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1分で読める短編シリーズ

お昼ご飯の時間

作者: 優木貴宏

私の学校には安さをうりにしている学食がある。


お金の少ない学生にとって安いというのはありがたいものだ。


私のお昼ご飯はそこで食べる定食で味は普通だが値段を考えたらボリュームがあり全部食べるとお腹いっぱいで苦しくなるほどだ。


学食に来る友達がいなくお昼はいつも一人で食べていた私はいつも通り空いている席を見つけ席につく。


食べようとしていると


「ここ、いいですか?」


と私の対面を指差しながら一人の男性が声をかけてきた。


今日は確かに混んでおり空いている席があまりないので私は彼の問いに了承した。


ありがとうと笑顔を向けながら対面に座るその人はせっかくなのでと言いながら私に話しかけてきた。


話すのが好きな私は彼といろんな話をしたが意外と気が合うようだというのがわかった。


ご飯を食べ終わったその人は


「よかったら、また一緒に食べてくれますか?」


と問いかけてきたので、私は笑顔で了承した。


それ以降、彼と一緒に食べるご飯はいつもより美味しく感じるようになった。

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