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告白された時はまずカウンターから考えたほうがいい

作者: 鵜内 杏

5:46

女子、17歳、ただいま人生初の告白されてます。

そして彷徨う沈黙… 、と言うのは置いといて。私はこれっぽっちも付き合いたいだなんて思ってない。一目惚れとか動機が不純している。こんな時、相手が傷つかないように断るにはどうしたらいいんだろうか…?

①ありがとう。でも、ごめんなさい。あなたにはもっとふさわしい人がいるはずですよ…。

う〜ん… 却下。ありきたりすぎるな。これが人生で最後の告白だとしたら、もっと考えたりしたほうがいい。しかも、「あなたにはもっとふさわしい人がいるはず」って、もっと美人の人と付き合えるのでは?の意味と、その顔のレベルで私と付き合いたいとか…の意味深な受け取り方をしてしまうかもしれない。まぁ、告白した方の彼の顔は上の下、小さい頃から甘やかされてきたんだろう。彼なら迷わず前者を取りそうだな。

では次

②ありがとう。でも私、あなたのことが好きな女の子を知っているんです。親友なので友達のことは裏切れません…。

虚像100%、国産、ありきたりと言うよりも罪悪感を感じる断り方だな。

うん、却下。

③わたし、彼氏いるんで。

うわー大胆だなぁ…。というか、相手はわたしのことを好いていて、彼氏がいるかいないかくらい調べてると思う。まぁ、いませんけどね。

あぁー、いい断り方が見つからない!始めは相手を傷つけないように考えてたはずが自分の選りすぐりになってしまっていた。うわ、相手もこっちが考えてるからフリーズしちゃったよ。

え?……罰ゲームだったんだって?

…あぁ…そう…


キレる

逃げる

→反撃する


「え?うん、大丈夫だよ。君にはもっと似合う子がいるはずだから。」


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― 新着の感想 ―
[一言] ランダム一覧から来ました。 タイトルからして、ファンタジーかな、と思いきや。 なんでしょう。 どちらも得が無い切ない話でした。 ちなみに罰ゲームで告白は、ぼくも経験があります。 ただし、ぼく…
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