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ロードバスターズ  作者: 碧衣玄
祖父救出編
11/40

決意

【武装石。確かにボウズを襲った男が言っていたんだな?】


「おう! 警察関係者ではポリスさんだけに話してる」


【それって信用されてるってことか?】


「……オレは信じてるぜ」


「まだ病院だろ。無理に事件を抱え込むなよ」


「オレは大丈夫! 友達がいるから!」


「ジンさんの事は任せるんだ。ボウズは安心して家に帰るんだ。良いな?」


「分かったよ」


 電話を切って病室に戻ると、花が生けられている。


「ああ、ミカノが生けたのか」


 ムロは暫く花を見つめていた。


※ ※ ※


「ミカノ、残りたければ残って構わないが?」


「気にしないでよ」


 カズマがミカノを気遣う。


「何時だっけ? 刑事さんが迎えに来るの」


「十四時だ」


「うーん……もうちょっとムロと居られたんじゃないかな?」


「あいつにだって都合がある。このぐらいが良いのさ」


「僕、行きたい所があるんだけど」


「もしかして帽子?」


「ちょっと珍しい帽子が有るって雑誌で知ってさ」


「二時間あるし行けるぞ」


「おー!? いつになく反応いいわね、カズマ!」


「もっと知りたいんだ……皆のことを」


「ふーん」


「それじゃあ少しだけ僕のわがままに付き合ってくれないかい?」


「良いわよ!」


「もちろんだ」


 三人はクラッティスの帽子を巡りに向かった。


※ ※ ※


「よし、決めたぜ」


 ムロがメモと記憶を照らし合わせる。


「爺ちゃんとカズマの件は、やっぱりオレがカタをつけないと……それにオレを襲った男の事も気がすまないしな」


 ムロが決意を固めた。

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