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Re:legend 作者:龍一郎

7章『怠惰』の器を満たす者

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79:吸血の少女vs獄長サーバス

時は僕達が最上階へ到着する少し前まで遡る。

「お嬢さんが私の相手を1人でするって?笑わせてくれるな」

ソラミちゃんの目の前に立つ大男のような魔族が笑い出す。

「あんた…なんか…私1人で充分です…」

ソラミちゃんは自分の指を噛み流れ出る血で剣を作りだす。

「ほうその能力もしかしてお前さんはダンピールなのかな?」

「そう…ですが…なにか?」

「我らが魔族の裏切り者どもの子孫か…必ず始末しなければな」

そういい大男は大きな剣を構える。

「ダンピールは魔法が使えないみたいだがお前の仲間が何かするといけないから一応『禁魔』の魔法を発動させておくか」

そういい大男は自身のポケットから魔道書を取り出し魔道書のページを開き本に栞を挟む。おそらく栞を挟むことで魔法が発動するようだ。

「私の名はサーバス知っての通りこのプルミューの監獄の獄長だ」

「私は…リュウ様の使用人…ソラミ…誇り高きダンピール…」

お互いに名乗りをあげ武器を構える。

「いくぞ‼︎」

サーバスがソラミちゃん目掛けて走りだす。ギリギリまでサーバスを引きつけてカウンターをいれようとするがあっさり躱され再び攻撃を仕掛けられる。

ギリギリ攻撃を避け壁にむかってジャンプする。そこから更に壁を蹴り壁を蹴り壁を蹴る。まるでピンボールのような動きをし、相手を翻弄する。

あまりの速さに目が追いつかないサーバス目掛けて攻撃を仕掛ける。血の剣がサーバスに突き刺さるがサーバスが血の剣を掴みソラミちゃんごと地面に叩きつける。

サーバスが剣でソラミちゃんを斬ろうとするがソラミちゃんが剣を離し傷口から血の弾丸を発射させる。血の弾丸を避けようとしたサーバスを思いっきり蹴り飛ばし距離をとる。

「なかなかやるようだな久しぶりに本気がだせそうだ」

「そうですか…まあ…勝つのは私…ですけど…頑張ってください…」

ソラミちゃんの発言にサーバスはかなりお怒りのようだ。

ソラミちゃん目掛けてサーバスが剣を振る。直後ソラミちゃんが左手も噛み左手からも血をだす。左手の血で大きな盾のような物を作りサーバスの剣を止める。

そして右手の血で作った剣でサーバスを突く。よろけるサーバスを全力で殴りつけて気絶させる。

「たしかに…強かった…ですけど…まだまだ…ですね…」

倒れるサーバスにソラミちゃんが一言言い残しソラミちゃんもその場に倒れる。






僕達は階段を駆け上がり獄長室の扉を開けた。

すると中には戦いを終え倒れているソラミちゃんとサーバスがいた。

「大丈夫か?」

僕はソラミちゃんのもとへ走る。

「大丈夫…です…ただの…貧血です…」

ソラミちゃんの言葉を聞き少しほっとする。ソラミちゃんの手にハルカが包帯を巻いてあげる。

「ちゃんと…倒しました…気絶させただけなので…まだ生きてます…」

「そうかお疲れ様」

僕はソラミちゃんをハルカに任せてみんなで鍵を捜す。鍵を見つけシャルロットと女の子の首輪を外す。

鍵が入っていた机の引き出しに『怠惰の書』も入っていたのでシャルロットに渡す。

サーバスの服などを調べていたエリカとフランが僕を呼ぶので行ってみるとそこには2つの魔道書があった。『禁魔の書』とサーバスが大事に保管していたという魔道書だろう。

「とりあえずコピーさせて貰おうかな…」

そういい僕は2つの魔法をコピーする。ソラミちゃんが栞も持って置けというので栞も頂いておく。
コピーを終えて数分経つと『禁魔の書』が何処かに消えた。栞は消えていなかったが…

「おそらくサーバスが死んだのでしょう。なので『禁魔の書』はもとあった場所に戻り新たな契約者を待つのでしょう。こちらの魔道書はどうしますか?この魔法かなり使えると思いますけど」

なるほどつまり『禁魔の書』は何処かに行ってしまったがこちらの魔道書はサーバスとの契約が切れたため他の人と契約ができると…

「だったらハルカがもらっておけば?魔道合成屋に持ってって魔法をハルカの魔道書に移せばいい」

僕がそういうとハルカは嬉しそうに魔道書をバンクカードにしまう。

「とりあえず家に帰ろうか。2人も来る?」

僕の言葉を聞きシャルロットと助けた女の子が頷く。

僕はみんなにドリフトを発動させて家に帰る。





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