表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Zodiac Sign - ゾディアックサイン-  作者: 真野亜駆
第一章 始まりのGemini
17/29

―終幕―

暗い洞窟のような場所。たくさんのモニターが付いており、その一つのモニターがザーっとスクランブルがかかる。

そのスクランブルを見る、黒ローブを羽織ったひとりが叫びだす。

「あぁー、負けちまったか」

カペラは悔しそうに話している。

「まぁ、仕方ないね」

オフィウクスはカペラをなだめる。

「お前、ずるいぞ。戦い中に助言なんて」

「いや、けど僕が伝えていなかった事話しただけなんだけど」

「いーや、ずるいね。最後のなんだよ。3人のうち本体は1人って。あーあ、やってらんねー」

オフィウクスは、

「はぁ」

とため息をついた。

「これじゃー、ちゃんとゾディアックを選別すりゃ―よかった」

「まぁまぁ」

オフィウクスは、まだカペラをなだめていた。

「しかしな、あの方は一体何を考えているんだ」

カペラはオフィウクスに話しかける。

「いや、僕にもわからないよ」

「そーだな。俺もわからん。じゃあ今回は俺の退場ということで、俺のゾディアック負かしたんだから、負けんじゃねーぞ」

「いや、ゾディアック次第だし、僕ももう手助けはできないから」

「けッ」

カペラは唾を吐きだし、その場から退場した。

オフィウクスは、モニターの青年に向かって問いかける。

「ありがとう、恒平」

オフィウクスはその場を後にした。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ