本当に読みたいですか?
2作目のエッセイ。
本題に入る前にまずは謝罪させて頂きます。
つい先日に[地球の物差しで作品を読まれても大変に困る]と私は別エッセイ内で書きました。
ですが、私の該当作品内で地球産の物・モノが多く登場しています。
そう思うとあまり適切ではなかったかなと感じました。
申し訳ありませんでした。
ところで、私はナーロッパ。所謂なろう産ファンタジー作品が好きです。
特に一昔前の剣と魔法の世界観を描いた物語。私つえええ。チートスキルとかの作品が好みです。
たまに無性に読みたくなって、小説を読もう! でその手の作品が流行った月日を入力したり、検索除外項目を使い、昨今の流行を書き省いて検索して現れた物語を拝読する。そのくらい好きです。
検索と言えば、「〇〇は保険です」とか「〇〇はありません」とか「〇〇は人によって感じるくらいです」とかタグに入力していらっしゃる方がいますよね。
これやめて欲しいです。私は〇〇こそが読みたいのにって思うのです。
検索に引っかかって出てくるのですよ。邪魔なのです。
〇〇はありませんとかは活動報告か作品の前書きに書いて欲しいです。
運営さん 及び 一部の読者様からの指摘対策なのでしょうけど(予測)。
話が逸れましたが、好きなナーロッパ作品。
一時期、サンドイッチ&ジャガイモ論争が巻き起こりましたよね。
サンドイッチについてはサンドイッチ伯爵の話は定説ではなく俗説です。
が、俗説の方で論争が起きていた記憶があるので俗説で書きますね。
私はあの論争が巻き起こった時に異世界にもサンドイッチ伯爵が存在したのかもしれないじゃん。とか、たまたまサンドイッチって誰かが名付けたのかもしれないじゃん。とか、そんなことを考えていました。
ジャガイモについても似たようなものですね。
異世界転移者・転生者がいるなら名付けは慣れ親しんだものにするでしょう。
いなかったら、サンドイッチと同じ現象だったんだよ。きっと。
食べ物だと分かったのは、毒見役がいたのでは?
要するに私は脳内で勝手に話を補完していたのです。
なので論争も内側には入らずに外側から野次馬状態で眺めていました。
そして、魔法名やら登場人物名についての論争の時もそうでした。
結局何が言いたいのかといいますとですね。
皆様、本当に異世界な異世界物語を読みたいですか?
↑これです。
例えばですよ。異世界な異世界物語を書くとしましょう。
目玉焼きを例にしてみますね。
『黄身の部分は地球でよく見る黄色や橙色とは違う。青色。
白身部分は紫色。見た目だけでなんだか食欲が失せた』
↑作家はここ迄書かないといけないのです。
これについては異世界転移・転生者ならまだ書きようはありますよ。
上記のように書けばいいわけですから。
ですけど、現地の者を主人公にしたい場合はどうしますか?
私なら書けません。最初の段階で詰みです。
ということで、異世界転移・転生者の物語を書くと思います。
でも、目玉焼き1つでこれ。正直うんざりとします。
読者の皆様 及び 論争をされている方はどうですか?
書かれた物語を読みたくなりますか?
作家側もそうですけど、読み手側も精神的に疲れませんか?
数行読んで読むのをやめそうな気がするのですけど。
論争が浸透したら疲れる作品だらけになり、ますます活字離れが激しくなる。
これって本末転倒の結果ではないですかね?
あの、深く考えるのやめませんか。リアリティの追求程々にしませんか。
ファンタジーはファンタジー。世界丸ごと架空の物語。
ぶっちゃけその程度の感覚が丁度いいと思うのですよ。
私の物語はそのくらいの軽い気持ちで読んで貰えたらと思っています。
読者様の隙間時間に少しでも寄り添えたら私はそれで良いのです。
ゆる~く、ダラダラと読んで貰えたら嬉しいです。
あぁ~~~、これ書いていたら過去の王道物語が読みたくなってきた。
仕事終わったら読もう。
……流行は巡る。戻ってこないかなぁ。あの頃の物語。
ファンタジーはファンタジー。世界丸ごと架空の物語。
ぶっちゃけその程度の感覚が丁度いいと思うのですよ。
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但し、作家様の趣味・思考・思想・世界観は大事にしてあげてくださいね。




