表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

プロローグ

ニレンはバカだ。

典型的なバカだ。



そこは、誰もいない放課後の教室。

中には夕陽が窓から差し、ほのかな橙が映っている。


そして、そこには佇む影が二つ。

一つは地球最強のバカ、ニレン。

そしてもう一つは、ニレンのたった一人の親友、セーツ。


「おい、ニレン」


セーツは、ニレンの名を呼ぶ。


「?なんだー?」


返ってくるのは、気の抜けた声。

覇気がなく、やるせなさそうな声だ。


「なぁ……」



キーンコーンカーンコーン……



チャイムが鳴る。

下校時刻5分前の合図。


「──死ね」





波乱は、ここから始まる。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ