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悪魔の証明

 悪魔はコイントスでも人生を賭けられる。

 ブゥはそう評していたが、悪魔たち自身も自覚していることだ。


 だからこそ悪魔の王であるササゲが人間を相手に主従契約を結んでいることも、「まあそういうこともあるだろう」で納得していた。

 また狐太郎をみて「ああ、悪魔に好かれやすい性格だな」と思ったのも大きいのだろう。


 つまり現状の把握は速やかであり、なおかつ穏当なものだった。

 やはり同種の上位がいると、最初から話を聞く気になるのだろう。

 これが天使とかであれば、対抗こそできても、ここまで話が早かったかわからない。


「なるほど……委細承知いたしました。私を解放なさったことも、戦力に加えたいという意図があってのこと……と」


 大公や大王の思惑通り、ことは順調である。

 やはり交渉を順調に進めるには、彼我の圧倒的な戦力差が必要なのだ。


「面白い」


 だがそれでも相手は悪魔、一筋縄でいく相手ではない。

 団扇のように大きな舌を持つ悪魔は、どうやってしゃべっているのかもわからない口で、大いに笑った。

 悪魔が笑うというのは、ただそれだけで恐ろしい。


「もしも悪魔の国を再建すると言い出したらどうしようかと思いましたが……人に仕え、人に従い、人を連れまわす。なるほど面白い」


 上機嫌になっているのは、彼女だけではない。

 彼女の後ろに控えている眷属たちもまた、嬉しそうに体を震わせていた。


「いいでしょう、名を賜り人に仕えること。お受けしても構いません」


 だがこれで終わるとは、誰も思っていない。


「ですが、条件があります」


 そう、悪魔を従えるには条件がある。

 少なくとも狐太郎以外は、契約を交わさなければ従えることができない。


「と……その前に。先人の話を聞くことも大事ですよねえ」


 それはもちろん、セキトも同じである。

 壺から出てきた悪魔は、同等の相手である彼がどんな契約を課しているのか気になっていた。


「我らが同種、セキト。ルゥ家に仕えているそうですが、どのような条件で?」


 格下ならともかく、同格ともなれば話は違う。

 同格だからこそ、セキトと被るわけにはいかないし、それに劣る条件であることも許されない。

 悪魔というのは、そのあたりのプライドが違うのである。


「次の当主を決める権利」

「おお……それは素晴らしい」


 自慢げに言い切るセキトに対して、壺に封じられていた悪魔は称賛した。


「実に上品で、実にいやらしく……実に、楽しい。流石は私と同等の悪魔……ええ、流石です」


 悪魔が『人間の家』と契約をするのだから、長い年月が過ぎても価値が変わらない条件であることが望ましい。

 次期当主を決める権利というのは、その家が価値を持ち続ける限り、人間にとって意味のある権限だろう。

 家があり続ける限り、失われる可能性がないという点も含めて、悪くない条件だった。

 もちろん人間にとっても致命的ではないので、断りにくい話でもある。


「流石は魔王様のお傍にいるだけのことはある……」

「恐縮です」


 悪者同士の牽制。

 それを見て、悪魔使いの二人は震えあがっている。


「では私からの条件を」


 さて、この悪魔は何を求めるのか。

 少なくともセキトと同一ではありえないし、かといって似たようなものでも真似だと思われるだろう。


「どうにも私たちのことを、長期的に縛りたいようですし……更新の可能性も考えて……」


 意味ありげに笑う悪魔は、とんでもないことを言った。


「私を、騙してください」

「は?」

「は?」


 約束を重んじるという悪魔が、意地悪く言ったのは約束の不履行を意味する、不誠実そのものたる詐欺だった。

 自分に嘘をついてくれるのなら、自分は従うとはこれ如何に。

 ブゥも狐太郎も、何を言っているのかわからなかった。


「ふふふ……やるわね」

「ええ、中々美学の有る者のようです」


 なお、悪魔たちは感心していた。

 どうやら悪魔の価値観において、彼女の主張は一目置かれるもののようである。


「なるほど……頓智比べがしたいということか」


 雪女であるコゴエが、簡潔にまとめた。

 なるほど、悪魔らしい条件である。


「その通り、精霊の王よ。私は……知恵比べがしたいのです」


 合意の上で騙し合うのは、ある意味で知恵比べである。

 言葉を選んで書面を偏らせて、相手を陥れ合う知性的な戯れである。


「まず私は、ルゥ家に仕えましょう。ですが私が力を貸すかどうかは、当主にも決めさせません。私を従えたければ、私に知恵比べで挑み勝つことです。負けても罰はありませんし何度でも挑戦は受けます。一度でも勝てば、私はその者の生涯にわたって仕えましょう。ですが……もしも私を騙せるものが一人もいなくなれば、その時は抜けさせていただきます」

「……危うい条件ですね」

「当然では?」

「ええ、当然です」


 話を聞いて、ズミインは素直に受け入れた。

 もちろん後に彼女が眷属ごと解放される可能性もあるし、そもそもセキトと彼女を従えた者同士で家が割れる可能性もある。

 だがそんなリスクは、悪魔使いにとって当然のことだ。第一セキトとの契約である「当主を決める権利に反すれば、主従が逆転する」というものがある時点で今更である。


「ですがまさか、今契約して今知恵比べをする、というわけではないでしょう」

「それはもちろん。そんなことは、無粋にもほどがある話です。そんなのはとてもつまらない」


 一種奇妙であり、一種納得できることだが、この悪魔は自由を求めていない。

 もちろん強制的に無条件で従うことはないが、それはそれとして人間に忠義を誓うこと自体は前向きである。


「私を使う者には、私を騙すために、精いっぱい頑張ってほしいんですよ。知識じゃない、知恵を見たいんです」

(答案用紙を書き写してもダメってことか……知識チートを全否定しているな)


 ある意味悪魔らしい、或いは妖怪のような話だった。

 力は一切関係なく、知恵比べで優劣を競い主従を決める。

 なるほど、人間とは理屈が違う。


「中々粋な条件ね……気に入ったわ」

「光栄です、魔王様」


 ササゲとしても非常に好印象だったらしい。

 落語か昔話のような、「粋」な条件は悪魔にとっていいことのようだ。


「では……とりあえず一月ほどを条件としましょう。これで騙せなければ、私はルゥ家に仕えず……眷属ごと殺されることにします。とはいえ、私も死にたいわけではないし、私を騙すヒントをば」


 彼女は騙されたがっている。

 雑に言えば、人間と遊びたがっている。これはゲームであり、ある意味「なぞなぞ」なのだ。

 悪魔を騙すにはどうすればいいでしょうか、というなぞなぞであり、答えてもらうためにヒントを出すのも当然である。


「私が、壺の中に封じられた経緯を話しましょう」


 悪魔の物語が始まる。


「昔々、あるところに。小さな国がありました」


「その小さな国には悪い王子様がいました」


「彼は王様になりたかったのですが、優秀な兄弟がたくさんいて、王様になれそうにありません」


「そこで悪い王子は、悪魔と契約をしました」


「王子様は、俺を王様にしろ、と言いました」


「悪魔は、それじゃああなたの魂をちょうだい、と言いました」


「約束は交わされ、王子と悪魔は笑い合いました」


「それからしばらくして、不幸な事故が重なりました」


「ある王子は病に倒れ、ある王子は賊に襲われ、ある王子は馬から落ちて、ある王女とその夫は崖から落ちてしまいました」


「あれよあれよという間に、悪い王子の兄弟はみんないなくなりました。もう残っているのは、悪い王子だけです」


「気弱になった王様は、泣きながら悪い王子に王位を譲って隠居しました」


「悪い王子は、王様になったのです。彼は得意満面で、豪華な即位式をしました。たくさんの国からたくさんのお客さんを呼んで、自分が王様になったことを自慢したのです」


「その夜、彼の下に悪魔が現れました」


「お前を王様にしてやったぞ、今度はお前が約束を守る番だ」


「王子は笑いながら言いました、具体的には何をしたのかと」


「悪魔は王子に教えました。他の王子たちを殺したのは、他でもない自分だと」


「お前を王にするために、他の王子を殺したのだと」


「それを聞いて、王子は笑いました」


「ものども、出あえ、出あえ! ここに、我が兄弟を討った悪魔がいるぞ! 兄弟の仇だ、生かして返すな!」


「王様は、最初から魂をあげるつもりなどなかったのです。王様になって兵士を好きに動かせるようになったので、兵士で悪魔を殺すつもりでした。そうすれば魂を取られずに済むのですから」


「怒った悪魔は、従えている眷属と共に、兵士たちを倒していきます。小さな国の兵士たちは、やがて全員負けてしまいました」


「残った王様は、命乞いをしました。国中の子供の魂をやる、だから俺のことは見逃してくれと」


「悪魔は首を横に振りました」


「王様は泣いてお願いしました。国中の宝や金貨をやる、だから俺の魂は諦めてくれと」


「悪魔は首を横に振りました」


「王様は王冠を放り捨てました。もう王様じゃなくなったから、許してくれと言いました」


「悪魔は笑って答えます、駄目だと。王様は、魂を抜かれてしまいました」


 昔話だと考えればそこまでおかしくないが、本人が過去の犯罪を語っているのでドン引きである。

 Bランク上位の悪魔が眷属を従えれば、小さな国など一たまりもなかっただろう。

 なお恐ろしいのは、ササゲやセキトが全面的に同意しているところである。


(やっぱり悪魔は怖いな……)

(こんなのと契約したくない……)


 約束は守られるべきであり、破ることは許されない。

 それが悪魔の仁義であった。


「王様の魂を奪った悪魔は、その国を支配しました。城の玉座にふんぞり返って、好き勝手に命令します」


「国の大臣たちは困り果てました。悪魔が王になっていたら、他所の国から何を言われるかわかりません。しかし国中の兵士でも、この悪魔たちには勝てませんでした」


「どうしたらこの国を出て行ってくれますか。大臣たちは、頭を下げて聞きます」


「悪魔は答えました。もしも私を騙せる者がいるのなら、出て行ってやろう」


「大臣たちは大慌てで国中に宣伝しました。悪魔を騙せる者はいないかと。もしも騙せたのなら、この国の王にしてやると」


「国中の詐欺師ペテン師が集まって、悪魔を騙そうとしました。ですがサイコロもカードも、ホラ話もインチキも、悪魔には通じません」


「どうしたものかと思っていると、小さな少年が名乗り出ました」


「彼は口の小さな壺を持ってきて、悪魔の前に出します」


「貴女は本当に悪魔なのか、貴女の部下も悪魔なのか。疑わしいので、まずそれを証明して欲しい」


「もしも本当に悪魔なら、貴女もその部下も、この壺の中に入れるはずだ」


「その少年の挑発を聞いて、悪魔たちは笑います。いいだろう、悪魔だと証明してやろう」


「悪魔たちは霧のようになって、全員が壺の中に入りました」


「少年はその壺に蓋をすると、あわてて鎖で縛りつけます。そしてそのまま、開けることはありませんでした」


「その後少年は王様になり、壺を開けてはいけないと後世に伝えたのでした、めでたしめでたし」


 話を聞き終えて、狐太郎は思った。


(本当に昔話だぞ、これ!)


 セキトの眷属を含めて悪魔たちは笑っているが、他のほとんどの者がリアクションに困っている。

 以前に鵺がクツロを騙そうとしたときと同じ流れだが、実際に騙された当人と話をすることになるとは思っていなかった。


「……あの、もしかして、単に面倒になっただけじゃないか?」


 狐太郎は悪魔と付き合いがあるので、彼女が騙された根源的な理由、というか目的を察していた。


「ええ、その通りです狐太郎様」

「あっけらかんとしたもんだ」

「どうしても王子の魂が欲しいなら、最初から実力に訴えますよ。私が契約をしたのは、王子がどうやって私を騙すのか知りたかったからです」


 壺に封じられていた悪魔もバカではない。

 王子が自分に魂をすんなり差し出す気がないことなど、最初からお見通しだった。

 それでも律義に願いを叶えたのは、どうやって悪魔へ魂を差し出さずに済ませるつもりなのか、見てみたかったからだった。


 まさか数に恃んで実力行使してくるとは、悪い意味で想定外だったようだが。


「やろうと思えば、即位した時点で魂を抜きとれました。もちろん兵をけしかけたときもそうです。でもあんまり腹が立ったので、全員叩きのめしてやりましたよ」


 悪い王子が交渉した相手が、人間の殺し屋ならばそれなりに正しかっただろう。

 だがBランク上位の悪魔を相手にして、そのやり方はまずすぎた。

 常人がぎりぎり勝てる相手とはいえ、眷属を率いているのなら相応の大軍が必要である。


「震えるバカから魂を抜き取ったのは良かったんですけどねぇ。そこから先、じゃあねと消えても恰好が悪い。せっかく一国を攻め落としたのに、一人殺しておしまいというのはもったいない。でも……支配なんて面白くもなんともない」


 魔王が悪魔の国を再建するかもしれない。

 その可能性に気付きながらも、しかしそれをつまらないと言っただけのことはある。

 小さいながらも一国を攻め落とした悪魔は、その意義を自分で否定していた。


「その後のことは、適当な口実ですよ。でも結構楽しかったなあ……欲張りたちの悪人が、手を変え品を変えて私を騙そうとしたときは。全員が面白かったわけじゃあないし、ネタのかぶりもあったけども、それでも騙しのテクニックを見ることができた。あんまり馬鹿にしたような内容だったら殺していたけど、結構面白かったら金貨の袋を雑にあげたっけ……」

(俺も似たようなことをしているような気が……)


 騙されたがりの悪魔は、適当なところで「騙されてもいい相手」を見つけたのだろう。

 それが『騙されたら面白そうな相手』である、ただの子供だったようだ。


「あの時の子供の、純情がかった芝居は思い出すだけでも笑えるわ。私たちが挑発に乗ったところを見て、周囲の大臣たちが大いに驚いた顔も爆笑物で……ええ、いい眠りだったわ」


 自分を騙せ、そうすれば出て行ってやる。

 その契約が一応達成されたことによって、彼女たちは封印された。

 それは彼女たちが封印されている限り、彼女たち自身が約束を守っているということでもある。

 だからこそ、長期の封印にも耐えることができたのだろう。


「まあ要するに……私に『騙されたい』と思わせてくれるかどうか、『負けたい』と思わせるかどうか。そして……そのために頭をひねってほしいのよ。それが私の条件というわけ」

 

 まさに、物語の悪魔だった。

 好奇心旺盛で、残忍で冷酷で、しかしどこかユーモアもある。

 ある意味で、負けるために存在している「悪役」だった。


「……難しくないですか」

「そうだね」


 ブゥと狐太郎は、もうすでに諦めていた。

 本職の詐欺師やペテン師、イカサマ師が騙せないのなら、おそらくそれを見破る力を持っているのだろう。

 そんな悪魔を相手に、素人が騙せるわけもない。


 騙されないぞと思っている者よりも、騙されたいと思っている者の方がよほど騙しにくい。

 それが分かっているからこそ、二人は考えることさえ放棄していた。


(死んでも心が痛まないしなあ)

(後世に負債を残したくないしね~~)


 狐太郎にしてみれば、問答が成立して尚、殺して罪悪感の湧かない相手だった。

 魂をささげる契約をした悪い王子はともかく、他の王子たちを殺した悪魔なら、死んでも当然である。


 ブゥの場合は、もっと単純だった。

 そもそも悪魔を増やしたくないのだから、最初っから無理な条件を出してくれたことはむしろ救いである。


 これで契約できませんでした、殺しました、という名目が立ったのである。


「残念だねえ」

「しょうがないですねえ」


 しかし、二人はまだ甘く見ていた。

 悪魔という存在がどれだけ狡猾で、人間のことを良く知っているのかを。


 そして、人間の活かし方を知っているのかを。


「ふむ……確かに難しい条件です。少なくとも私には、さっぱり思いつきません。ブゥにできずとも、咎めることはできません」


 ズミインは、諦めることを認めていた。

 そもそもの時点で、殺すか傘下に置くかの二択である。


 今回の交渉で、一月という期限が生まれた。

 もう約束が生じているのだから、一月後には殺して終わりである。

 確実に殺せるのだから大王や大公は文句を言わないだろうし、ならばズミインが文句を言う道理はない。


「で、ですよね、姉さん!」

「まずこの条件を、大公閣下に報告いたしましょう。狐太郎様やササゲ様もそれでよろしいですね?」


 壺の悪魔は解放されたが、制御下にある。

 一月という長丁場になるのだから、その点も含めて報告の必要はあるだろう。


「ええ、構わないわ」

「もちろんです。ただ、この雷雨ですから……」

「ええ、止むまでは待ちます。止み次第閣下へ報告して……」


 狐太郎もブゥも、この流れに安堵していた。

 戦力は増えなかったが、悪魔が増えることもなくなったのだから、何の問題もない。


「ここに戻ってきます」


 そう、思っていたのだ。


「え?」

「何がおかしいのですか、ブゥ。私は今回の件を最後まで確認する義務があります。途中経過を報告するのは当然として、結果を見ずに帰るわけがないでしょう」


 ズミインの言葉は、まったく合理的だった。

 如何に魔王がいてセキトがいてブゥがいるとはいえ、それでもここまで壺を持ってきたのは彼女である。

 何かする必要はないとしても、最後まで確認する義務は確かにあった。


「一年や二年ならともかく、一月なら尚のことです」

「そ、そうですね……」

「この時間を無駄にする気はありません。ブゥ、結果が出るまでの間、私が稽古をつけてあげましょう」


 狐太郎は、周囲を見た。

 そこには今更のように、多くの悪魔がいる。

 他人の不幸を喜ぶ邪悪な存在が、愚かな人間たちの醜態を見ている。


「実家にいたときよりも、より厳しくします」

「ひぃ……!」


 ササゲも、セキトも、封じられていた悪魔も。

 その眷属たちも、ブゥや狐太郎を見て笑っているのだ。

 声を出さず、しかし嬉しそうに笑っているのだ。


(あ、悪魔め……!)


 先ほどまでは疎ましく想っていた雷雨が、できるだけ長く降り続いてほしい。

 そう思いながら、悪魔を呪う狐太郎。


 直接暴力を振るうズミインは怖いので、笑うだけの悪魔を憎むことにしたのであった。

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― 新着の感想 ―
[一言] 実に悪魔だなぁってなる上で現代社会で暮らすのもギリギリ不可能ではない性格だな
[一言] 更新お疲れ様です。 1月厳しい訓練を受けない、受けさせないためにも、早急に騙す必要が生じたと…面白いですね。
[良い点] >力は一切関係なく、知恵比べで優劣を競い主従を決める。  悪魔のミカタ…… >直接暴力を振るうズミインは怖いので、笑うだけの悪魔を憎むことにしたのであった。 「一月後と言ったが、ア…
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