしぶとさもあった。

事件に遭遇したときは、流されるまま、誘導されるままに従っていた彼だが、最後の最後で英雄性を表す。

何が起きたのかを匿名で公表し、究極のモンスターそのものについても詳しく明かした。

そののち新生シルバームーンの長になり、健全な非合法研究所を再建していく。

その結果プリンセスと友人になり、その縁で猫太郎や狗太郎とも友人になる。

優しくも厳しい、良き神として生涯を終えている。


仲間

インテリジェンスカードキー ディアナ Fランク

ウェポンキャリアーミミック パレード・ダンサー Bランク中位

ハイブリットエンジンジーニー ストリート・ダンサー Bランク中位

シーアネモネラミアオクトパス バー・ダンサー Bランク中位


全員が違法製造されたモンスターという、物語の舞台にふさわしい面々。

製造者であるディアナを含めて、対究極のモンスターを意識した編成となっている。

同ランク帯の中では弱い部類に入り、メンバー間でのかみ合わせもよくない。

その上何のためにあるのかよくわからない技も習得するのだが……。

三つのアルティメットシステムを備えた究極のモンスターと戦うとなれば、この上ないメタとなる。

ある意味では三体も『究極のモンスター』、一つの目的のためだけに製造されたモンスターであり、だからこそ精神的に薄く浅く、幼稚で主体性がまったくない。

自分をかわいそうだと思っていない、ほんとうに哀れな生命体。

彼女たちがどう生きてどう死んだのか、それを探ることは野暮でしかないが……。

一つ言えることがあるとすれば、彼女たちが『最高のパートナー』を得たということだろう。


ラスボス

究極のモンスター

EX

とある有名企業の社長が、シルバームーンへオーダーメイドした『最高のパートナー』。三つの形態と、三つのアルティメットシステムを持つ。

百人の凡庸な人間(れいちょう)を生贄にささげて完成する、特異体質を持った人間のキメラ。

無損失の吸収体質、無損失の浄化体質、無制限の治癒体質、無制限の強化体質、無制限の蓄積体質などを詰め込んでいる、超多重特異体質の持ち主。

楽園の世界でさえ二体しか存在しない、条件次第でどんなモンスターにも勝てる特種(EX)モンスター。

というと聞こえはいいが、実際にはキンセイ兵器一つで殺傷可能。

カタログスペックはすべて正しいのだが、実際に運用するとなると神経を使うことになる。


第一形態(吸収形態) 

十代後半 

コユウ技 アルティメットドレイン、エリアドレイン、ピンポイントドレイン

特性 あらゆる属性の攻撃を吸収する

攻撃力は低いが、無類の防御能力をもつ。少なくともこのゲーム内で、この吸収能力を無効化する手段はない。

詳細

火、水、土、風の属性の内、どれか一つだけが常に耐性の穴になっている。

しかし一定以上のダメージを負うと耐性が変わってしまうので、どんな属性の攻撃でも一発で沈めることはできない。

まず弱い威力の四つの属性攻撃を当てて弱点を探り、強すぎない威力の攻撃を当て続けてダメージを蓄積させ、耐性が変わったところで再度探る、ということを繰り返すことになる。

なお、あくまでも『攻撃を吸収』する能力なので、能力低下や状態異常自体は通る。すぐに治るけども。


第二形態(同調形態)

二十代中ごろ

コユウ技 アルティメットレゾナンス レゾナンスインパクト

特性

回復技、状態異常や能力値の変動を、永続化して跳ね返し合う。

相手が自分の傷を治せば自分の傷を治し、相手が味方を強化すれば自分も強化する。

こちらの能力が下がれば相手の能力値も下がり、こちらが毒などになれば相手も毒になる。

影響を与えた側の持続時間と関係なく、影響を受けた側は永続化する。

加えて、レゾナンスインパクトは相手の能力値が上昇していればいるほど特効が入るため、仮に防御力を上げまくっても補えない程の威力になる。

詳細

この形態の弱点は、相手の能力が下がった時も発動してしまうことにある。

つまり相手がそのターンだけ攻撃力を下がる技を使えば、彼女は永続的に自分の攻撃力を下げてしまう。

もちろん相手が自分で自分に毒をかける技をつかえば、彼女は永続化して毒を負う。

これらは自然治癒しない。

よって敵がデメリットの有る技を使い続ければ、彼女は際限なく弱体化してしまう。

また、相手が特殊防御行動をとってきた場合、これを破る手段はない。

あくまでも能力の変動や状態変化に対応しているのであって、バリアや身代わりなどには対応していない。


第三形態(貫通形態)

十代前半

コユウ技 アルティメットアイドル アイドルパンチ

防御面においては単体攻撃の対象外となり、なおかつターゲット指定系の技をかき乱す効果を持つ。

仮に単体攻撃を相手が撃った場合、味方にあたる。

また、バリアや無敵化、身代わりや幻影など、攻撃を無効化する特殊防御を無効化し、なおかつ威力が倍増する特攻攻撃を持つ。

詳細

あくまでも単体攻撃に対応しているのであって、敵の中の誰にあたるのか指定できないタイプのランダム攻撃や、敵全体を攻撃する全体攻撃などには意味がない。

また、反撃系や設置系のように、攻撃してきた相手にあたる技などは普通に通る。


瘴気の世界に逃れた後は、抹消のホワイトと呼ばれるようになるホワイト・リョウトウの仲間になった。

本能(プログラム)によって男性(ホワイト)に一目ぼれし、献身的な態度をとる。

ホワイトも自信を喪失していた時期なので、自己を肯定してくれる彼女に少し気を許していた。

なにより絶対に死なない相棒というのは気が楽だったので、修行として各地を一緒に巡り、人助けなどもしていた。

その結果彼女にも思い出が生まれ、芯ができ、出自を知ってもしばらくすれば立ち直った。


現在はホワイトと男女関係になることは諦めており、妹分である絶望のモンスター『ノゾミ』へ気配りをするようになっている。

二度の大戦で大きな役目を果たし、歴代最強のラスボスの地位を示している。



モンスターパラダイス3 ~僕が、僕らしく生きるために~


あらすじ

先祖返りと呼ばれる、モンスターよりも強い人間たち。

彼らは徒党を組み、『新人類』を名乗った。

優れている人間に、劣っている者があわせるべきだ。

そんな危険思想を持った相手に立ち向かうのは……とても弱いこの時代の人間だった。


現実の世界

ゲームシステムとしては発展し、『モンスター育成ゲーム』としてはさらに伸びた。

シナリオも相対的にマシになり、一種没個性的な仕上がりとなっている。

とはいえ一種の風刺的な皮肉は多く、後になっても議論を呼ぶことがあった。


技について

ショクギョウ技

3から追加された新要素。この手のゲームにはよくある、成長における分岐、のようなものである。

各モンスターは最低二種類の職業のいずれかを選択し、それに合った形態に変身できるようになる。

一種の強化形態なのだが、通常形態が得意としていた一部の技が苦手になる、などのデメリットもある。

ぶっちゃけよくあるシステムなので、後の作品でもよく出てくる。


主人公

小判(こばん)猫太郎(ねこたろう)

異名『大衆の弁士』『正義の神』

自宅の屋根の上を毎日誰かに荒らされていたので文句を言ったら、犯人たちに逆切れされて襲われた。

それを返り討ちにしたところ、その犯人たちのグループに因縁をつけられて……彼は渦中に飛び込むこととなる。

新人類の主張する『強者が我慢せずに済む世界』に対して否定的で(屋根が汚されたので当たり前だが)、犯罪者の戯言だとしか思っていない。

格好良く言うと悪に容赦がなく、格好悪く言うと悪人の動機に興味がない。

兎太郎に似ているように見えるが、重んじているものがかなり違う。兎太郎はロマンで動き、行動を重んじる。猫太郎は義務感で動き、迷惑をかけないことを重んじる。

天使を従えているだけに個人よりも全体を重んじる傾向があり、大人になっていくことでそれがどんどん強くなり、結果として警察署の署長にまでなった。

四大天使が仲間であるため、馬太郎や狼太郎、狗太郎と縁があった。

不良集団でしかなかった新人類を潰しただけの自分が、『名もなき英雄』に数えられていることにはいろいろと思うところがあったのだが、大人になって『あいつら割とシャレにならなかったな……』と思うようになっていく。

自分が英雄あつかいされていることはともかく、新人類が早期につぶれたことはよかったと思っているようだ。


仲間

天使 春礼(シュンレイ) ガブリエル Bランク上位

戦乙女 夏兵(カヘイ) ラファエル Bランク上位

死神 秋刑(シュウケイ) ミカエル Bランク上位

天女 冬工(トウコウ) ウリエル Bランク上位


種族名にぶれがあるが、亜種をこまかくしただけであり、全員まとめて四大天使とされている。

あらゆる天使の中で、もっとも長く生きている。はるか古の昔、魔王軍の時代から人間を導いてきたとされているが……実際には常に人間の主体性を尊重し、どちらかといえば従者として接していた。

長く生きているため大分成長し、個性を獲得し、適当に生きている。

この四体がそろって同じ主に仕えているのは、実は猫太郎が勇者の子孫……とかではない。

ぶっちゃけこの四体、人に仕える時は全員そろって同じ人、という決めごとをしている。

むしろ『最近集まってないよね~~』『全員で集まりたいよね~~』という時に、全員そろって仕えられる人を探している。

もちろん少々の好みはあるが、人間に仕えることに抵抗はない。

彼が死んだ後も普通に生きているため、また気が向けば別の主に仕えることもあるだろう。


とはいえ、猫太郎が天寿を迎えるその日まで一緒に過ごしてた彼女たちの献身を、軽く見ることは良くないだろう。猫太郎は彼女たちにとって、生涯良き主であり続けたのだ。


長く生きている関係上、いろいろなところに顔が利く。

ちなみに……近代においてはプリンセスとムサシボウ双方と知り合いだったが、ムサシボウが『プリンセスに私のことを教えないでくれ』と言われていたので黙っていた。


ちなみに要望があった『長命種って人間社会でどう暮らしているの?』という質問だが……。

基本的に就業規則で『長命種は〇〇年まで』と決まっており、だいたい同期の短命種が定年を迎えるころに一緒に辞める。

そして気が向いたらまた働く。

吸血鬼のような例外中の例外を除いて、生命を維持するための食事の必要がなく、よって労働によって金銭を得る意味が薄いため。(エルフもそんなに必要じゃない)


ラスボス

人間(先祖返り) 原石(げんせき)麒麟(きりん) Bランク上位(千念装装備時、Aランク下位以上)

人間(先祖返り) 千尋(せんじん)獅子子(ししこ) Bランク中位

人間(先祖返り) 甘茶(あまちゃ)蝶花(ちょうか) Bランク中位


先祖返りで結成された思想集団『新人類』の主要メンバー三人。

楽園世界最高の才能を持って生まれた麒麟と、それを補佐する獅子子と蝶花。

弱者に合わせた窮屈な世界を変えるべく奔走していたが、その本質は『何かデカいことをしたい』というものだった。

同じような先祖返りのチームを倒し、吸収して組織を拡大していった。のだが……組織を拡大させ過ぎて統制が取れておらず、しかもその暴走したメンバーを助けるために無茶もしてしまったため、社会から大いに敵対視されてしまった。

結果として猫太郎が倒すことになったが、放っておいても自滅するか、あるいは社会につぶされていただろう。

とはいえ、そこにいたるまでに、多くの問題を起こしていただろうが……。


ランダムワープによって瘴気世界へ逃れたあとは、紆余曲折を経てシュバルツバルトの討伐隊に参加。抜山隊のガイセイのもとで戦績を積む。

幸いというべきか……麒麟も獅子子も蝶花も瘴気世界では『英雄ほどではないが超有用』という位置にいた。三人とも第一部で抜きんでた活躍をし、第二部では更なる躍進を果たした。


原石麒麟はあらゆるステータスが高く、あらゆる魔法や技を使いこなし、弱体化や状態異常に対してまんべんなく高い耐性を誇る。その才能を持ったうえで、楽園世界の先進的なトレーニングを積み、さらに限られた者しかつけない勇者のショクギョウ技を会得した。

瘴気世界では、ガイセイのもとで多くの格上モンスターと戦い、二度の大戦を越え、人間的にも大いに成長を遂げる。


千尋獅子子は忍者として優れた才能を持ち、また才媛であり業務面では優秀だった。

ただその優秀さを過信している節があり、そのため新人類を暴走させてしまった。

忍者らしく、隠れる力や見つける力、妨害にすぐれている。瘴気世界では似た系統の技が少なかったため、人間同士の戦争である第二部では大いに活躍した。


甘茶蝶花は過激な思考と遠い性質だが、入れ込んだ人間に嫌われないように、尊重するような振る舞いをする。実際には何も考えず賛同しているだけだったのだが、その結果暴走を助長していた。

瘴気世界……というか第一部の環境は結構楽しかったらしく、楽しかったのでついつい『カレー作ろう』と思い立ってしまった。(どうでもいいことに手を付けるぐらい快適だったということ)

第二部では楽士として最大に効果を発揮する戦場や、あるいは精神的肉体的両方で消耗している被災地で大活躍することになる。正しく言うと、酷使されまくった。


三人ともかなり承認欲求を持っていたのだが、酷使されすぎてお腹いっぱいになっている。

彼らにとってガイセイは人生の師であるため、アッカのミームを受け継いでいる。

口調こそ丁寧だが、かなりのアウトローのままだったりする。



モンスターパラダイス4 ~人類の守護神~


あらすじ

詳細不明


現実の世界

4、5、6と続く、カセイ兵器三部作の第一作目。

2や3では現代社会の闇を捉えたものだったが、カセイ兵器三部作では封じられていた過去にスポットライトが浴びせられている。

この4も、6ほどではないが実写化に向いたシナリオであり、その話もないではなかった。


技について

キンセイ技が初登場する。

むしろストーリーとしては、暴走するカセイ兵器に対抗するため、キンセイ兵器を得る……というのが基本になっている。

キンセイ兵器を装備した状態でしか使えず、なおかつこの技を使っている間は他の技が使えない。

また一切の弱体化や状態異常を受けない代わりに、一切の強化や回復の恩恵を受けられない。

どんな相手にもある程度戦えるというコンセプトに偽りはなく、この技を使っていれば大抵の相手には勝てる。

以後のシリーズでも、初心者救済措置として登場するが……難易度を下げ過ぎるので、あんまり評判が良くない。


主人公

鶏鳴(とりなき)狗太郎(いぬたろう)

異名『立ち向かう悪童』『慈悲の神』

当時10歳と、歴代の主人公の中でも最年少。(最高齢は狼太郎)

両親はキンセイ兵器の開発者であり、とても忙しいらしい。

人造種四体に育てられている男の子。

中々のクソガキであり、仲間からは良く叱られているらしい。

クラッキングが大好きで、全国クラッキング協会からクラッキング道三段を認められた腕前。


仲間

前後(ゼンゴ) ロボット Bランク上位 (キンセイ兵器装備時Aランク下位)

左右(サユウ) オートマトン Bランク上位 (キンセイ兵器装備時Aランク下位)

上下(ジョウゲ) アンドロイド Bランク上位 (キンセイ兵器装備時Aランク下位)

縦横(ジュウオウ) ホムンクルス Bランク上位 (キンセイ兵器装備時Aランク下位)


狗太郎の仲間というか、狗太郎の両親の仲間。

この四体というか人造種には製造番号があるため、本来はそれが『名前』になっている。

だがそれでは(人間目線では)やや不便なので、人間の仲間になるときは『名前』をもらっている。

つまりこのへんてこな名前は、両親のネーミングセンス。本人たちはそこまで気にしていない模様。


ちなみに……。

ロボットは元々土木工事などの労働力として。

オートマトンは安価な使い捨てのデコイとして。

アンドロイドは人間に擬態して潜入する工作員として。

ホムンクルスは弱体化した人間の代替として。

それぞれの用途で製造された過去があり、それに合わせた外観や性能をもっている。


ラスボス

カセイ兵器 純血の守護者。

Aランク中位

人造種たちの製造者たちの意思を継ぐ、全ての人造種を滅ぼし人類を守ろうとした『人類の守護神』。

対人造種に特化した性能を誇っていたらしいのだが……?



モンスターパラダイス5 ~敗者なき世界~


あらすじ

万能走破列車ナイルに乗っている主人公は、絶滅したモンスターたちの史跡を巡る旅をしていた。

平和なイベントが催される中で、無人機によるテロが勃発する。

過去の主人公たちと協力して事態の鎮圧に臨むが、その果てに敵の思惑と目的を知る。


現実の世界

前作でラスボスだったカセイ兵器が今回は仲間、というインパクトがかすむ程、主人公の真の姿が衝撃過ぎた。

当時のグラフィックの限界を超えたと言われる変身シーン、設定資料で『くそちょろい』が、大いにファンを沸かせた。

多くは語らないが、主人公は薄い本に登場し続けている。

2のラスボスや7の主人公とは違う意味で、モンスターパラダイスそのものよりも有名なキャラクター。


技について

実質イベントバトル限定だが、カセイ兵器の扱うカセイ技が使用可能。

ラストバトルを大いに盛り上げているが……もっとこの形式で戦いたいという声も多かった。


主人公

羊皮(ひつじかわ)狼太郎(おおかみたろう) プリンセス (本名は人間だと発音できない)

異名『魔王の娘』『太古の神』

種族 サキュバスクイーン

魔王軍四天王の生き残り『プリンセス』であり、悪魔との完全親和体質と強化上限のない特異体質を併せ持つ二重の特異体質。

魔王の信望者である両親のもとで生まれ、特異体質が分かってからすぐに魔王のもとに献上された。

魔王は赤ん坊だった彼女と大量のサキュバス(悪魔の亜種)を融合させ、それを己のタイカン技で固定した。これによって彼女は不老長寿の存在となったが、短命種であった期間が全くなかったため、価値観が短命種と長命種でごっちゃになっている。

肉体年齢をある程度コントロールでき、戦闘能力は当然のことながら、精神年齢も多少は変動する。


魔王が封印された後、彼女自身も長く封印されていたが、勝利歴末期の英雄黄河によって解放される。

激動の時代を生き抜き、終戦を迎えた後は黄河と結婚し、多くの子を成し、長く幸せに暮らした。

黄河が寿命を迎えた後は、仲間と共に放浪の旅に出ている。


異様に惚れっぽく、その一方で一途。

そのくせ老獪さや激情も持ち合わせており、なにかと多角的な人物。

貞操観念は高く、結婚しているというだけで興味の対象から外れる。

コミュニケーションは慎重かつ積極的。恋愛関係以外はまともだが、恋愛関係はぐいぐい行く。


格好いい英雄が好きで、『好きなので結婚してください』と言われたらあっさり落ちる。

黄河とは結婚していたが、実質一夫多妻だったので、男の恋の多さにも理解がある。


ちなみに、不老長寿なのは彼女だけで、子供や孫たちは短命だった。

全員が天寿を全うした、というのは彼女の自慢である。


実は、パワーアップイベントが控えている。


仲間

ナイル カセイ兵器最後の勝利者 Aランク中位

チグリス ピュアエルフ Bランク上位(キンセイ兵器装備時もBランク上位)

ユーフラテス ダークエルフ Bランク上位(キンセイ兵器装備時もBランク上位)

インダス 吸血鬼 Bランク上位(キンセイ兵器装備時もBランク上位)


大戦時に作られたナイルを除いて、狼太郎とほぼ同時期に封印された絶滅種たち。

長く生きているだけにいい加減で適当な性格をしている。

俗世にはあまり興味がなく、自分の命にも執着がない。種族の絶滅についても割り切っており、人間を襲うということはほぼない。


ちなみにチグリス、ユーフラテス、インダスも黄河と肉体関係があった(子供はできなかった、というかできない)。

狼太郎の子供を我が子のように愛していて、一緒に育てていた。


瘴気世界に移動した後も、当てのない旅をのんびり楽しんでいる。


ラスボス

世界を滅ぼした獣×5 世界を滅ぼした獣・融合体

Aランク中位

敗者の世界を滅ぼした、超巨大モンスターの群れ。

五体そろえば最後の勝利者を力で圧倒するほどの性能を誇り、なおかつ優れた免疫能力によって一度受けた攻撃への耐性を獲得できる。

そのため生物兵器や化学兵器に対して特に強く、敗者世界の人間はなすすべもなく敗北した。

とはいえルールインフレが行きつくところまで行きついた楽園世界では、その免疫も仇としかならなかった。

ちなみに耐性といっても究極のモンスターと違って完全無効化するわけではないので、瘴気世界に行ってもAランク上位や英雄に駆除されていた可能性が高い。


黒幕

ホープ

Bランク中位

敗者の世界、最後の生き残り。

ゴーレム制作やワープ技術など、楽園の世界さえはるかに凌駕する技術を持っていた才人。

優れたモラリストでもあったのだが、敗者の世界ではモンスターに権利などなかった。

その齟齬によって、彼は暴走していくことになる。

とはいえ……モンスターに世界を滅ぼされた後で逃げた先に、モンスターも人間も仲良く平和な世界があったとすれば、同情の余地は大いにある。

しかしながら、瘴気世界のようにモンスターが家畜扱いだったとしても、他人の家畜を殴るのは犯罪なので、止めた方がよかっただろう。



モンスターパラダイス6 ~星に願いが届くまで~


あらすじ


大昔に廃棄された月面基地へ、宇宙船で旅行に向かった主人公たち。

しかし突然の事故によって、宇宙船は撃墜されてしまう。

なんとか宇宙船の内部へ入れたものの、その内部は何者かによって改造されていた。

果たしてこの月面基地で何が起きているのか?

主人公とその仲間たちは、月に潜む怨念と対峙する。


現実の世界

ほかのシリーズはほぼメディアミックスしていないのに、このタイトルだけは実写映画化した。

モンスターパラダイスの中では珍しく風刺や皮肉が控えめの作品なので、その関係かもしれない。

制作陣も当時流行っていた映画を参考にしたらしいが、その結果実写映画化したのだから因果関係がよくわからない。

ただ実写映画自体はものすごくヒットした。その結果モンスターパラダイスシリーズそのものにスポットが当たるようになる。

7の犠牲者がものすごく増えた原因であり、8以降のシリーズが始まった原因でもある。


技について

キメラシステム、アバターシステム。

モンスターに対して他のモンスターの要素を足す、キメラにするというキメラシステム。

そしてその発展形にして完成形となる、非実在へと変身させるアバターシステム。

シルバームーンの創始者が作ったとされるシステム。

ゲームとしては各モンスターの要素が詰まったカートリッジがあり、一つ一つにポイントが振られている。

つまり四体全員を同じモンスターに変身させることもできるが、それだとカートリッジのポイントをすぐ使い果たしてしまう。

変身させる種族を分散して、バランスよく戦おう……という具合だった。


主人公

怱々兎太郎

異名『星になった戦士』『冒険の神』

だいたい二十四歳ぐらいの、闇の陽キャラ。趣味はマジックアイテム集め。

とにかく自己中心的で、やりたいと思ったことをぐいぐい進めていく。

行動に移したか否かで真偽を判断する節があり、行動に移していれば『やりたかったこと』、行動に移さなければ『たいしてやりたくなかったこと』だと考えている。

つまり、はっきり言わないと伝わらないのではなく、はっきり言わない相手と真面目に接しないだけ。

そしてこれは費用だとか労力も加味している。彼が仲間を旅行に連れて行くとき全額負担しているのは、『全額負担するためにバイトしてでもあいつらと旅行するぞ~~!』と考えているから。むしろ全額負担したくないのなら、そんなにやりたくないことだと考えている節もある。


ちょっと対象年齢の高いアニメの主人公のように、高いカリスマ性と直観力、発信力と行動力に秀でている。狼太郎、蛇太郎とも対極に位置するキャラ性。

戦闘能力は同ランク帯の中では低い部類なのだが、人間性も相まって中心になりやすい。


コミュニケーション能力は強い(・・)。褒めてない。


楽園史上最高峰の英雄の一人であり、星全体の救世主と言っても過言ではない。

他の名もなき英雄たちの中でも、貢献度は群を抜いている。

多くの人々、モンスターから崇拝される、ヒーローの中のヒーロー(実物は知られていない)。


実は、パワーアップイベントが控えている。


仲間

ハチク ミノタウロス Bランク下位 (キメラ技使用時 Bランク中位)(コンバットのみBランク上位)(アバターシステム使用時Aランク下位)

ムイメ ハーピー Bランク下位 (キメラ技使用時 Bランク中位)(コンバットのみBランク上位)(アバターシステム使用時Aランク下位)

キクフ ワードック Bランク下位 (キメラ技使用時 Bランク中位)(コンバットのみBランク上位)(アバターシステム使用時Aランク下位)

イツケ オーク Bランク下位 (キメラ技使用時 Bランク中位)(コンバットのみBランク上位)(アバターシステム使用時Aランク下位)


どこにでもいる普通のモンスター少女たち。

全員が一般的な短命種であり、なんの心得もなかった。

キメラシステムやアバターシステムが無ければ、戦うことができないほどである。


一般的な感性の持ち主たちだが、だからこそ兎太郎の押しの強さに負けていた。

良かったのか悪かったのかわからないが、彼女たちにもっと主体性があれば、兎太郎に対して反発していた可能性もある。

ただ暴力を振るうわけでも搾取してくるわけでもないし、非合法な行為に手を染めるわけでもない彼から、なかなか離れられなかったのは事実である。


なんか気づいたら『楽園史上最高の英雄の使徒』になっているので、後世の人間に会うたびにビビっている。


ラスボス

フロンティアスピリット

Bランク上位


月に巣食っていた、月面基地に携わった者たちの怨霊。主人公が戦っていた工作機械を生み出した、今回の事件の犯人。


人類が宇宙開発を放棄したことに絶望し、長年をかけて月面基地地下に巨大な爆弾を建造。

それをもって地球へ攻撃を行い、人類を強制的に宇宙へ導こうとした。


怨霊を構成する魂のすべてが理系で、技術者や科学者であるため、怨霊になってなお精緻な工作が可能だった。だがロマンが暴走していたため、かなりロマンよりな工作機械ばかりになっていた。


彼らの暴走によって8の事件につながり、さらに劇場版第二作につながり……11につながっている。



モンスターパラダイス7 ~ハッピーエンドは終わらせない~


あらすじ

モンスターと人間が仲良く暮らす世界で、しかしモンスターを仲間にせず過ごしていた主人公。

そんな彼の前に夢の世界から妖精マロンがやってきて……。

『おねがいだ、みんなの夢を守って!』

主人公は夢の世界に身を投じ、強大な悪夢に立ち向かう!


現実の世界

モンスターパラダイスシリーズの最終作として発売された当作。

前作の劇場版と同時進行で作られていたのだが、6のようなハラハラドキドキの冒険を期待して購入したプレイヤーを殺しに(・・・)かかった(・・・・)作品。

モンスターパラダイスシリーズが『陰鬱な作品』であると誤認させるほど、すさまじい影響力を誇っていた。

一説によるとメーカーへ『殺す気か』とか『子供が泣いた』などの苦情が届いたという。


1~4のステージでは多くのミニゲームが満載されており、クリアすることによって新しい衣装や新しい種族、新しい技などが解禁されていく。

クリアするとトロフィーや仲間との写真などが送られ、各地の拠点に飾れるようになる。

また街を育成する要素などもあり、発展していく光景をムービーで見ることもできた。


ただ……ラストステージで全てがひっくり返る。

クリエイター曰く……『主人公と痛みを共有できないのなら、それはロールプレイングゲームではない』『自分にとって価値のあるものを捨てられないのなら、それは英雄ではない』とのこと。


技について


ムゲン技

ボスモンスターを倒すために使用される、アクション要素のある技。

タイミングよくボタンを押したり、とにかく連打したり、指定されたボタンを制限時間内に順番通りに圧したりすることで発動する。

この作品限定で、他には出てこない。


コクソウ技

ボスモンスターが使う技だが、最終決戦では主人公が使用する。

アクションRPGらしく、ボタンの連打やキーの回転などで活力を籠め、E.O.Sをもって世界を滅ぼす。

人類の自殺願望と共闘して、偽りの煉獄を打ち砕き、魂に安息をもたらす技。

詳しくは次項で。


特記設定


対甲種魔導器 End of service。

魔王が残した葬の宝、宇宙最強の兵器。コクソウ技を使うための武器、略称E.O.S(エオス)

万物の霊長たる人間がもつ最強の感情『飽きる』を、数億人の魂から数千年分集めてようやく完成するという『最終兵器』。

作中の舞台そのものであり、そもそもの発端となったもの。


けん玉のような形状をしており、玉をどこに置くかで形態や機能が変わる。


瘴気世界の魔境、甲種、英雄を倒すために生み出された、宇宙の摂理を変える兵器。

単純に相手を攻撃しているわけではなく、それぞれ定められた『発動条件』を満たした時『強制的に勝利を確定する』という代物。


細かい原理を語ると、世界を歴史や物語として見るのではなく、遊戯や競技としてとらえた時、それを成立させない相手を排除する武器。

その原理上相手が弱ければ発動せず、絶対に勝ち目がない相手ほど発動が簡単になる。

これに抗うことは不可能に近く、ゲームのキャラがゲームシステムやシナリオ、ハードのトラブルに干渉するぐらい無理。

唯一の対抗手段は『発動条件を満たさないようにすること』。つまり相手から見て絶対に勝てない状況を作らず、五分と五分……とまではいわないとしても、多少は勝ち目のある戦力にすること。


鉄球形態 玉をどこにも納めず、振り回している状態。

アクションゲームにおける即死ギミックの権化。

難易度が高すぎてプレイヤーがゲームを投げること……という現象の具現。

即死攻撃が極めて多く、どんな防御能力を持っていても、防ぐことはできない。死んでも復活するタイプの敵ならばしのげるが、それでも必殺技ならば耐えられない。

必殺技は『四終、死、製作済みの結末(イベントムービー)』。

どうあがいても倒せない敵を一定時間しのぐことで、ステージギミックで倒す……というものを落とし込んでいる。


鉄槌形態 大皿に玉を収めた状態。

オンラインゲームにおけるプレイが不可能になる不具合の権化。

ゲーム自体が遊べなくなって、やってられないと投げること……の具現。

設定上遅延技が多く、相手の攻撃や行動、動作を妨害する。鉄剣形態でも同じようなことはできるが、あちらは『特定の行動だけできるようにする』ものなので使い方が違う。

必殺技は『四終、地獄、集積中枢物理崩壊(サーバークラッシュ)』。

オンラインゲームの中枢が破壊されて、データが物理的に、不可逆的に消滅することの落とし込みである。


鉄剣形態 中皿に球を収めた形態。

PVPゲームにおけるゲームバランスがとれていないことの権化。格闘ゲームだけではなく、パズルゲームやボードゲームのエッセンスもある。

特定の技が弱すぎたり、戦闘が無駄に長引いたり、なんだかよくわからない勝敗の決定法によって投げること……の具現。

鉄槌形態と似ているが、簡単に発動できる分、一応は進行する、致命的な状況にならない、相手にも利があるなどの違いがある。

必殺技は『四終、最後の審判第三者による決着(レフェリーストップ)』。

戦闘が可能な状況でも、勝敗が確定した状況でだけ使える。

まだゲームを続けたい状況で、ゲーム内の勝利判定によって強制的に終わらせられることの落とし込み。


鉄杖形態 皿胴に玉を収めた形態。

カードゲームにおける、過度なバランス調整の権化。

しょっちゅうルールが変わって、カードの強弱、使用可能枚数が変化しすぎて、好きなプレイスタイルが楽しめなくなって投げること……の具現。

強い技や能力を弱体化させたり、使えなくしたりする。派手な技や単純に威力が高い技には効果が及びにくく、ルールインフレしている相手に対して特に有効。

必殺技は『四終、天国公式にして(エターナル)非公式(エクスペンション)

これでもかこれでもか、と『無敵な理由』を書き並べている敵に対して発動でき、公式が発売した正規の店で購入したカードを公式ルールで使えなくすることの落とし込み。


奥義 コンテンツエンドそしてだれもいなくなった

四終をすべて使ったことが使用条件。

対象をデータへと変換し、ただの情報に変え、急速に風化させて消す技。

どれだけ偉大な物語も、どれだけ荘厳な設定も、どれだけ強大なキャラクターも。

しょせん情報でしかなく、飽きられ、失伝し、保管されていた媒体そのものさえ消えてなくなる。

それは悲しいことだけども、保管されることだけが目的になることよりはずっといい。

無理に残しても、それはきっと色あせるだけだ。


だがもしも、誰かの心に残るのならば。

その誰か一人のために、物語は輝き続ける。

その誰かの、心の中で。


主人公

人呑(ひとのみ)蛇太郎(へびたろう)

異名『魂の解放者』『冥王』

別に悪い奴ではないが、何かと文句をつけがちな陰キャラ。

友情を神聖視しすぎるあまり、裏切りに対して免疫がない。

ちょっと嫌なことを言われるぐらいならともかく、敵に回ったり実は敵だったり、という状況になるとマジ切れする(マジで)。

かなり面倒な気質であり、それを自覚している。そのため、仲間を作ることはなかった。

だが夢の世界に赴いて、一緒に世界を救ってくれる、一緒に命を懸けて戦ってくれる仲間を得て、心底から幸せだった。

その幸せが、嘘であると気づくまでは。

疑心暗鬼に陥っており、いろいろなことに対して信じ切れずにいる。

普通に疑わしいことがあれば迷うし悩む、都合がいいことばかり起きてもそれはそれで夢ではないかと疑う。

何十億もの魂を開放したことで苦しんでおり、一人になるといつも苦しんでいる。


彼が何をやったのか、詳しく理解している者はいない。

ただ魔王軍四天王はある程度知識があるため、何十億も魂が解放されたことを知った時『ああアレだな』と察した。


狐太郎と対照的に、はっきり言ってかなり幼稚。

狐太郎がそうしているように、まず自分が仲間に裏切られないように努め、仲間との信頼関係を構築していくことが大事。

それを抜きにしていきなり『絶対に裏切らない仲間』を求めたこと、それが彼の最初の過ちだった。


狐太郎と並んで、甲種、瘴気世界の英雄に勝てる数少ない英雄の一人。

召喚師のように、強力なモンスターを召喚して戦うスタイル。


実はパワーアップイベントが控えている。


偽の仲間 兼 ラスボス

(リーム) グリフォン ランク不明

(ラージュ) アルトロン ランク不明

(ポップ) インテリジェンススライム ランク不明

(ヤドゥ) 阿修羅 ランク不明


主人公を支え、主人公と共に戦う『夢の住人』。現実には存在しない、空想のモンスター。

どんなことがあっても主人公を肯定する、主人公に媚びを売る、『究極のモンスター(最高のパートナー)』。

その正体は、黒幕であるマロンが操作する人形。

なぜ実在しないモンスターだったのかと言えば、そちらの方が都合がよかったから。なまじ実在するモンスターで演技をするとなると、詳しいものには看破されてしまうため。実在しないモンスター、夢の住人だと言い張れば、だいたいごまかせるから。


ちなみに、ゲームでは複数のキャラクターの中から四体選んでパーティーを組み、オフィシャルインフォメーションを倒したときのメンバーがラスボスとして(文字通り)立ち塞がることになる。


コレのことを書くとどうしてもネタバレになるので、ここまで話が進まないと設定資料集ができなかった。


真の仲間

ステージギミック Aランク上位以上

メーカートラブル Aランク上位以上

マスターアップ Aランク上位以上

オフィシャルインフォメーション Aランク上位以上


主人公の道中に立ち塞がる、各ステージを滅ぼそうとするボスたち。

その正体はE.O.Sからあふれてきた、死を求めるほどの倦怠、その想念の塊である。

最終決戦では主人公と共に世界を滅ぼさんとし、ラスボスとステージを相手に心中する。


彼らの意思は、既に消えている。

決してよみがえることはなく、そしてそれが正しい。


ちなみに最終決戦における彼らのセリフは、前作のラスボス、フロンティアスピリットのセルフオマージュ。


ラスボス

マロン

Bランク上位

太古の昔から生きている妖精。

主人公の仲間とみせかけて、実際には魔王軍四天王アヴェンジャーとアイーダ姫の仲間だった。

心中した二人の魂にすてきな夢をみせ続けるため、E.O.Sの飽きを吸い上げる機能を使っていた。

またこの二人に新鮮な夢を見せるため、エキストラにするべく人の魂を集めていた。

その結果何千年もかけて何十億もの魂を集めることになり、E.O.Sを完成させるに十分な倦怠を注ぎこむことになる。

彼の目的は永遠に幸せな夢を見せることであったため、E.O.Sの完成に興味はなく、過剰な分の倦怠を注ぎ続けていたのだが、その結果四終が意思をもって夢の世界を滅ぼそうとし始める。

それに対抗するため、生者を騙して夢の世界で四終と戦わせ、その後口封じや世界活性化のためにアヴェンジャーに殺させて夢の世界に閉じ込めていた。

主人公もそのうちの一人にすぎなかったが、彼が最後の最後で暴走したため、結果として幸せな夢が終わった。

彼は最後まで抵抗するのだが、コクソウ技の奥義によって葬られる。


一番の加害者であり、一番の被害者でもある。

なお正式な名前は、マロン・エイター。酷い名前である。


キーパーソン

アヴェンジャー、アイーダ。

魔王軍四天王最後の一人と、その恋人。

運命によって引き裂かれた二人は、最後になって結ばれ、心中することで二度と引き裂かれないようにした。そこで終われば悲劇なのだが、この二人の最後に残した言葉がこの物語の始まりにつながる。

夢の世界では、阿部と相田を名乗っていた。

彼らもまた、被害者であり加害者。


なんか美しく終わってはいるが、魔王たちの視点からすればすげえ迷惑な二人。

ムサシボウを殺したこともそうだが、魔王から借りパクしたE.O.Sを蛇太郎に又貸ししているのが特にひどい。

魔王や祀からすれば、ふざけんな案件であろう。


実はこの二人に関して、まだ明かしていないことがある。

次回、第三部『蛇は昔を語らず』の最終章が始まります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] なろう史上最弱に近い狐太郎が、4体の魔王の尊敬と信頼をいかにして勝ち取ったか。 ぶっちゃけて言えば管理職としての責任を、命を張って(たまに死んで)全うした事に尽きる。 それを言うなら、…
[良い点] キャラが多すぎて、誰がどの太郎なのか混乱してたからこういう資料はありがたいです。
[一言] 主人公のモンスターのランクが意外に低いな~~。 戴冠技を使ってもソコソコ。 寧ろ強化の方で圧倒してたのか・・・。 良いですねW
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ