表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

2話 転移初日、狼に襲われる。

間空きましたが、これから定期的に投稿する予定です。

3日坊主で終わらなければいいな(笑)

目が覚めて気づいたら、全長3mの巨大狼の群れに囲まれていた。

さっきまでオフィスにいたというのに今では広大な草原のド真ん中で抱え込むように座っていた。


「ガルルルッ!」


どうした事か、狼がずっとこちらを睨んで来ている。

そもそも、なぜこんな状況になったんだっけな。変な神に会って異世界に飛ばされたんだっけ?

なんかラノベでよく読んだことのある設定だぞ。

狼を見つめていると牙をむきだして今にも襲い掛かりそうだった。いやっ、既に襲い掛かっていた。


「グォゥッ!」

「うわぁっっっ!」

ドサッ!


咄嗟の反射神経で危うく噛みつかれそうなところをギリギリ躱せた。ただし、態勢を大きく崩してしまった。


「ワォーーーーーン!」


狼は雄たけびをあげ、いよいよ眼の色を変えてきた。


やばい!やられる!もうわけがわからない!


「ガァァァァッッッーーーーー!」


狼の大きく開けた口の中が鮮明に見える。

「もう、終わった。」


その瞬間、

バシッ、バシッ

弓を射るような音、いやボウガンか?


眼の前を見ると、見事な事に狼の顎が斜めに口を閉じるように矢で串刺しになっていたのである。


「おーい、そこのスーツ男!大丈夫か?」


スーツ男?俺の事か?


俺を呼んだ声の主はどうやら100mほど先にいるボウガンを構えた見るからに俺より年下の少年だった。

このクソガキ!馬鹿にしやがって!

少年の周りには年齢がバラバラの人達が固まっていた。体格がよくて全身ごつい鎧を来たのイケメンの兄ちゃんと馬に跨った姉ちゃん、知的そうな眼鏡美人で杖を持った姉ちゃん、可愛い妹系で身長より大きいメイスを持った幼女の5人組だった。皆なぜかRPGにも出てきそうなファンタジックな恰好をしている。


「そこの村人C!今いくぞ!」

今度は馬の姉ちゃんの声だ。それにしてもなぜC?


俺があっけにとられている間に、馬の姉ちゃんがみるみる近づいてきた。


パカラッ、パカラッ、「ヒヒィーン!」


気づいたらもう狼達と俺との間に割って入って来ていた。


「さぁ、私たちが来たから安心したまえ。」


馬に乗った姉ちゃんは、腰に付けていた剣を一瞬で抜いた。

この姉ちゃん、抜刀術を習っているのか。すさまじい抜きの早さだ。



「ガルウゥゥゥ」

狼達は更に興奮して、同時に襲い掛かる。

一匹は空中から飛びつき、爪でひっかこうとしている。


スパッ!

そして、馬の姉ちゃんのリーチに入った瞬間、狼の頭が上から降ってきた。


リズム天国でもやっているかのごとく、タイミングよく抜刀して空中で狼を仕留めたのである。


「グォォォォゥ」


それでも、他の狼は怯まず。むしろ隙があるとばかりに手元ににじり寄っていたのである。


ヒヒィーン!

馬の姉ちゃんは、機転をきかし手綱を強く引っ張った。馬は大きく時計回りにターンをし、狼に蹴手繰りを入れた。


狼達は大きく宙に浮き、馬の姉ちゃんは馬から飛び降りる、いや飛び跳ねていた。


「空中殺法奥義 隼十字切り」


スパパパパッーン!ブシュ!ブシャーー!


馬の姉ちゃんは空中でなにやら高速で切り刻んでいたが、全く目で追う事は出来なかった。

切りつけられた狼も一瞬何事も無いように見えたが、数秒の時間差で十字の切り込みがそれぞれ入り、空中で五臓六腑が木端微塵になって鮮やかな花火のごとく肉片が飛び散った。

それにしてもどこかで見た事のある技だな。


返り血をあびた姉ちゃんは振り返った。


「怪我はなかったかな?」


「あっ・・貴方達は何者ですか!?」


「私達はここらへんで旅をしているギルド「黎明デイブレイク」よ。」






暇つぶしで書き始めたけど、こんなんでいいのかな。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ